韓国ドラマ/王の顔
ソ・イングク&チョ・ユニ共演、宿命に立ち向かう光海君の半生を描いた感動作
朝鮮王朝14代王・宣祖の時代、
観相師から王になってはならない顔だと予言された過去を持つ宣祖は王の相を持って生まれた息子・光海君を嫉妬心から冷遇し相を変えようとしていました。
聡明な光海君はその仕打ちに気付いていたが道徳心から気付かないふりをしています。
ある日、王宮の書庫に侵入した盗賊を捕らえると、ごく限られた人間しか知らないはずの龍顔秘書を口にする。それは王家に伝わる観相書で今の王が王の顔ではないと証明するものだった・・・
ネタバレ私感/王の顔
16話・戦の爪痕
戦乱が終結して一年後、民から非難され続けている宣祖は精神を病んでいました。
世子冊封の秦請使(国事への許可を得るための使臣)が明から戻るが今回も長子でない理由で承認されませんでした。観象監の長となっていたドチは明の判断に満足しインビンに報告すると定遠君から賤明を上官にするのは異例の事だから母への恩を忘れてはならないと忠告されます。
光海君が明から世子冊立の承認が受けられずにいるなか長子である臨海君は宣祖のご機嫌取りに専念します。
宣祖は酒と食事を振る舞うため、喜ばせるために民を王宮に招待するが集まったのは民を守り戦い抜いた光海君を称える民だけでした。
王がいるのに世子にひれ伏す民を見て嫉妬心から激怒する宣祖はドチと一緒に街に繰り出すと義兵長らが民から称賛を受けていました。
ドチがまるで光海君が国王のような扱いだと唆すと、宣祖は戦で勝利したのは自分が明に援軍を要請したからだと思います。功臣の名簿から光海君の名前を外すと不満を抱いて抗議した義兵長らに謀反を罪を着せ投獄します。
女真族と取引をしていたカヒは光海君が窮地だと知り都に向かいます。光海君はドチは刃を隠す残忍の目をしているから気を付けるべきだとソン内官から忠告されます。
17話・宮中入り
ドチは義兵長の1人を脅して光海君に謀反の罪を着せようとします。光海君の名前を口にしたので王に据えようとしたのだなと勝ち誇って確認するが「そのように言えと提調に脅された」と言われ耳を疑います。
光海君は世子を陥れるのは国の根幹を揺るがす大罪、義兵長も無実であるため釈放するべきと訴えるとドチは投獄されます。
インビンは自分の名前を白状されたら終わりだと思い兄ゴンニャンに始末するよう頼んだがドチは毒が混入されていると見抜き食事に手を付けません。
カヒは王妃から説得され光海君を守るためにも宣祖に仕える決心をするが側室になるつもりはなく夜伽もしないと告げます。
民の信頼を得られるよう協力し心の傷を癒すためにそばで仕えるのだと念を押します。
ドチの取り調べを行う領議政イ・サネは王様の意向なんだと訴えられ困惑します。世子と義兵長に疑わしい点はなかったと告げ提調はどうすればいいか宣祖に委ねます。
光海君は王様の意向に従って動いたから提調を罰せられないと領議政に言われ宣祖がいるもとに押し掛けるがカヒが側にいたので驚きます。
噂を聞いて押し掛けてきたインビンに掟を叩きこんだのに戻ってきたのかと言われ、「仕打ちと共によく覚えている。教え通りお返しする日が来るでしょう」とカヒは言い放ちます。
また、そこに現れた王妃はカヒがつけ上がっているとインビンに訴えられるが「それはお前だ、側室としての品位を保て」と叱責します。
18話・宣祖暗殺計画
光海君は明と女真の地を往来していたホ・ギュンを迎えに行きます。
ヌルハチの登場によって女真族は北方で強大化しており、密旨の内容を手にする光海君は読めなかったので困惑していると「隣国の王を殺し光る海を立てよ」と言われ驚きます。
カヒの知り合いであるためにホ・ギュンを信用すると密旨を盗んだのは三日前だと聞かされ警備を固めるが既に間者は侵入していました。
宣祖の寵愛を受けるカヒをどうにかならないかとインビンに相談を受けたドチは王妃の座が空いていると告げます。
宣祖が女真の間者に襲われていたので助けると何者仕業か突き止めるよう命じられます。
臨海君は明の武将に侮辱されて我慢ならず殴りつけると宣祖に明に撤収されたらどうするんだと叱責されます。また一緒にいた定遠君が証言してくれるかと思いきや泥酔して聞き間違えただけで侮辱などされていないと言われ裏切られます。
19話・疑惑を呼ぶ白馬
間者を捕らえた光海君は明の使臣をもてなす宴に駆け付け宣祖から杯を取り上げるが明の武将が死んでしまいます。
毒酒でもてなすとは何事だと明から責められる宣祖に光海君は女真のヌルハチが送り込んだ間者の仕業だと告げます。
女真に罪をなすりつけるなと明の使臣が激怒しているので光海君は証拠がないために将来を見越して和睦を図ろうとします。
下手人を捕らえていたドチは世子が女真を引き入れ王様の殺害を謀ったのだと宣祖に吹き込みます。
大量の銀塊と共に暴力を振るった臨海君を明に送るよう要求された宣祖は困惑するが国を救うために明に行けと臨海君に告げます。
光海君は女真の者と接触しようとしていたがカヒからの文で宣祖がその事を知っていると知り予定を変えられないので邪魔されないように策を講じます。替え玉を用意してドチを騙し無事に女真と接触すると明を撤収させて証明するから和解したいのだと告げます。
そして明の使臣が着服していたことを突き止めて脅し不問に付してもらいます。これにより臨海君は人質として明に行かなくてもよくなります。
光海君は白馬が贈られてくると処分した方がいいと世子嬪に勧められるが女真から世子に白馬が贈られたようだとドチは宣祖に告げます。今度こそ世子と女真が内通している証拠を掴んで見せると訴えます。
光海君とカヒはドチによって互いに偽の書状で呼び出されると宣祖は二人の様子をうかがいます。