韓国ドラマ「蒼のピアニスト」
若き天才ピアニストの波乱万丈の人生を豪華キャストで描いた韓国ドラマ
貧しい生活を送っていたジホは孤児となり国内最大の楽器メーカーのマンセ会長に引き取られる。マンセには元ピアニストの妻との間に将来を嘱望された息子イナがいたが別の女性との間に出来た絶対音感を持つジホを連れてきて息子として育てると宣言。ジホの才能に自尊心を傷つけられたイナは嫉妬し更に偶然にも同じ女性に恋してしまう。火事でマンセが亡くなった14年後、ジホは天才作曲家ピアニストとして活躍していたが帰国したイナは会社を継いだ母と次期会長の座を得るためジホを陥れようと企てる
全30話で紹介します。
ネタバレ感想/蒼のピアニスト
19話・復讐の始まり
「韓国を離れて私とイナの前に姿を現すな、じゃないとダミが傷付くことになる」
脅されて条件を飲むジホは釈放されると出発ロビーでヨンランと別れた後に出国せずに空港を後にするが何者かに拉致されます。
廃倉庫で暴行を受け気を失い意識が戻ると目の前に現れた男(ジョンウク)にヨンランの指図か、ウジンを殺した奴を連れて来いと言い放ちます。
疑いがはれたジホは酸素マスクを外したのがオ秘書の命でジウンを意識不明の重体にさせたのはイナだとジョンウクから聞かされます。イナを守るためにヨンランが自分に罪を着せたのだと分かり復讐を誓います。
ヨンランはこれですべてが終わったと思ったがイナが大量の睡眠薬を飲んだと知らせを受け急いで病院に向かいます。
「ジホが捕まりウジンが亡くなった件にイナが関係しているだろう?イナがこうなったのはすべて母親のせいだ」とゲファに言われます。目を覚ますイナからジホに平気で罪を着せる人だから14年前に火をつけたのは母さんではないのかと言われショックを受けます。
~1年後、
プソングループの社長に就任したイナとハ教授の娘ソユルの政略結婚が決まります。マンセの命日、イナは帰宅すると父親に挨拶しないのかとヨンランに聞かれ「母さんが供えた料理を父さんが喜ぶわけないだろう」と言われます。
ジョンウクは倒産危機のセリン楽器を引き継ぐことにしプソン楽器と闘ってみないかとダミを誘うがナムジュは真実を暴きたいが息子ウジンが亡くなった事もあり反対します。
イナとソユルの盛大な婚約式でヨンランは挨拶するがピアノをジホが弾いていたので激しく動揺しワイングラスを落とします。
仕事で恨みを持つ暴漢が現れジホはヨンランを庇って倒れ病院に運ばれると身を挺して母を救ったとニュースになり注目が集まります。
20話・悪行が招いた結果
世間を味方につけたジホは雑誌のインタビューで孝行息子を演じヨンランの気持ちを逆なでします。
ヨンランから体が無傷だったと聞かされるチェ弁護士は病院ごと買収しないと不可能だと驚きます。暴漢者に話を聞きに行くが顔も見たくないと訴えられ、しかも弁護士が元最高裁判事だったためにどうやって雇ったのかと困惑します。
イナは年俸を上げたばっかりなのにグローリー楽器に研究員5人もスカウトされ辞めてしまったと報告を受けます。宣伝のために費用をかけていいモデルを使うべきと話し合い新鋭ピアニスト・ジェイとの交渉をはじめます。
ヨンランはゲファがジホの病院に付き添うと知り刑事と記者を密かに呼んで診療室に押し掛けます。しかし傷があり炎症して悪化していたので騙したなと喚くが母親を助けた息子さんが怪我をしているのに何を言っているんだと刑事に責められます。
ダミはジョンウクから勧められたプソンのライバル会社のグローリー楽器社長との面会に行くが社長がジホだったので驚きます。
ダミは何でジョンウクがジホに投資したのかと困惑するとそこにジョンウクが現れ兄ジウンを殺したのはイナ、そしてジホはヨンランに罪を着せられたのだと知らされます。
イナは作曲コンクールで大賞を受賞しジョンウクは祝いの席に招かれます。ゲファは「ジホが去ったから音楽界を掌握できた、でも実力あればこそね」と言い乾杯します。
イナはヨンランの結婚を認めていないので招いていないのに厚かましいとジョンウクを罵ると子供かとゲファに叱責されます。気分悪くなり席を立つが自分の曲を弾いている者がいたので楽譜を取り上げると新鋭ピアニスト・ジェイでした。
イナの出品した曲はジェイの曲を盗作したものだとニュースに流れ音楽界が揺れます。曲の主旋律と全く同じなどあり得ないとイナは動揺するとジェイは著作権登録済みだとチェ弁護士に聞かされ自分がジホを陥れた時と同じやり方だと思い出します。
イナに責められるジホは「二度とステージで演奏できない辛さをじっくり味わうがいい」と言われた言葉をそっくりそのまま返します。ヨンランは偽りだと莫大な額を寄付をしている協会に訴えるが「いま思えばジホの盗作疑惑もなにかおかしい、再調査せねば」と言われ困惑します。
ジホは音楽界の誇りを保ちたいなら過ちを認め許しを請えと訴えると解決策が思いつかないイナは仕方なく会見で一年前の兄の盗作疑惑は事実無根だと白状します。今回の件は濡れ衣だと訴えるが去年は兄の曲を告発し今年は自分も盗作とはそれでも音楽家かとジェイに言われ胸倉を掴みます。
記者が大勢いるのでヨンランは慌てて止めに入ります。
21話・衝撃的な告白
ヨンランとイナはピアノ納品を巡るコンペにグローリー楽器社長としてジホが現われたので驚愕します。
プソン楽器に挑むジホはプレゼンでプソンの名画ピアノは素晴らしいが高価すぎるのが難点だと指摘しグローリーは最高の音を保証する低価格ピアノを開発中だと告げます。
家族を裏切れば悪役になるからすぐに会社を辞めろとヨンランに訴えられたジホは「実子でないからと株を奪われ会社を追い出された自分が悪役になるわけない」と言い放ちます。
悠然とする態度に不安を抱えるイナは背後に誰かいるはずと思いグローリーにスカウトされた社員にスパイになるよう命じます。
ダミはグローリー楽器に入社することを決めると「兄を殺した人を知っている、ジホだ、無実なら黙って消えたりはしない」とイナに告げます。そして事件があった工事現場の監督から連絡があり廃棄物の中からM&Bのブランドのボタンが出てきたらしいと罠を仕掛けます。
動揺するイナは家に帰りM&Bのスーツをすべて燃やすよう家政婦に命じ証拠はすべて処分したんじゃないのかとヨンランを責め立てます。
イナがスーツをすべて処分していたとジホに聞かされたダミはイナが協力するとボタンを預けてくれとやってきたので警察に任せると告げます。今思えば兄は争った痕跡があったのにジホには傷1つなかった、そういえばあなたは傷だらけだったみたいねと追及するとイナは冷や汗をかきながらクラブで喧嘩したんだと言います。
ジホは除名を撤回されイナは盗作疑惑で3年間の活動停止を命じられます。イナはグローリーへのスパイを命じるミンに特別に製作日誌を見せ徹底的に分析しろと命じます。
ミンは二重スパイでありジホはカメラを仕込ませた眼鏡をかけさせていたのであっさりと製作日誌を入手します。
ダミはそろそろひったくりに遭う頃だと予想し「永遠の秘密はない」と書いたメモを入れとくと、からかう気かとヨンランはイラつきます。
ジョンウクはゲファに会いに行くとダミと一緒にいたところを目撃されていたと知るが見間違いだと誤魔化します。そしてアメリカでヨンランと結婚する予定だった日に彼女は現れず家を放火され危ういところで救出されたのだと話し偶然にしては妙だと告げます。
じわじわとヨンランを追い詰めていくジョンウクだったが米国から戻ってすぐに自分の子を産んだと衝撃な告白を受けます。