作品情報/キャスト
チョン・イルとクォン・ユリ共演の韓国ロマンス時代劇
朝鮮王朝・光海君の時代。男手一つで子育てをするバウはポッサム(寡婦を連れ去り非合法的に再婚させる)で生計を立てていました。ある日、女性を取り違えてしまい光海君の娘・ファイン翁主スギョンを誘拐してしまい慌て帰そうとするがスギョンの亡き夫の父の計略によって彼女は亡き者とされていました。追われる身となった2人は激しい権力争いに巻き込まれながらも次第に惹かれ合う仲となり、バウは愛する王女を守るために両班の地位に返り咲き国の運命を変えていく
全20話で紹介
ネタバレ感想/ポッサム
第17話・本来の姿で立ち向かえ
翁主が生きていると知ったイチョムがバウの屋敷にやってきたのでスギョンは堂々と出ていき「左議政ご無沙汰しています」と告げます。
「嫁のファイン翁主は亡くなり葬儀もなさったのですから左議政と呼ぶ以外に何て呼べばいいのですか?」
スギョンは殺されそうになるがバウは駆け付けると民が集まってきた事でイチョムは引き揚げていきます。
光海君に呼ばれたイチョムは具合が悪いから行かれないと伝るようテチュルに命じ何としても翁主を始末するよう命じます。
夜中に襲撃を受けたバウはスギョンを守り戦っていると敵の中に守ってくれる人がいることに気付きデヨプだと察知します。すると兵を率いる光海君がやってきたことで刺客は逃げるように去って行きます。
何で助けを求めなかったのかと王様から言われるスギョンは娘を想うなら今まで何で悪行を繰り返す左議政を野放しにしておくのかと聞くと、大北派とイチョムは倭蘭を口実に私兵を擁しているので連中と戦っても勝ち目はないからだと言われます。
スギョンを心配する光海君はイチョムに表立って逆らうことはできないので「反目し合っていてもしょうがない、今までの功績により水に流すから二度と愚かな真似はするな」と告げます。
もはや王と志は共に出来ないと判断したイチョムは光海君は兄・臨海君、弟・永昌大君、甥の綾昌君を死なせキム尚宮と共謀し王を毒殺して即位したと貼り紙をして広めます。
光海君は父親が無実だと思うならその証拠を持ってこいとデヨプに激怒します。キム尚宮はどうゆうつもりだとイチョムに詰め寄ると先王を毒殺したときの料理人が生きていると知り、このままではイチョムに従わなければならないから何としても料理人を捜し出せとバウに告げます。
デヨプはイチョムが謀反を企て連判状を作っているのを目にし阻止するために盗みに行くが見付かってしまいます。
しかし、イチョムはいきなり跪き「王子様はこの国の唯一の嫡流の王子です。私の子ではなく先王の長子である臨海君のご子息です」と言われ困惑します。
第18話・望まぬ事実
自分はイチョムの息子ではなく臨海君の息子だと知らされたデヨプは一番心配してくれる叔母だと思っていた海印堂イ氏は実母だったのかと驚きます。
「ずっと騙せると思っていたのか、母親だと名乗りたくはなかったのか」と怒ります。
イチョムが急に態度を変えるのでこれまで通りしてくれと告げるが「これから王になる方なのでそうはいきません」と言われます。
先王は永昌大君を世継ぎにしたかったはずだと告げるとそれは西人派の主張で明が臨海君を次期王に望んでいたので光海君は謀反の罪を着せ兄を死なせたのだと言います。
自分の出生を信じられないデヨプはどっちにしろ謀反は反対だと苛立つが王になればスギョンも手に入ると言われイチョムに利用されているのを知りつつ王位を目指すことを決意します。
海印堂イ氏はイチョムを信用するなとデヨプに訴えた後イチョムのもとに押し掛け「これ以上デヨプを巻き込むなら流刑となった臨海君に刺客を送ったのは誰が告げる」と言い放ちます。
「スギョンを連れて遠くへ逃げろと、イチョムと王様に利用されるだけだ」
デヨプに言われたバウは様子がおかしいので何かあったのだろうと心配します。死んだことになっている先王の料理人イクスを見付けられないバウとジャジョムは光海君から黒幕がまだ分からないのかと叱咤されます。
イチョムは料理人イクスを連れていき既に亡くなっている者なので未練は捨てるよう告げると翁主を好きにしていいからイクスを始末しろと光海君に言われます。
王様の意に背いて内禁衛将ジュンヨンから先に知らされていたバウはイチョム達が押し寄せる前に家族を連れて脱出します。
第19話・真の敵はすぐそばに
バウとチョ尚宮は仁穆大妃のいる西宮に侵入するがスギョンが屋根を越えようとすると見付かってしまいスギョンとチュンベが捕まってしまいます。
向かう側で剣を交える音がしたために静まってから大丈夫かと声をかけると駆け付けたデヨプによって助けられたスギョンから無事だと返答があります。
バウは仁穆大妃に謁見し身分を回復したがイチョムの策略で撤回されたことを伝えます。
妻が塀の向こうで捕らわれたかもしれないと告げると秘密の通路を教えられスギョンを捜しに行きます。
スギョンは自分たちを助けるために負傷してしまったデヨプを実母がいる海印堂の元に送り届けます。
慌てる母親に看病されるデヨプだがテチュルが現われたので剣を突き付けます。翁主には王様が付いているから大丈夫だと母親に言われるが謀反人のイチョムが王様を恐れるはずないと言い放ちます。
イチョムに言いつけるはずだと剣を握りしめるが「あなたを抱いた私を助けてくれて代わりに刃を受けた人だ」と言われ剣を下ろすと治療がさきだと薬を取りにテチュルは出て行きます。
バウはチュンベと合流しデヨプに会いに行くが屋敷から出てきたデヨプから「翁主は?」と聞かれ行き違いになったのだと気付きます。
西宮へと向かっていたスギョンは捕らわれていました。それを知ったイチョムは光海君より先に確保せねばと動きます。
その頃、バウは光海君に謁見し翁主を助けて欲しいと願い出るとその場に翁主がジュンヨンに連れて来られたので目を合わせ互いに驚きます。
スギョンは西人派を説得し親衛反正(既存の権力者が権力強化のために起こすクーデター)を起こしてはと勧め、西人派の宿願である西宮の幽閉を解き大北派の権力を分け与えれば従うはずだと訴えます。
キム・ゲシは西人派が綾陽君の屋敷で集まっているらしいなとキム・ジャジョムに訴えると左議政と大北派の横暴を放っておけないと言われます。
別の意図はないかと訴え、送り込まれたバウはこっちも謀反かと気付き出て行くと綾陽君が追いかけてきてイチョムだけでなく王もそなたと大妃様の敵だろうと言われます。
バウはデヨプに助けて欲しいと訴えます。デヨプは母親に王になる気はないと告げるとイチョムが代わりの者を据えるのに時間を稼げると言われます。そして実父である臨海君の遺書を見せられ父親を毒殺して刺客まで送ったのがイチョムであり、その証拠を届けてくれたのがテチョルだと教えられます。
しかし、この遺書を持っていると母親が命が危険だと思いテチョルに勧められデヨプは遺書を燃やします。
謀反を企てないから翁主を渡せとイチョムに言われたキム・ゲシは話に乗り騙して引き渡します。キム・ゲシの独断で翁主がイチョムに引き渡されたと知ったバウは翁主の母・昭儀ユン氏の耳に入れます。
娘を売るとはどうゆうつもりだと光海君に激怒する昭儀は横やりをいれてきたキム・ゲシをひっぱたきます。
第20話・それぞれの運命の行方
バウは光海君と大北派を排除するため協力して欲しいと仁穆大妃に告げ、反正の許可書を持って光海君と昭儀様、スギョンの命を守ることを条件にジャジョムに渡します。
母親に朝鮮を離れるよう説得したデヨプはイチョムに拘束されているスギョンを救うためにイチョムのご意向に従うと告げスギョンと共に亡き実父の墓参りをしたいと願います。
イチョムはデヨプの企てに気付きバウが現れるだろうと見越して承諾し必ず捕えよとウォンヨプに命じます。
バウは襲撃をかけテチュルやジュンヨンの協力もありスギョンを救い出します。
デヨプは母親を守ってくれとテチュルに頼み、助けて貰ってばかりで何も出来ず申し訳ないとスギョンはデヨプに謝罪します。
デヨプはイチョムに剣を突き付け「昨今の朝鮮の窮状と混乱を引き起こした、そして、あなたは父の仇相手だ」と言い放ちます。
そして剣を振り上げるが斬る事はできず「あなたも謀反など忘れて身を潜めて生きろ」と言い背を向けるが剣で突き刺され「一度でも息子だと思ったことはないようですね」と口にし倒れます。
胸騒ぎをしていたバウとスギョンは引き返すとデヨプの姿を目にし駆け付けます。二人は涙を流し誰にやられたんだと訴えるがデヨプは母上に申し訳ないと伝えてくれと言い残し永遠の眠りに付きます。
ジャジョムから謀反決行日にキム・ゲシに宴を開かせるから光海君を捕えよとバウは言われます。
キム・ゲシは己の身を守るために自分を欺きジュンヨンですら自分を欺いてバウに協力したと嘆く光海君はイチョムが据えたい王は誰だか分からんが王を操り全てを牛耳るはずなので阻止せよとバウに命じます。
綾陽君は謀反を起こしジャジムはキム・ゲシを捕えジュンヨンは光海君を翁主様のもとに逃がし斬られます。
クーデターは成功し光海君は王を廃位され綾陽君が宣祖として王位に付き仁穆大妃は国を宣祖に託します。
翁主と昭儀を差し出せとジャジョムに迫られるバウだが何のことだと誤魔化し一緒に暮らし始めます。
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