作品情報/キャスト
リー・チンとチン・ハオ共演、配信開始わずか4日で視聴回数2億超えした中国ラブ史劇
南朝の宋で朱雀盟の刺客として育ち親の仇として彭城王を暗殺する使命を負った驪歌だが暗殺に失敗し奸臣の陸遠に仲間の阿奴を殺される。
驪歌の手には彼女から託された腕輪だけが遺され、兄弟子と二人だけで命からがら逃亡し孤児院に身を隠すと沈夫人が訪ねてくる。
阿奴の腕輪は18年前にさらわれた沈家の娘・嘉寧の物であり長女として歓迎された驪歌は嘉寧のフリをするが彭城王と阿奴の仇を胸に秘める。情報を仕入れるために夜の渡し場へ向かうと陸遠を成敗しようと暗躍する正体不明の英雄と知り合うが・・・
ネタバレあらすじ/驪妃(りひ)
第18話・刀傷
驪歌は謝王妃に拝謁すると「過ちを犯した侍女・紅丹を守ったそうだな」と気に入られるが王府では掟を厳守しなければ自分を守れないと言われます。
ご教示に感謝すると婚儀の祝いとして綺麗な冠を贈られます。
謝王妃にも気に入られた驪歌を見て憎しみを募らせる沈慢性は何としてでも彭城王(劉義康)との結婚を阻止しようと体に刀傷がある噂を広めるために賄賂をばらまきます。
沈植が訪ねてきてくれたので喜ぶ驪歌だったが沈楽清が行方知れずと聞かされ嫌な予感を抱きます。
沈楽清は孫太妃の耳に入れるため近くにいるのを確認してから噂を流すと平手打ちと20回杖刑の目に遭うが目的は果たします。驪歌は謝王妃と仲良く会話して楽しんでいると太妃に呼ばれます。謝王妃はミカンを持参しており目配せを受けた驪歌はミカンを差し出すと放り投げられ「人もミカンも綺麗でなくちゃ」と言われます。
謝王妃は庇う発言をしてくれるが驪歌は結構だと告げ衣をはだけ太妃に大きな刀傷を見せてやります。
驪歌を気に入る謝王妃は「婚儀まで会わないのが礼法ですが人が決めたことであり殿下は古き制度を打破したいのでは?お会いになるべきです」と彭城王に告げます。
驪歌は彭城王が訪ねてくると報告を受け暗殺する好機だと簪を手に待ち構えるが劉義宣から急報を受け彼は去って行きました。
第19話・交錯する殺意
驪歌は迷惑をかけたくないので屋敷を出たいと謝韞之(王妃)に伝えると彭城王(劉義康)は刀傷なんて気にしないと言われます。
謝韞之は孫医官に傷跡を消す薬・玉膚膏を処方させることにするが驪歌の命を狙って潜入していた沈楽清は薬室に行き見血枯の量を足して細工します。
驪歌は高熱を出して苦しむと侍女の小辛は孫医官に助けを求めに行きます。また侍女の紅丹は王妃に助けを求めるために向かうが夜遅い時間だったために玉煙に叱られ棒叩きの刑をくらうことになってしまいます。
その頃、驪歌は覆面をして彭城王の命を狙って行動に移していました。近くまで接近し短刀を握りしめるが「いつになったら戻ってくるのか」とつぶやいたため替え玉でここにいないのだと分かります。
実は潜入している沈楽清を目撃しており刀傷の噂が広がった理由を把握していた驪歌は軟膏が届いた際に察知し塗っていませんでした。
小辛は強引にお願いするために水を被ってまで薬を手にしていました。驪歌はずぶ濡れになった姿の小辛、そして傷だらけで戻ってきた紅丹を見て申し訳ないと思います。
適当な理由を付けて体罰をした玉煙があまりに無礼な態度を取るので頬を叩きます。沈楽清は顔を腫らした玉煙が戻ってきたので軟膏を塗ってあげると驪歌のことを毒付いていたので見血枯の量を増やしますと告げます。
父・王勉に沈植との結婚を反対された王子衿はいくら待っても文が届かないので男装して沈植のもとに押しかけます。
諦めたのかと思っていたが「必ず娶ると決めたから忘れるわけない。お前だけだ」と言われ抱き締めます。
驪歌はわざと薬を継続して塗っているように思わせ体調悪いフリをして沈楽清をどう罰しようか考見張っていると玉膚膏に細工する霊犀を目にして取り押さえ謝韞之に告げます。
第20話・生き残るため
謝韞之に調査を命じられた玉煙は沈楽清が見ている前で「命知らずね、廷尉(司法長官)に引き渡せばどうなるか」と霊犀をひっぱたきます。
驪歌は生け花を習っていると酷い生け花だと侍女・小辛に言われます。お見舞いにやってきた劉義宣も武器の扱いは得意だが花となるちょお手上げだなと笑います。
謝雲児から聞かされお見舞いにやってきた太妃は政務があるからと出て行った劉義宣が驪歌のところにいたのでふて腐れ引き返します。驪歌は「今は大人しくしているが陸遠は謝家と手を組むはずだ」と知らされ警戒します。
劉義宣は劉義康に謁見し儒学館で謀反の文章で学生の中傷をおこなった者を捕らえたと報告します。各地に儒学館を開設し庶族に仕官の道を開いた途端に邪魔立てするとはと何事だと口にする劉義康は陸遠と謝顕に調査を命じ儒学館を守れと告げます。
劉義康と劉義宣は目が合うと互いに笑みを浮かべます。
謝顕からは一計が思慮に欠けていると非難され、更に沈楽清が勝手な行動をして窮地に陥っていると知り口封じを薛逑に命じます。
驪歌の命を勝手に狙ったことで薛逑に殴られた沈楽清は驪歌が獄中の霊犀に会いに行ったと知り令牌を手に入れ面会に行きます。もし口を割ったら大事な弟たちが殺されることを遠回しに仄めかし毒入りの饅頭を渡します。
劉義宣は奏書をすり替えかえます。自分が起草した物ではないと告げられた劉義康は改竄でもされたのかと告げ確認し方清を文官に任ずるのは問題ないと告げます。
謝顕から「方清の父親は敵前逃亡の罪で斬首され、方清の師は謀反の罪で自害したので官吏に登用はできない」と進言されます。方清の師は自分の師でもあるので劉義康は「私もここに座る資格はないということか」と黙らせると、劉義康の策だと気付いた陸遠は「方清は博学で才能豊かなので侍郎に適任」と言います。
太妃と謝韞之に拝謁する驪歌は毒を盛った主犯各は椒華閣に身を隠していると告げます。椒華閣の侍女を全員呼び沈楽清は妹だが嫁ぐ途中に逃亡して王府に潜り込むと霊犀に命じて毒を盛ったのだと告げ霊犀を呼びます。
しかし証言者として呼んだ霊犀は玉煙が黒幕だと訴えました。
第21話・天灯に託して
謝韞之は側近の玉煙を死罪に処し、沈楽清は素性を偽った罰として苦役を、霊犀は杖刑30回のち追放としました。
驪歌は人を犠牲にし両親の恩情に背いた沈楽清をひっぱたきます。両親のために生かしてやったのに数々の悪行を悔いてないようだなと首根っこを掴みます。
「いずれ身を滅ぼすだけだから殺す価値もない」とあざ笑い去ります。
彭城王/劉義康に謁見する兄・沈植とばったり会い沈楽清が王府に潜り込み自分を殺そうとしたが人に罪を着せて逃れたと教えます。
密造の件を不問に付され桐城に嫁がせてもらったのにまるで改心していないと伝えると沈植も救いようがないつぶやきます。中書令の推挙で王妃の侍女になったので背後に陸遠がいるはずと疑います。
劉義宣は琴を奏でていると婉と再会し互いに喜びます。陸遠は沈楽清が1人で窮地を脱したことを評価し太妃がいる仁寿閣に送り込みます。
婚儀を控える彭城王(劉義康)は素性が分からない侠女(驪歌)の事が忘れられず彼女への想いを託した天灯を空に浮かべます。琴を奏でていた驪歌はそれに気付き追いかけるが2人はすれ違い会うことはできませんでした。
沈家の挨拶を済ました驪歌は腰に乗りこみ短剣を手に覚悟を決めます。