作品情報/キャスト
リー・チンとチン・ハオ共演、配信開始わずか4日で視聴回数2億超えした中国ラブ史劇
南朝の宋で朱雀盟の刺客として育ち親の仇として彭城王を暗殺する使命を負った驪歌だが暗殺に失敗し奸臣の陸遠に仲間の阿奴を殺される。驪歌の手には彼女から託された腕輪だけが遺され、兄弟子と二人だけで命からがら逃亡し孤児院に身を隠すと沈夫人が訪ねてくる。阿奴の腕輪は18年前にさらわれた沈家の娘・嘉寧の物であり長女として歓迎された驪歌は嘉寧のフリをするが彭城王と阿奴の仇を胸に秘める。情報を仕入れるために夜の渡し場へ向かうと陸遠を成敗しようと暗躍する正体不明の英雄と知り合うが・・・
ネタバレあらすじ/驪妃(りひ)
第42話・沈家の悲劇
凱旋する沈廷章と沈植を出迎えに行った沈楓だったが2人の亡骸を目にし膝から崩れ落ちます。
王子衿は沈植から贈られた簪が折れてしまったので不安を覚えながらも驪歌たちと一緒に正門の前で待ちわびます。
驪歌は迎えに行ってからかなり時間が経っているので心配すると二つの亡骸を乗せた荷台を引っ張ってやってくる沈楓を目にします。
恐る恐る歩み寄り布をめくって確認するとあまりのショックで王子衿は気を失い驪歌は泣き崩れます。
彭城王(劉義康)は沈植と王子衿が夫婦になれるよう正式に勅命を出すが「道中罠に嵌まり沈氏父子が命を落としました」と許詹から報告を受け急いで沈家に向かいます。
また婉を誘い馬を走らせようとしていた彭城王(劉義宣)は2人が暗殺されたと報告を受け急いで建康に向かいます。
驪歌は沈楓を連れて未央湖に向かい手掛かり捜そうとするが発見出来ず、必ず復讐してやると叫びます。悲しみに包まれる沈家に駆け付けた彭城王は泣き崩れる驪歌を慰め、竟陵央は言葉を失います。
陸遠の死後に行方不明となった薛逑を疑い驪歌は剣を手にすると「取るに足らぬ相手だが黒甲軍の残党を握っているから軽率な行動はとるな。必ず2人の無念は晴らす」と彭城王たちに言われます。
彭城王と竟陵王は薛逑の仕業だとしても沈廷章と沈植を殺める腕は持っていないため背後に誰かいるはずと疑います。
第43話・黒幕の影
驪歌と沈楓は葬儀を行ない王子衿は沈植の妻・沈子衿として立ちます。
彭城王は「沈廷章と沈植は宋のために戦い軍功は数知れない。陛下と宋の民に代わって心よりお礼申し上げる」と告げ弔います。
沈夫人に他人扱いされるので驪歌は剣を手に取り薛逑を探しに行こうとすると同じ事を考えていた沈楓と出くわします。
陸遠の墓に報告しに来ると読み待ち伏せしていると予想通りやってきたので剣を突き付けるが彼を襲う刺客が現われました。しばらく様子を見ていると薛逑が何かしゃべろうとしたので助けます。
陳少巽のもとに薛逑を運ぶよう沈楓にお願いし刺客を追うと逃げ込んだ先が謝顕の屋敷である事を確認し戻ります。
「謝顕が黒幕か?刺客はお前を殺そうとしたんだぞ。沈氏親子を殺せば仇が取れたと思っているのか?陸遠が生きている時からお前達は謝顕の駒にされていたんだぞ。結託していたはずなのに太妃と陸遠だけが罰を受けたのが何よりの証拠だ」
彭城王は陸遠を成敗する際に大いに貢献した竟陵王を呼び戻したことを重臣達に伝えます。
そして彭城、荊州、陳郡で新政を進め成功すれば全土で行なうと告げ新政要略を公表するよう方清に命じます。
現場検証を行なった李憲が佩玉を手にやってくると同時に薛逑を連れる驪歌と沈楓が拝謁を願ってやってきました。
第44話・手強い敵
驪歌と沈楓が拝謁を願って朝議に現れたので謝顕は慌てて女子は入れない掟だと訴えるが沈氏親子を殺した薛逑が捕らわれていたので許されてしまいます。
薛逑が自供したので謝顕は直ちに斬首にするべきと訴えます。驪歌は「なぜ焦るのだ?まだ自供は終えていない。陸遠亡きあと行方不明だった薛逑が父上の帰還をどうして知ったのか、なぜ未央湖で罠を仕掛ける事が出来たのか、黒幕がいるはずだ」と訴えます。
そして黒幕がは黒幕が謝顕である事を証言させようとしたが薛逑は彭城王に命じられたと言い出しました。しかも李憲が現場で発見した物が彭城王に仕える許詹の佩玉だったので驚きます。
沈楓が彭城王に失言を放ってしまうが竟陵王が肉親を失い情緒が不安定なだけなので休ませるべきと庇い驪歌は弟の失言を謝罪するが薛逑の言葉は何一つ信用できないと訴えます。
竟陵王は沈家と彭城王を唆し陸遠の敵討ちをするつもりだろうと言い放ちます。彭城王は「自分が沈氏親子を殺すのなら簡単な証拠は残さない、黒幕は自分の身を守るために薛逑が標的となるように仕向けたのだ」と謝顕の顔を見て言い放ち薛逑を廷尉におくります。
驪歌を男性だと思って想いを寄せる梅綺は九鳳山から建康にやってきて沈楓(驪歌が名乗っていたため)を捜します。
彭城王が陥れられたのは佩玉を盗まれたからだと己を責める許詹は罰を与えてくださいと願い出て跪きます。
黒幕は謝顕であると彭城王に伝える驪歌は「権力を持つ沈家を狙い私と引き離す手だろう。曹三宝を助けたのも自分を守るためだ」と言われます。薛逑も命懸けで証言したので白状はしないと予想し驪歌は自由に動くためにも沈家に戻ることにします。
沈家に到着すると梅綺が拘束されていたので慌ててほどいてやるが「何で女なんだ」と言われ「身分を明かせず男装して弟の名を語ったのだ」と説明します。沈楓に嫁ぐために建康までやってきた梅綺はふて腐れます。
第45話・因果応報
沈夫人がやたら熱心に写経をし、滅多に行かない寺にも行くようになったので驪歌は何かおかしいと思います。
すると未央湖が両親の想い出の場所だと王子衿から知らされ、急に立ち寄った場所で何で刺客に襲われたのかと不審に思っていたが沈楽清が関与しているんだと疑います。
獄中の薛逑を訪ねてわざと「彭城王と沈家とは絆で結ばれているから離間策など通用しない。絆も知らないお前には分からないだろ」と挑発すると「沈廷章も育てた娘に命を狙われるとは思いもしなかっただろう」と笑われます。
予想は的中し「やっと白状したな」と告げ出て行きます。
驪歌は沈夫人を寺に行かせないようにと王子衿に頼み寺に行くと母が書いた大量の写経を目にし手紙を偽造して父と兄を死に追いやったのだと知ります。
沈楽清の姿を捕え尾行すると謝顕に助けを求めていました。黒幕はやはりこいつかと思うが拳を握りしめて我慢し謝顕に見捨てられた沈楽清を追い捕えます。
沈家に連れていって位牌の前に跪かせると沈楓が激怒し王子衿は彼女をぶん殴ります。驪歌は剣を抜いて突き付け2人の前で自らを罰しなさいと告げます。
「華寧になにするの」と沈夫人がやってきたので我慢できなくなった驪歌は位牌をよく見ろと声を荒げ「母上の字を模して沈楽清が書いた文を読み父上は未央湖へ向かった、そして待ち伏せられて命を奪われたのですよ。父上と兄はもう戻りません」と訴えます。
しかしウソだと取り乱し剣を振り回され腕を斬られてしまいます。沈夫人を連れて行くよう訴え沈楽清を跪かせるが反省せず剣を手に向かってきたので斬り付けました。
驪歌は沈夫人の部屋の前で待ち謝罪するが「驪歌」と呼ばれ驚き、すべて思い出しだしたと言われ喜びます。