作品情報/キャスト
リー・チンとチン・ハオ共演、配信開始わずか4日で視聴回数2億超えした中国ラブ史劇
南朝の宋で朱雀盟の刺客として育ち親の仇として彭城王を暗殺する使命を負った驪歌だが暗殺に失敗し奸臣の陸遠に仲間の阿奴を殺される。
驪歌の手には彼女から託された腕輪だけが遺され、兄弟子と二人だけで命からがら逃亡し孤児院に身を隠すと沈夫人が訪ねてくる。
阿奴の腕輪は18年前にさらわれた沈家の娘・嘉寧の物であり長女として歓迎された驪歌は嘉寧のフリをするが彭城王と阿奴の仇を胸に秘める。情報を仕入れるために夜の渡し場へ向かうと陸遠を成敗しようと暗躍する正体不明の英雄と知り合うが・・・
ネタバレあらすじ/驪妃(りひ)
第5話・縁談相手
沈廷章は彭城王(劉義康)に謁見すると陛下に婚礼の勅命を奏請したと言われます。
名族と庶族は身分が違うので高祖皇帝の言葉は冗談ではないかと告げるが朝廷は沈家を重任し権力闘争の矢面に立つので後ろ盾になるためにも必要だと言われます。
沈廷章は娘を側室として彼に嫁がせる政略結婚を了承すると、正室である謝王妃の兄・謝顥は礼法に反すると孫太妃に訴えるが子がいないため側室を娶るぐらい反対することはないと言われてしまいます。
竟陵王(劉義宣)はどちらの娘を嫁がせるのかと気にするがやっと見付けた娘を沈夫人が嫁がせるわけないと思います。
「陸遠を一人で始末しようとしたり父親の前で妹を殴ったりするし、ふさわしくない」と口にすると腹心である李恕に嘉寧が気になるようですねと言われてしまいます。
嘉寧に成り済ましている驪歌は沈夫人の病を治しさっさと沈家を出ようと考えます。陳少巽の協力を得て処方を用意すると、武術が達者で妹の悪事を簡単に暴き何者なのかと疑われていたため警戒されるが父上、兄上と呼ぶとひとまず受け入れられます。
驪歌の処方のおかげで沈夫人は回復していくが沈楽清がまたもや邪魔をして処方を細工したのに気付き「今後母上に手を出したら殺す」と首根っこを掴んで忠告します。
彭城王と沈家の縁談話を聞いた沈楽清は18年かけてやっと捜し出した姉を手放すはずないと思い喜びます。嫡女が嫁ぐのが決まりと知り姉に代わって彭城王に嫁ぐと進言するが皇族に嫁げば苦労するからダメだと沈将軍に言われてしまいます。
「養女が姉に代わり嫁いだと言われないためにも姉上を遠ざけ私が嫁いでから嫡女が帰ったと公表すれば筋が通ります」
沈将軍の承諾を得ると叔父・郭復を呼び寄せ「2度と嘉寧の姿を見たくないから始末して」と頼みます。
驪歌は自分の存在はいずれ沈家に迷惑がかかると思い心で感謝を伝え出て行くが刺客に襲われます。逃げながら闘う途中、またも彭城王と鉢合わせる
第6話・使命
刺客に襲われたところ偶然出くわした彭城王(劉義康)に助けられた驪歌は彼が傷を負っていたので止血の薬を作ります。
「そなたと会うときはいつも危険な時だな」
驪歌も知らないうちに負傷しておりそれに気付いた劉義康から止血薬を渡されたので持っているなら早く言えと怒ります。
陸遠が同じ敵であり以前より打ち解けるが互いに正体は明かさず驪歌は去ります。
陳少巽に会いに行くと師匠・徐臨がいたので阿奴を殺したなと剣を突き付けます。
「確かに身代わりになるよう命じたが私も辛いのだ、犠牲なくして成功はない」
沈家の長女でいれば本来の目的も果たせるし阿奴も喜ぶだろうと言われ迷惑かけたくないと訴えます。しかし本来の目的である両親の仇だとゆうことを思いだし沈家を巻き込まないと約束するなら彭城王に嫁いで彼を暗殺すると約束します。
彭城王に嫁ぐため沈家に戻り「沈楽清が雇った刺客に襲われた」と家族に訴えます。刺客を雇うために彼女が書いた文、そして郭復を捕らえて証拠を出しても沈楽清は認めないので「濡れ衣だというなら廷尉に報告する」と言い放ちます。
驪歌を刺客と見抜いた陸遠は彼女の正体を暴いて沈家を破滅させようと画策し捕らえていた阿綾を連れていきます。
そして祝いに駆け付け「嫡女が戻ったのなら養女が嫁ぐのは相応しくない、陛下を欺くのは大罪だ」と訴えます。様子を伺っていた驪歌は阿綾がいるのに気付き陸家にいるわけないので刺客を捜しているのだと気付きます。
「嫡女だと認めてくださり感謝します。お望み通り私が嫁ぎましょう」と告げ阿綾からお祝いの品を受け取ります。竟陵王(劉義宣)は内心ショックを受けながら婚姻の詔を差し出します。
第7話・仲間を救出
彭城王(劉義康)に嫁ぐことになった驪歌は仲間の阿綾を救うために地下牢に潜入します。
しかし陸遠が阿綾を人質にして沈家のお嬢様を誘き寄せるために居場所を広めていたので待ち構えられていました。
正体がバレているならと顔を堂々とさらけ出し「阿綾を解放するなら護軍に協力し沈家を滅ぼしてもいい」と取引を持ちかけます。隙ができたところで煙をまき阿綾を救出して陳少巽に託し逃走するが相討ちとなって水に落ちてしまいます。
なんとか泳いで逃げ切るとまたもや偶然小舟にいた彭城王に介抱されます。
陸遠は時機を待つためすぐに沈家を攻める事はせず女が何者なのか探る方が先決だと言います。
嘉寧として生活していた驪歌だったが沈将軍からいきなり「驪歌」と呼ばれ、救ってくれた恩人から頂いた名なら福があるとして今日から長女の名前が驪歌となります。
孫太妃に縁談を決められた王家の令嬢・王子衿は沈家長男・沈植と両想いであるため「竟陵王(劉義宣)に嫁ぎたくない」と父に訴えます。
驪歌は劉義康に会いに行くと陸遠の兵器密造場所を探っていたので同行し陸遠の手下を装って村に潜入します。あっさりと偽者だと見破られ襲撃してきた者たちを蹴散らすが後からやってきた霍雲に「陸遠の手先か、職人はどこだ」と捕らわれてしまいます。
第8話・腕輪の行方
孫太妃に縁談を勧められた竟陵王(劉義宣)は想い人がいるから遠慮すると告げるがそれが彭城王(劉義康)の妻となる驪歌とは言えないでいました。
陸遠の手下だと勘違いされ霍雲に捕らわれていた驪歌と劉義康は拘束を解いて逃走します。驪歌は次に来るときのために木に印をつけながら逃走に成功すると彼が付け髭を付けていると気付き剥がします。
「何で変装しているんだ?なにものだ?」と訴えるが陸遠とは商売敵だから顔を見られるわけにはいかないのだと誤魔化されます。
沈家に戻った驪歌は劉義康の玉佩を見て笑みを浮かべるが腕輪がない事に気付きます。
村に戻ると陸遠の黒甲軍に霍雲一派が襲われていたので助けます。黒甲軍にいた霍雲が何で山賊になったのか聞くと国のために軍功を立てようと入隊したが陸家の私兵となり民を苛めているだけだったと言われます。
職人の救出に協力することを約束した頃、陸遠は腕輪を見て驪歌の仕業かと気付き沈家に手を回しとけと薛逑に命じます。
驪歌は沈夫人から庭に落ちていたと腕輪を渡され安堵するが陸遠と手を組んだ沈楽清が持ち帰ったものでした。
第9話・太妃の横やり
陸遠は朝廷が製法を封印している禁断の兵器・玄鉄剣を密造するため鋳造所を建てていました。驪歌は彭城王(劉義康)に会いに行き彼が彭城王とは知らずに「突き止められたら陸遠の謀反を疑いは確実だし下劣な彭城王も守りきれないでしょう」と伝えます。
驪歌は栖霞山のどこかにあるはずだと考えていると劉義康は水源を捜せば作業場に着くはずと気付きます。
竟陵王(劉義宣)は驪歌の協力するために独断で丹陽兵を動かします。驪歌は霍雲と行動し劉義康の援軍を待つ作戦で行くが陸遠と手を組む沈楽清が沈植が護衛を動員していると報告していました。
挟み撃ちする気だと知った陸遠は「竟陵王が栖霞山を包囲したら謀反の罪に問われます。彭城王を引き留めててくださればこちらで何とかします」と太妃に願います。
劉義康は謝王妃が毒にあたって倒れたと報告を受け宮中に足止めされてしまいます。驪歌は独断で丹陽兵を動かした竟陵王と合流して向かい、沈楽清によって偽の文を目にした沈廷章も栖霞山に向かいます。
丹陽兵は駐屯地へ戻るよう太妃に命じられ駆け付けていた沈廷章は罠に嵌まり捕らわれます。劉義康からの姪を待っていた沈植は爆発が起こったので突入します。
腕輪に染み込んでいた毒薬で驪歌は思うように力が入らず窮地に陥るが劉義宣に救われ逃げた陸遠を追います。