作品概要/キャスト
誘拐事件から始まる韓国愛憎ミステリードラマ
BSNニュースナイトのメインアンカーであるスヒョンは政財界の癒着を告発する一世一代の報道を敢行するがそのせいで息子ヨヌが誘拐されてしまう。警察は容疑者の特定に成功するが、スヒョンは事件の裏に巨大な影が潜んでいることを直感する。しかし犯人だと思われていた人物や目撃者がこの世を去って証拠が消えてしまい目を背けていた過去と向き合う
ペク・スヒョン(チ・ジニ)ソ・ウンス(ユン・セア)チャ・ソヨン(キム・ヘウン)ソ・ギテ(チョン・ホジン)チェ・ナムギュ(アン・ネサン)シム・ソクフン(キム・ソンス)オ・ジャンホ(カン・ソンミン)など
全24話で紹介
ネタバレ感想/ザ・ロード
21話・共犯者
ジャンホが自宅で殺害され部屋からは誘拐事件とパク・ソンファン殺害の証拠が見つかります。
ウンスへの執着、親権を売り渡した罪悪感、ゆがんだ父性、新たな家族を築けるという妄想が事件の始まりだろうとソヨンは報道します。
誤認逮捕してジュニョンを殺害したのだといち早く疑ったスヒョンが不法侵入して気を失っておりジャンホ殺害の容疑者として逮捕されます。
スヒョンは自分を陥れるためのジャンホの罠だと訴えるが状況証拠があるためソクフン刑事は困惑します。
長官から事件を終わらせろと指示があるがソクフンは誘拐当日にスヒョンが見た人、遺体を車に運んだ人、ジャンホに写真を送った共犯者を見つけてからだと思います。
スヒョンがミドに連絡を取りたがっていたのでジャンホが亡くなった今なら何か話してくれるかもしれないと思い会いに行きます。彼は自殺かもしれないと告げると何も聞き返さなかったので予想していたようだと推測し、ジャンホの監視の件でムンドと会っていたのかと聞きくと動揺が見られました。
ジャンホとウンスは男女の関係なんだと疑うソヨンは誤認誘拐ではなく共犯者なんだと疑い彼女を詰めます。するとジュニョンの写真を目にしたヨヌが脅えていたので目が見ているのだと気付き何を見たんだと訴えます。
ウンスは部屋に逃げ込むヨヌに優しく声をかけ眠らせると息子を怖がらせたソヨンが許せずBSN放送局のライバル局にリークします。
22話・真実を求めて
ウンスがリークしたことでBSN放送局のライバル局がソヨンの児童虐待疑惑をスクープします。
クォン局長は暴露するにしても先に知らせるべきだろうとライバル局に電話をかけます。ソヨンはニュースをチェックすると「被害者である息子を虐待していた」と急上昇ワードに上がっており、人気記事ベスト5がすべて自分であるのを目にして取り乱します。
ソクフンは霊山の事件で最善を尽くしたと言ってたが正しい方法だと思ったのかとスヒョンに聞きます。あの時、真実を話していればドンピルは故郷に残れたはずだし、そうなれば人生は変わり生きていたかもしれないと訴えます。
「ウンスを巻き込みたくないならすべて話せ、じゃないとまた犠牲者が出る。共犯者を見つけた」
スヒョンが黙っているのでソクフンはイラつくが緊急のようだとウンスから電話があったので携帯を渡します。
ヨヌがソヨンに誘拐されたと知ったスヒョンは取調室を出て行き、ウンスは指定された屋上に向かいます。
ウンスは家族を失ったジャンホは気の毒だったが彼だけが恐ろしいほど自分を愛してくれたと話します。スヒョンを愛する自分と似ていたので同情していただけであり男女の関係はなく自分が寂しい時に彼の愛を利用していたのかもしれないと言います。
ジュニョンは何で死んだんだと訴えられるとそこにスヒョンが駆け付け階段の下には警察が待機します。ナムギュを連れて現場にやってきたソクフンはスヒョンが身に着けている盗聴器を通して会話を聞きます。
スヒョンは「ジャンホはヨヌを誘拐するつもりでジュニョンを誤認誘拐してしまったがジュニョンの父親が誰なのか、事実を思い出し自分に罰を与えるために殺したんだ」と告げます。
ソヨンは共犯は誰なんだと訴えるとソクフンが音声を使って呼びかけてきます。
「誘拐犯が要求したのは仮想通貨25億ウォン、現金5億ウォン、事件翌日にナムギュは海外法人に25億ウォンを送金している」
ナムギュは2年前から資金難に陥っておりファン議員とジャンホに知られて協力したが加担した最も強い動機はジャンホからジュニョンの出生の秘密を聞かされたことでした。
ソヨンは共犯者はウンスだと思い込んでいたために激しく動揺して気を失います。
23話・懺悔
白い家で遊んでいた子供たち、ヨヌはドンピルにスヒョンの息子かと聞かれたジュニョンが黙秘したために「何で否定しなかったんだ」と言い放ち家に帰ります。
ファン議員は急にジュニョンが飛び出してきたので急ブレーキをかけるが接触してしまいます。鼻血を出す程度だったので助手席に乗せてジュニョンが指定する家まで送るが途中ソヒョンが運転する車とすれ違います。
スヒョンの家に侵入して原本を探していたクォンはジュニョンがやってきたので見られないように出て行きます。
ヨヌは怪我をしたんだとジュニョンが訪ねてきたので薬でも飲んどけとスヒョンの薬を投げつけるが蓋を開けて全部飲んでしまったので驚きます。(ジュニョン死亡15分前)
ソヨンを諦めさせるために協力してほしいとお願いされていたナムギュは警察署で自分は共犯者ではないとソクフンに告げます。
ナムギュは事件当日に夫婦関係に決着をつけるためにソヨンを尾行してホテルにいたが彼女の顔を見て決心が鈍りました。ファン議員に苛立ちをぶつけたがその時にジュニョンが殺されたと思うと悔やみきれないとソヨンに告げ、お前の夫、ジュニョンの父として戻れるよう機会をくれとお願いします。
ウンスはギテからスヒョンと離婚するよう言われます。ムンドから離婚届を渡されたスヒョンは自宅に戻るとウンスがやってきたので過去を全て打ち明けます。
「自分の父親は人殺しで自分は遺棄したんだ」
自分の知らないことがあるとずっと思っていたウンスはこうして話してくれる日々を待ちわびていたが苦しみに気付いてあげられなかったと涙を流します。
ナムギュはソヨンがジュニョンに薬を飲ませていないと言ったため当時ホテルで一緒だったクォンに証言を頼みに行くが受け入れられませんでした。
そんな中、ソクフンから原本を持っていると告げられたギテは検察に出頭し誘拐事件の主犯だと自首します。
24話(最終話)・贖罪の果てに
スヒョンは買い物から家に帰ると原本はどうなっているんだジェヨルから連絡を受けます。
テレビをつけるとギテが自首し検察が原本を確保したとニュースで知ります。隠蔽せずになぜ世に出したのかとスヒョンは考え、ソクフンは誘拐事件に自分を引き入れた理由はなんなのかと考えます。
「家族のためなのか・・・」と思いつくスヒョンはウンスの置手紙を目にします。
事件当日、ウンスは家に帰るとジュニョンが「お前の父親は僕の本当の父親だって知っているだろう」とヨヌに訴えているのを耳にします。
誰から聞いたんだ、事実じゃないと訴え帰らせようとすると「だったら親じゃないのだからヨヌも追い出すべきだ」と言われ動揺します。僕の家はここだと言い張るのでウンスはヨヌは私の子だと言い放ち帰れと詰め寄るとジュニョンは部屋の二階から転落死してしまいます。
目撃したヨヌは過呼吸を起こして気を失い、駆け付けたジャンホはウンスから事情を聞きウンスとヨヌを守れるのは自分だけだと思いジュニョンの遺体を運んだのです。
愛される資格はないとウンスの手紙を読んだヒョンスは困惑すると模型の車のトランクに子供が入れられているのを目にし知らない間に自分が運んでいたのかと真相を悟ります。
スヒョンは家にやってきたソクフンに八つ当たりをするがヨヌに聞かれていたので動揺します。ギテのもとに向かいウンスはどこだと尋ねるが「君の父親は失踪したんじゃなく殺されたんだ」と言われ驚きます。
「時が来たら自分からすべて話すからウンスを捜すな、夢の中で生きさせてやれ。君は永遠に何も知るべきじゃない」
出国すると面会に来たジョンウクに事件のことはすべて忘れるんだとギョンスクは告げます。轢かれたドンピルはまだ生きいたがギョンスクは通報しようとしたジュンウクを止めワインセラーに運んだのです。
ムンドから報告を受けたギテはドンピルの死体を目にしギョンスクが車を廃車すると知り原本もドンピルも後回しだと告げます。ムンドはジュニョンの遺体を自分の車に運んだジャンホから連絡を受けスヒョンの車に偽の遺書とドンピルを運びました。
ギョンスクは息子ジョンウクが轢いたと思いスキャンダルを恐れて口止めしたが実は運転していたのはセラでした。
ウンスは脳死状態だとソクフンから病院のメモを渡されるスヒョンだがどこへ進んでいいのか分からず教会を後にします。
ヨヌを寝かしつけようとすると「母さんは?」と聞かされヨヌ宛のウンスの手紙を渡し抱きしめます。
イ・ジュニョク&キム・オクビン共演の韓国サスペンススリラー
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