作品情報・キャスト
人付き合いが苦手な青年は女優志願の女性を監禁してしまう。悪い扱いはせずただ見てるだけだったが退院する予定の祖母を安楽死させてしまいます。
そんな青年に女性は自ら迫るようになる・・・
ネタバレあらすじ/ロージー檻の中の情事
女優ロージーはパーティーでジェームズに話しかけられるが「ギャンブルとS依存症だから近付くな」とマネージャーから忠告されます。
~
タクシーで帰宅すると家の近くで何者かにクロロホルムを染み込ませた布を顔に押しつけられ気を失ってしまいます。
意識が戻ると手錠されており「怖がらないで」と人付き合いが苦手なダグが部屋に入ってきました。
恐怖心から「 誰か助けてー 」と叫び出すロージー。
そんなロージーにダグは「カメラがあるから何か困ったらなんでも言って。僕は善人だ」と言いました。
ロージーが丸二日食事をしないのでダグは頼むから食べてくれとお願いします。
「私は警察には絶対届けを出さないから、今なら二人だけの秘密にできるから解放して」
ダグは首を振り「それはできない、ごめん」と告げるとロージーは叫びだし「ヴィーガン(絶対菜食主義者)だから食べられないの」と言いました。
ダグは食事を作り直し食べさせます。
「僕たちはつながっている。人は常に他人とのつながりを求めている」
ダグはルージーを閉じ込めているものの悪い扱いはせず彼女の生活を見守り食事以外は基本テレビカメラで会話を行います。
レストランで働くダグは仕事に行くと警察がマネージャーを訪ねてきていました。
「女性が行方不明」と耳にしネットで調べると「ロージー・モンローが行方不明」と写真付きで出ていました。
対策を考えるため自宅に帰るとゴーディン先生から電話があり意識不明の祖母が快方に向かっていると知らされます。
ルージーを祖母の家に監禁しているため「祖母も一緒に暮らす事になった」と伝えに行くが脱出を図ろうとした痕跡があり激怒します。
しかし、
「あなたは外の世界に出て自由に行動しているが、私は閉じ込められているだけじゃない。シャワーも浴びれないしどこが世話しているわけ!」と言い返され「石けんは用意したけどそこまで頭が回らなかった」と謝罪します。
仕方なく風呂を沸かしたあと手錠を外すかわりに足を拘束し風呂場に連れて行きました。ダグは中に入る事はなく外から鍵を閉めて待ちます。
ダグは地下にロージーを監禁しているが祖母が帰ってきたらバレてしまうのではないかと恐れ延命治療を中止し涙を流しながら安楽死する事にサインしました。
帰ると音楽をかけてロージーがベッドの上でダンスしていました。音楽を切り「祖母が心臓発作で亡くなった」と伝えます。
そして「出会った瞬間に恋に落ちたことはない?チャンスが欲しい」と伝えるとロージーは「一方通行じゃだめよ、一緒にいてもいいけど閉じ込められるのは嫌」と言いました。
「付き合うなら信頼は大事」と言われたダグは足の拘束を解くことはないが寝るとき以外で自分がいるときは動ける範囲を広げました。
結末/ロージー 檻の中の情事
ロージーは「私が付き合い方を教えてあげる。まずは外に出てデートしましょう」と足でダグの体をなでます。
外には連れて行けないのでダグは彼女の要求通り化粧道具やストッキングを買い与え、スーツでバッチリ決めてバラの花束をプレゼントします。
そしてダイニングルームに行き彼女のためにディナーを作りました。
家の中ではあるがダグは「女性との付き合い方」を学んでいきます。
「これから何度か私と寝て、そのうち飽きて面倒になってフェードアウトする」と言われたダグは「飽きることはない」と言いました。
ロージーはダンスを教えた後、体の重ね方を丁寧に教えました。
徐々に信頼が芽生えダグは近所を散歩する時は拘束を解くようになります。
ロージーは隙を突いて斧で殴りダグが怯んだ隙に逃走するが捕まってしまい家に戻されてしまいます。
信じたのに裏切られたダグは監禁した後、物に八つ当たりするがロージーは「いつまで閉じ込めているんだ」と叫び続けます。
ある日、傷口から化膿してロージーが高熱を出し寝込んでしまいます。
自分では治療ができないためロージーには「彼女だと言え」と念を押し、祖母の時にお世話になった先生に頭を下げて来て貰います。
しかし処方箋にサインする時にローグが「人質」と書いたのを見逃さずダグは帰ろうとする先生を殺し山に穴を掘ります。
そしてロージーに一緒に埋めようと伝えました。
ロージーは誘惑してダグのズボンを下ろすがポケットに銃がしまってあったので突き飛ばして逃走します。
「警察に追われ続けるしロージーのために祖母まで始末したのに僕をなんで傷つけるんだ」
ロージーを捕まえるが彼女はダグが落とした銃を拾い上げます。ダグは撃てよと迫ると・・・銃声が響き渡りました。
感想/ロージー 檻の中の情事
なんですかこの映画!!
最初に書いたジェームズは何者なんでしょうか。
ロージーは女優になるため勉強しながら夜は娼婦として生活していたのは間違いない。
娼婦をしていたときに既婚者ジェームズが好きになり一緒にいたいだけだったがやたらカメラを回され演技指導されているシーンがある。
ジェームズは映画関係の仕事をしていたためロージーは女優になれると確信しレッスンしていたがロージーはそこまでやる気はなかった。
チャンスがあるのに女優を目指さないなら彼女のためにならないとジェームズは別れを告げたが、しばらく経ってロージーが本当に女優になったのでパーティーに行き声をかけた。これがおそらく映画の最初の場面ではないだろうか。
そしてパーティーのあとジェームズとロージーはディナーに出かけたが、そこで働いていたダグが彼女を見て恋に落ち誘拐してしまった。
なんとなく解釈できるがダグが「酷い目に遭って傷付いているのを知っているんだ」と言っている意味が分からない。僕は善人だと言ってたので娼婦だった時のことをレストランで脅されるか何かしたのかも知れないですね。だから、監禁はもちろんだめだが助けようと思ったのかも知れない。