韓国ドラマ「シークレットブティック」作品情報
「私の名前はキム・サムスン」、「赤い月青い太陽」などのキム・ソナ主演の韓国ドラマ
銭湯で住み込みの仕事をする児童養護施設で育ったジェニーは財閥デオ家の女帝ヨオク会長に気に入られ長女イェナムの世話係として引き取られる。
上流階級のマダムたちが集うJブティックの女社長になったジェニーは開発権を獲得する争いのためにイェナムと対立し復讐のためにデオ家を乗っ取ろうと野望を胸に秘める。なぜならジェニーはデオ家の先代会長の真の孫娘でヨオクはウィ家とは無関係の偽者だったからだ。
全16話で紹介します
ネタバレ感想/シークレットブティック
第15話・愛しい人との別れ
ジェニーがジョンヒョクを拉致すると知ったソヌは猛スピードで追いかけていたがヤンオのヤクザを率いるヒョンジによって囲まれてしまいます。
「動画は必ず返す、説明する時間はないから行かせてくれ、犠牲者が出てしまう」と訴えるがヤクザが向かってきたので仕方なく強引に車に乗ってアクセルを踏みます。
ジェニーはジョグァンが偽造した書類、離婚同意書、ジョンヒョクの財産贈与契約書を持ってヨオク会長を訪ね「息子さんが危険な状況だが救ってやってもいい、その代わり顧客の資料をすべて返せ」と告げます。
「1つ忘れてます。助けて下さいと請うべきでは?、資料などどうでもいい。母が我が子の安否を案じながら息絶えていった苦痛や絶望をたっぷり思い知らせてやる」
しかし、車ごと崖から突き落とされそうになっていたジョンヒョクを間一髪の所でソヌが間に合ったため病院にいるという報せが入りヨオクはその場からいなくなってしまいます。
ジェニーは復讐のためにジョンヒョクまでも危険にさらすのかとソヌに責められます。
「私の行く手を阻むなら関わるなと言ったはず。もう引き返せない、完全な復讐を果たしたいの」と言い放つとこれまでずっとそばで協力してくれていたソヌはもう付き合えないと離れてしまいます。
サンフンが残した動画をソヌから渡されたヒョンジはマスコミに動画を公開すると市長が緊急逮捕されます。都市開発は市長が公約として掲げてきた中核事業であり市長とパートナーだったデオは大打撃を受けることになります。
退院したジョンヒョクは「母やお前が手に入れたいのは、いがみ合って命を奪うほどの大事なのか」とイェナムに聞きます。
しかし、イェナムは市長をヨットに乗せて事故が起きてからピンチに陥ってしまい市長が口を割れば逮捕されてしまうので「イェナムを救ったら会社を譲渡するとジェニーに言ってよ」とお願いされ呆れます。
「市長とデオの関係性を暴露して。断るならチェ会長に頼む」
ヒョンジに頼まれたジェニーは考えているとジョンヒョクの恋人ヨヌのことで警察が訪ねてきます。ヨヌが亡くなる直前までブティックの人と連絡を取っていたようだと知らされるが他殺のようだと聞かされ驚きます。
ソヒ秘書に何で報告しなかったんだと聞くと「ご主人から聞くのが筋かと思って」と言われるが明らかに動揺していたので会長からの指示だろうと追求します。
家に帰ると「僕を海外に行かせた日にヨヌと電話で話したか」と聞かれ「話していない」と返事します。そしてヨオクのもとにおしかけ会長と自分の問題なのに夫の恋人まで殺す必要があったのかと責めます。
「会わせるなと指示しただけだ」と言われたので、「ヨヌと最後に電話した携帯をどこに隠した?私の秘書に証言させる予定の電話をどこへやった?」と怒ります。
挑発されたヨオクは指示した事を認めるがジュンソクに聞かれていたことに気付き激しく動揺します。
自分が愛する人を殺したのが母親の指示だと知ったジョンヒョクは既に携帯を発見していたので湖に捨てます。これで証拠はないと母親に告げたあと家のバルコニーから身を投じ自殺しました。
ジェニーは愛しい人を亡くし悲しんでいると「復讐に燃えるあまり息子を死に追いやったんだ」とヨオクに言われ「いいかげんにしろ」と怒鳴り声をあげます。
市長が口を割った事でイェナムが逮捕されるのも時間の問題となります。ジェニーは車に乗るといきなりテソクが乗り込んできて「イェナムを助けてくれたら自首して罪を償う」と言われます。
ヒョンジの母親とトレードしたいと言われ生きているのかと驚きます。
ジェニーは「これからは元の暮らしにお戻りなさい」とヒョンジに伝え母親と会わせます。そして「悪い人たちに罪を償わせてケリを付ける」と伝えると「さっさと終わらせて離れよう」とソヌに抱き締められます。
ジェニーは自分の不正を記録したUSBをヒョンジに渡し会長に渡すよう告げます。聴聞会でイェナムの罪を被ってあげたジェニーは次の聴聞会で黒幕を暴くと宣言します。
しかしトラックが突っ込んできたところ別の車が体当たりして危険を逃れるがソヌが助けてくれたのだと分かり駆け付けます。
最終回/16話・帰りたい場所
ジェニーを助けるためにトラックの前に来るまで突っ込んだソヌは意識不明となってしまいます。
「私が生きていてがっかりしたか、いったい何人を議性にすれば気が済むんだ」とヨオクのもとに押しかけ自分を始末するよう命じた録音テープを聞かせます。
聴聞会までに自首しなければすべて暴露する、最後の機会だと言い放ち出て行くと「なんで私の罪を被ったの」とイェナムに聞かれます。
「あなたは実父を失ったでしょう。得る者があって提案を受け入れただけ」と伝えテソクが自首することを教えます。
第二次聴聞会、ジェニーは国際都市事業はヨオクの野望から始まり自分は従ったまでだと告げます。自らやってきたヨオクは責任ある立場で謝罪したあと全ての違法行為はジェニーが独断でやったことだと告げヒョンジから渡されたジェニーの不正資料を配ります。
嘘をベラベラとしゃべるヨオクを見て、本当に救いようのない心の腐った者だと呆れるジェニーは録音テープを公開します。
ヨオクは「始末しなさい」と言ったテープを流されると思っていたが・・・
「ドヨンの父がウィ・チャンスだと知っていたのね。ドヨンの母親は私の目の前で死んだ、彼女の指輪を拝借しウィ家と一員となった。自分のためではなく子どもたち3人のためだ」と流れ激しく動揺します。
ジェニーはジョンヒョクの遺品にあったテープをイェウン(ヨオクの次女でブティックの職員)から渡されていたのです。
ジェニーはヨオクは母親の身分を乗っ取りウィ家を自分のものにしたんだと涙を流しなら訴え復讐するためにそばにいたのだと告げます。
国際都市事業に関するヨオクの横領、背任、殺人教唆の証拠資料を提出し罪を厳しく追及するようお願いしました。ずっと自分はどうすればいいか悩んでいたスンジェは徹底的に検事として調査することを決意し部下に命じます。
帰路に付くジェニーは「どうか悲しまないで、君の代わりに僕が母に下す罰だ」というジョンヒョクの遺書を読み涙を流します。
逮捕状が請求されたヨオクは紅茶に毒を混入し自殺しました。
ジェニーは死体遺棄を指示し国際都市事業の入札過程で不正を犯した罪を認め5年服役します。
面会に来てくれたイェナムと腹割って話し合い和解します。
出所したジェニーはヒョンジに出迎えられ巻き込んでしまった事を謝罪しこれからの人生を心から応援します。そして病院に行くと車イスに乗るソヌを目にし涙を流しながら抱き締めます。
~2年後、
復讐心を捨て去り優しい顔付きになったドヨン(ジェニー)は「私のそばを離れて自分の人生を生きて」ソヌに伝えます。
デオグループに呼ばれたジェニーは再興させる切り札が必要なのだろうと把握し「国際都市有限会社をデオ財団に委ね、将来自分の準備が整えば戻ってくる」と告げます。会長も間違っていたが自分も間違っていたのだと受け止め継ぐ資格はないと指輪を置いて去ります。
そしてソヌが行きたい場所に着いていくと告げました。