灼灼風流~宮中に咲く愛の華~
ジン・ティエン&ウィリアム・フォン共演、官職を目指すヒロインと深い傷を負った王が陰謀に巻き込まれながらも困難に立ち向かう中国時代劇
全40話を視聴し全話あらすじ一覧と見所キャスト、最終回結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
江南一の富豪である慕家の七女・慕灼華は父親が18人目の側室を迎え入れる日を狙い侍女・郭巨力を連れて抜け出し科挙を受けるために定京に行く。
医術の才能を生かし生計を立て科挙に向けて準備していると偶然にも虎と恐れられる南宸定王の劉衍と出会う。
彼はかつて3万人の軍を率いて国のために戦い女子の科挙受験を実現させた張本人であったが裏切りによって多くの仲間を失い深い傷を負っていた。
全40話で紹介します。
ネタバレ感想|灼灼風流
19話|母を思う
慕灼華は実家で定王・劉衍を看病すると逃げ隠れしていたのは私に惚れたからかと聞かれます。遠回しな言い方になってしまったが結果認める発言をすると顔が赤いと指摘され恥ずかしくて部屋を出ます。
いつも自室に戻る言い訳ばっかりの側室たちが慕琦が男を連れ込んだことに興味津々だったのでお奥様はさっさと下がれと叱責します。
執剣と周慕は側室たちが押し掛けてきたので帰れと訴え、慕灼華は呆れつつも劉衍の世話をします。
相思相愛の慕灼華と劉衍は穏やかな時間を過ごすが慕栄がやってくると定王だと知らずに娘が公務にいそしむよう支えもせず凧遊びしてどうすると劉衍に訴えだします。
娘はそれなりの立場にある官吏なんだから内助の功を尽くせと偉そうに言い出し慕灼華は止めるよう告げようとしたが劉衍に止められます。
しかし母親が侮辱され名前すらも覚えていなかったので耳を疑うと劉衍は「やめろ、言葉に気を付けよ」と叱咤し彼女を連れて部屋に戻ります。
慕灼華はお奥様のご厚意で寺に預けてある母の遺骨を移すと父に告げに行くと拒否されます。「顧一笑は出自は卑しく慕家の墓に葬れない」と言っていたくせに今更己の体面を気にして拒否するのかと言い放ちます。
慕栄は娘に手を挙げようとすると劉衍に捕まれ痛いおもいをするが彼が定王だと知って慌てて跪いて挨拶し、見送るためにやってきたお奥様や側室たちも定王だと知って驚き跪きます。
慕灼華は寺に母の遺骨を取りにいくが柔嘉公主の行方が分からないと報告が入ります。崖まで追い詰められる劉皎は急に現れた薛笑棠に助けられるが彼も崖から落ちてしまったために呆然とします。
沈驚鴻は劉皎を発見すると気を失ったので探しにきた1皇子・劉琛と共に連れて帰ります。ゆっくり休んでいればよくなると慕灼華に言われ沈驚鴻は付きっきりで劉皎の看病をします。
慕灼華は荘牢老夫人から暴力を受ける慕玐に刑部に裏帳簿を差し出せば荘文峰は断罪されると教え、荘家からの除籍と報奨金を保証するから安心しろと告げます。
賢いだけでなく鋭い洞察力をもつ!
なんでも皇太后に筒抜けだけどどんな組織なのさ、劉衍だけは公主を狙って薛笑棠を誘き寄せるのが目的だと気付いているはずよね。
そして華流ドラマは雑魚キャラ以外は崖から落ちても死なないのがお決まりだからね、多分生きてる
20話|願いかなえて
横領の罪で捕縛された荘文峰は都に護送されると蝗害や汚職から解放された民たちから物を投げつけられます。
柔嘉公主・劉皎が姿を見せると民から大歓声があがり、民の笑顔を見て慕灼華たちは喜びます。しかし無能な荘文峰が県令になれたのは御史中丞の甥で父親が元封疆大吏だからだと沈驚鴻に教えられこのままでは終わりそうにないと覚悟します。
荘老夫人から暴力を受ける慕玐は都へ行って直訴の太鼓をたたき慕灼華を訴えてくると宣言します。
慕灼華は帰宅すると長く一人で留守番をしていた郭巨力が駆け寄ってきます。念願かなって母の遺骨を持ち帰っていた慕灼華は既に改葬の日を決め地相のいい場所に墓も立てていた劉衍から一緒に埋葬しようと言われ感謝します。
劉衍が勝手に都を離れたことで大勢から非難されていると執墨から聞いた郭巨力は慕灼華に伝えます。
そんな事で弾劾されているのかと驚く慕灼華は陛下に謁見願い上奏文はすべてデタラメだと訴えるが全て棄却したと知り早とちりしたようだと恥じます。
都にやってきた慕玐は杖刑30回を受ける決意を固め直訴の太鼓をたたきます。
御史中丞・荘自賢は慕玐は甥の荘文峰の側室だと告げ訴えたいのは甥の無実だと思われると陛下に告げます。
慕灼華と劉衍に緊張が走る中、慕玐は公正な裁きを願うと訴えたいのは荘文峰と荘自賢だと言い裏帳簿を差し出します。
皇帝は横領と収賄の罪を犯した二人を天牢につなぎ刑部で尋問のうえ斬首せよ命じ、慕玐に対しては正義を称え碑に名を刻み銀子1000両を与えることにします。
慕灼華は苦しむ民を救った功績が称えられ戸部郎中に抜擢され、沈驚鴻は吏部郎中に抜擢されます。
恩賞を与えられた劉皎はすぐに食糧や物資に換えて困ってる人に配るよう指示します。
恩賞を与えられなかった劉琛は不服に思うと陛下に呼ばれ本分を尽くしただけでは恩賞に値しない、気にかけるのは恩賞ではなく民の暮らしだと教えられます。
慕灼華は杖刑を受けた慕玐に薬を届けに行き帳簿を渡すだけでよかったと告げると太鼓をたたかないと陛下に会えなかったと言われます。
邸宅を下賜され碑に名が刻まれればもう虐げられることはないだろうと告げると人生を変えた慕玐は涙します。
暴力を振るわれることに耐えられなくなり勇気を持ったのね、姉妹関係もよくなったのでよかった。
21話|買い物
荘文峰と荘自賢が裁きを恐れて自害したと報告を受ける慕灼華は自害ではないはずだと疑うが恐らく捜査は終了してしまうだろうと劉衍は言います。
1皇子・劉琛は何で単純な汚職事件を捜査できないのだと自棄酒を飲むが事件に裏があると思いませんかと沈驚鴻に訴えられます。
劉衍は荘自賢の屋敷を調べさせると職位に比べて資産が巨額なこと以外とくに不審な点はなかったと報告を受けます。県令ごときが幅を利かせていたので必ず裏があるはずと思い江南へ人を遣わします。
慕灼華は戸部郎中となり戸部での初仕事を開始すると同期の方志遠と再会します。
若い男女が贈り物を渡し会う同心節の日が近づき公主から朝廷で開かれる宴に招待された慕灼華は最高級の笛を買いに行きます。
独幽を見つけるがどこかの名門貴族の令嬢と被ってしまい引き下がります。しかし1万貫でも売らないと追い出されていたので驚き、支払いが銀子以外でもいいというので何と交換すればいいのかと聞くと最も価値のあるものだと言われます。いったん外に出て考えるがすぐに閃き才能で払うと告げると江南で災民を救済なさった探花の慕灼華ですねと言われ認めます。
書と交換することになるが苦手な詩がいいと言われ店に飾らないでくれと念を押し書きます。
慕灼華は同心節の宴に参加するが郭巨力が心配していたように皇太后は自分を罰したいようだと威圧感で察します。皇太后が孫家の令嬢・孫紜紜はまだかと口にし慕灼華は初めて耳にするが独幽を欲しがっていた人だと気付きます。
孫紜紜は劉衍に挨拶するが「どちら様ですか」と言われてしまい名を名乗るが昔話をする暇はないから戻れと言われてしまいます。
霊犀という笛を贈るが気持ちだけ受け取り笛は遠慮すると言われどこかへ行ってしまいます。
慕灼華は手作りのお菓子を配っていき、ちょうど劉衍と出会えたので独幽の笛を贈るが何も贈られなかったので苦笑いを浮かべます。
しかし、劉衍が誰からの贈物も受け取っていないと知り笑みを浮かべます。
まぁ~科挙に受かった時に女という理由だけで揶揄していた1人でしょう。今は慕灼華がを認め真面目に働いているらしいがそのまま受け止めていいのかな?
22話|邪魔者現る
皇太后は孫紜紜に琴を、劉衍に笛を、2人で合奏してほしいと願うと孫紜紜は笛をお持ちでないなら贈りますと霊犀を差し出します。
慕灼華は令嬢たちの会話から孫紜紜は昔から定王を一途に思い続けていると知り俯くが劉衍は笛を持って来いと執剣に指示して独幽を手にします。
「霊犀には縁がない、高価なものより気に入った物がいい」と劉衍は告げ笛を奏でると慕灼華は笑みを浮かべながら酒を口にします。
孫紜紜は慕灼華が贈った笛だと気付くが店に下手くそな詩が飾ってあったことを思い出し、探花の慕灼華は才能豊かで特に詩才が見事だと噂を耳にしたので拝聴したいと皇太后に訴えます。
柔嘉公主・劉皎は慕灼華は自分が楽しませてあげようと招待しただけだと阻止しようとするが皇太后はたかが詩を詠むだけだけだとにやけます。
慕灼華は皇太后の命で即興で歌を詠むと失笑が聴こえてくるが劉衍が通俗と風雅は表裏一体、民の暮らしに密接した詩だと評価し1皇子・劉琛も即興にしてはすばらしい出来だと褒めた事で恥をかかずに済みます。
沈驚鴻は劉皎に会いに行くと静安公主から私に何か贈物があるのかと聞かれます。柔嘉公主に会いに来たと言ったはずと告げると冗談も通じないのかと不貞腐れます。
贈物を渡されるが官吏は受け取れないのだと告げ、帰ってきた劉皎に贈物を差し出すが結構だと言われてしまいます。
喜んでくれるはずと告げ薛笑棠の姿絵を見せると久しぶりに一局どうかと誘われ喜びます。
慕灼華は劉衍に案内されると意識不明の薛笑棠を治療している事を知ります。
ちょっとでも劉衍に近付こうと慕灼華の詩を頑張って勉強しているのだからおもしろい。必死に慕灼華を嫉妬させようとしているらしいが賢い慕灼華には通用しないでしょうね。
ただ皇太后に頼んで同じ戸部にやってきたし孫紜紜の母親は皇太后に取り入って娘を定王妃にさせようとしているし・・・
これから慕灼華は皇太后に目を付けられ巻き込まれそうですね。
しばらくめんどくさい話が続きそうな嫌な予感