灼灼風流~宮中に咲く愛の華~
ジン・ティエン&ウィリアム・フォン共演、官職を目指すヒロインと深い傷を負った王が陰謀に巻き込まれながらも困難に立ち向かう中国時代劇
全40話を視聴し全話あらすじ一覧と見所キャスト、最終回結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
江南一の富豪である慕家の七女・慕灼華は父親が18人目の側室を迎え入れる日を狙い侍女・郭巨力を連れて抜け出し科挙を受けるために定京に行く。
医術の才能を生かし生計を立て科挙に向けて準備していると偶然にも虎と恐れられる南宸定王の劉衍と出会う。
彼はかつて3万人の軍を率いて国のために戦い女子の科挙受験を実現させた張本人であったが裏切りによって多くの仲間を失い深い傷を負っていた。
全40話で紹介します。
ネタバレ感想|灼灼風流
27話|思慕
幼い頃に生母を周皇太后に殺されていた柔嘉公主・劉皎は復讐を心に誓っており、ここ5年で済善堂を南宸の各地に広めていました。人助けをして名声を高め情報網を少しづつ拡大し雲想月が袁成明の娘だと知ったころに定京に戻り皇太后を罰するために劉衍の注意を彼女に向けさせようと墓を建てました。
しかし劉衍が環陽散に深追いせず、かぎ爪状の器具のほうに目を付けてしまったので薛笑棠に北涼の密偵を繋いだのが自分であるとバレてしまうと焦ります。
劉衍の気をそらすために耶沐憬と取引し、和睦の条件に自分との婚姻を加えさせると躊躇なく見捨てられたので改めて皇太后の人間性を確認しました。
もくろみどおり劉衍は反対したが皇帝は沈黙を貫いたので母が殺されたと時と同じだと思いました。
強運にも薛笑棠が生きていたので気付かないふりをして治療して肖像画を見せるとまだ自分に好意があるのだと確認しました。
江南へ薛笑棠を引き付けると皇太后が刺客を放ったために崖から転落、しかし慕灼華に薬を求められた時に薛笑棠だと察し証人である彼を救えば必ず劉衍は皇太后に詰め寄るはずと思い薬を渡しました。
そして頃合いを見て皇帝を連れて戻れば騒動になると・・・、劉皎は自分の計画を皇太后に教えてやるが父が亡くなるのは誤算であり、あなたが殺したんだと皇太后を責めます。
劉衍を連れて皇宮を脱していた慕灼華は側に寄り添い彼の看病をします。薛笑棠が皇宮の堀から遺体で発見され皇太后の配下にやられたようだと告げます。
劉皎は薛笑棠の絵を焼き払っていると、ようやく母上の敵が討てましたねと沈驚鴻に声を掛けられます。
沈驚鴻は民が安心して生活できる世を作るためには帝位に上り詰めなければならないと劉皎に言われ、その時から力になれるよう勉強に励んできていました。
劉皎は嫡男で皇太后と定王の支持もあるからこのまま劉琛に仕えながら私のために働いてくれと沈驚鴻に告げます。成功した暁には丞相に任じると告げるとそれなら劉琛から与えられることもできるしそんなのは求めていない、欲しいのはあなたの心だと言われます。情は災いになるから心は無用だと念を押すと、皇帝の筆跡を模倣する練習をさせていたので遺言書を偽装させます。
2皇子・劉瑜が新帝となることが決まり、これには劉琛だけでなく多くの重臣たちが捏造ではないかと訴えます。
遺言書の作成に立ち会っていた劉衍は何者かが書き変えた可能性があると訴え皇帝は遺言書を2部作成していたと重臣たちに告げます。
もう1部が発見されると遺言書には1皇子・劉琛に継がせるとあり劉衍は南宸を混乱させるための北涼の間者の仕業だろうと告げ事態を収めます。
そして帝位を空席にはできないので劉琛を皇帝にする即位式を行わせ2皇子3皇子は自分の屋敷で守ることにします。
自分が女帝になるために、これでは謀反なのよねぇ・・・遺書を捏造しただけで死罪ものだけどさ、やはり沈驚鴻は結局悪事に加担するキャラなのね、シュー・ハイチャオはいつもそうだよ、だから好きになれんのよね
28話|残して逝くもの
劉衍は2皇子3皇子を守るために匿うと斬首にするつもりかと訴えられてしまいます。牢に入れれば拷問を受ける恐れがあるからだと告げると劉琛の味方しといて善人ぶるなと3皇子に訴えられます。
劉衍は本当は自分に帝位を継がせるわけないと気付いているはずだと2皇子に訴えかけます。お前は義理人情に薄いうえに帝位についたら劉琛を殺していただろう、同腹である弟を都合よくいつも利用していたと指摘します。
今後はそれぞれの領地に赴き穏やかに暮せと告げるが体内の毒がまわり死期が近いようだと察します。
劉衍は慕灼華と距離を置くことにし執剣と周慕を連れて隠棲することを決め身辺整理を進めます。
何で残りの時間を愛する人に使わないのかと訴えられ、残して逝くより恨まれる方がましだと告げます。それに劉琛が帝位につくなか各勢力を封じる力がある自分がここで死んでは混乱は避けられないと納得させます。
劉皎は体が麻痺する皇太后の世話をしにいくが口が達者は治らないようだと思います。劉衍が遺書捏造の件を調べてるから真相が明るみになるのは時間の問題、私が死んだら済善堂を頼むと告げると内官は公主に累が及ばないよう自死します。
慕灼華はいつもすれ違いが生じて会えなかった劉衍とやっと会う事ができたので喜ぶが何か様子が変だと思います。
朝議の場に定王がいなかったので不審に思い陛下に尋ねると諸国を回っていることになっているが静養したいようだと言われます。
帰宅すると劉衍の文が届けられており酷い言葉で別れると一方的に書かれていました。それにしては杏の木がある祖父の家を譲られたので陛下との会話から劉衍の行き場所が越州だと確信し向かいます。
劉衍と慕灼華のこのイタチごっこはつまらない。
酷い言葉を敢えて投げかけて遠ざけるのはドラマではありがちだけど絶対に納得するわけないのよ。
もう先が長くないと素直に言えばいいじゃん、いや~めんどくさいww
29話|2人きりの会話
慕灼華は劉衍を追って越州まで向かうと色恋沙汰に疲れたと文で言ったはずだと言われます。突然そんなことを言う理由があるはずだと訴えるが疲れたと言われ邸宅の中に入ってしまい、郭巨力は帰ってきた執墨と執剣に酷いと訴えるが二人も何か言いたげな素振りをしながら中に入ってしまいます。
何か理由があるはずだと言葉を鵜呑みにできない慕灼華は雨の中呼ばれるのを待ち続けます。
劉衍が都を去ったことで生母の墓参りに行く劉皎はこの好機を逃さない、誰にも進む道を邪魔させないと誓います。去ろうとすると足をくじいてしまうが、心配してやってきた沈驚鴻に介抱されます。
今の朝廷は劉衍と慕灼華がいないからこの機を逃すな、恩蔭制の弊害を説いて皇帝の関心を引き貴族の勢力を抑え込ませれば両者は衝突するはずと沈驚鴻に告げます。
慕灼華は目を覚ますと劉衍に介抱されていたが都に帰れと言われてしまいます。しかし薬の匂いが強かったことを不審に思い引き返すと劉衍が自分を追うために慌てた様子で飛び出してきたので、いつも一人で抱え込むのねと指摘します。
先は短い、無駄な労力を使うなと訴えられるが勝手に決めるなと言い放ち、今度は私が守ってあげる番だと告げます。
慕灼華の治療を受ける劉衍は、そなたのために去ったが余計に苦しめる結果となり逆効果だったと言います。たとえ死ぬことになっても後悔したくないから側にいてほしいと願います。