灼灼風流~宮中に咲く愛の華~
ジン・ティエン&ウィリアム・フォン共演、官職を目指すヒロインと深い傷を負った王が陰謀に巻き込まれながらも困難に立ち向かう中国時代劇
全40話を視聴し全話あらすじ一覧と見所キャスト、最終回結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
江南一の富豪である慕家の七女・慕灼華は父親が18人目の側室を迎え入れる日を狙い侍女・郭巨力を連れて抜け出し科挙を受けるために定京に行く。
医術の才能を生かし生計を立て科挙に向けて準備していると偶然にも虎と恐れられる南宸定王の劉衍と出会う。
彼はかつて3万人の軍を率いて国のために戦い女子の科挙受験を実現させた張本人であったが裏切りによって多くの仲間を失い深い傷を負っていた。
全40話で紹介します。
ネタバレ感想|灼灼風流
33話|友の涙
長公主・劉皎は誅邪の剣を手に入れるために所持している鎮国大長公主に会いに行き探りを入れます。
沈驚鴻は孫雲謙を呼び出し不正の証拠を手に入れてくれと願うと、どんな人でも父親であるためできないと拒まれます。豊かな暮しは孫家がくれたものではないだろうと訴え一族の命は保証するから清廉な政治を取り戻すために協力してくれと頼みます。
慕灼華は商守が過去に記した世に出回っていない清冗策の下冊に目を通すと恩蔭制廃止を急ぐとかえって悪化することが書かれていました。
孫雲謙から裏取引の帳簿を受け取る沈驚鴻は約束は守ると告げ朝議の場で孫家の不正を告発します。孫氏が救済米を横領し私腹を肥やした結果、朝廷は巨額の損失を被り民は餓死したのだと訴えます。
釈明を陛下に求められた孫氏が罪を認めてひれ伏したので沈驚鴻は大義を重んじた長男が裏帳簿を差しだしてくれたので孫家の先祖は開国の功労者ということもあり命はお助けくださいと願います。
陛下は分かったと返事するが孫氏は北涼と通じて塩や茶を密売していたと周氏が新たな証拠を出したので驚きます。
敵国である北涼と通じているとなると話が変わってくるので沈驚鴻は動揺すると、激怒する皇帝は孫氏に斬首を命じ、孫雲謙は罰を免じるが男衆は流罪、女衆は賤民とすると告げます。
約束を反故にしてしまい友人を裏切ることになってしまった沈驚鴻は酒で誤魔化していると駆け込んできた孫雲謙に殴られます。劉皎に会いに行き周家と手を組んだのはいつからだと訴えると孫家の悪事は事実だと言われます。
孫雲謙に家族を守ると約束したんだと訴えると彼には逃げ道は用意したと言われ出て行きます。
慕灼華は恩蔭制廃止ではなく推恩制にするべきと上奏します。恩蔭制は利点もあり貴族には文武両道に秀でた者も多いので性急な廃止は損失となると告げます。殿試の目的は有能な人材の選出だと思うので七品以下でも三品の文官や二品の武官の子も国子監で学ばせるべきだと告げます。
科挙の合格者も増えるし才能ない者を登用する必要もなく国や民のためにもなると告げると劉衍は満足そうに頷きます。
慕灼華は商守を殺したのは孫家ではないと知らされ、恩師を殺害して引き込もうと手段を選ばず自分をよく知る人物は劉皎しかいないと確信します。
沈驚鴻、また劉皎のもとへ会いに行ったけど探るためだと信じているぞ、ここまで来て骨抜きにされまだ従うのならちょっとお馬鹿さんですよ。
劉皎は孫紜紜を救って、慕灼華を殺そうさせようとしているのか、どこまで陰険なんだか・・・。孫紜紜は申し訳ないけど賢くないから無理よ。
そして慕灼華は本当に焦って恩蔭制廃止を訴えていたのか、恩師を死に追いやった者を探るための縁起かと思ってたよ。
34話|虚ろな心
孫雲謙が自死してしまい沈驚鴻は自分が約束を守らなかったせいだと悔やみます。
劉皎は孫氏が救済米を横領をして民は飢えに苦しみすべてを失ったので死んで当然、孫雲謙には逃げ道を与えてやったのに自死すると気弱な者に生きる道はないと言います。
初心を忘れたのかと訴えると女帝になって政治を変えるつもり、1人の命より一族の命、一族の命より国の民の方が大事でしょうと言われ困惑します。
では何で周家は無傷なんだと訴えると、それは今だけ当然罰を受けると言われます。
劉衍は劉皎を訪ね、先帝が最も嫌っていたのが骨肉の争いであるためこれ以上進むなと告げます。残念だが約束できないと言われたので誤った道を進むんだなと確認し先帝から帝位を譲られた劉琛は私が守ると宣言します。
そして悪事をたくらみ南宸の根幹を揺るがす者は容赦はしないと告げると楽しみにしていると言われます。
慕灼華は沈驚鴻と亡き友を偲んで酒を酌み交わすと沈驚鴻の陰にいる者が謀った事なんだと確信します。長公主を理解しているのか、私を抱き込むために劉皎は沈驚鴻を利用し恩師を殺させその罪を孫家にきせたのだと訴えます。
直接手を汚していないのは分かる、このまま悪事に加担し続けるのかと涙で訴えます。そして劉皎に会いに行き当初は同じ道を行こうとしたが目指す方向が違うと贈られた簪を投げ捨て決別します。
沈驚鴻はどれが本当の劉皎なんだと悩み酔いつぶれると静安公主に看病を受けていました。帰れと言われてしまった静安公主は拗ねて出て行くと劉皎に出くわし、私には通用しないから仮面を外したらどうかと訴えます。
沈驚鴻は目を覚ますと劉皎に看病されていたので驚き、自分のために慣れない料理をして火傷を負ったことを侍女から聞かされます。
劉皎は皇帝は慕灼華に好意を抱いていると見抜くと江南へ戻る鎮国大長公主に誅邪の剣をくださいと直に願います。
物事の本質を見抜くために学問を授けたが野心を抱いていたのか、踏み出せば引き返せない道であり尊い座に見えても薄氷を踏むような日々を送ることになると言われます。
咳き込んだので謝罪するが皇太后の時と同じように動けなくさせる薬を盛って水を差し出します。
劉皎、最後まで駒として扱ってくださいよ。沈驚鴻だけは大事な人だったとか嘘くさい台詞最後に吐かないでくださいよ。
沈驚鴻、劉皎が孫紜紜を助けてる時点で何かの駒に使う気だと気付きますよね?
そして誅邪の剣がないと女帝になれないのですか?ww皇帝はいまでも慕灼華に気があったのか・・・
35話|仕掛けられた罠
皇帝は宴の最中に皇太后に挨拶に行かなければと内官から進言を受け、また妃候補を集めたんだろうとため息つき席を離れます。
美女に見向けもせず挨拶すると皇太后が不機嫌になり劉皎から好きな人でもいるのかと聞かれ否定します。
臣下が待っているから宴に戻ると皇太后に告げると静安公主に呼び止められたので彼女が差し出した杯を飲み干し出て行きます。
その頃、慕灼華は官吏たちと酒を酌み交わしていたが給仕が酒をこぼし衣服がを濡れてしまいます。陛下が戻ってくる前に着替えをもってくるので暖閣で待つよう言われ案内されます。
劉衍は慕灼華がいない事に気付き立ち上がると沈驚鴻に挨拶されたので才能は正しいことに使えと忠告します。
皇帝は宴に戻る途中になぜか酒が回り暖閣で休んだらどうかと内官に勧められます。慕灼華は陛下が苦しそうに入ってきたので太医を呼ぼうとしたが鍵がかけられていたので助けを呼びます。
劉衍は慕灼華を発見し声を掛けるが振り向いたら孫紜紜だったので無視し彼女を探しに行きます。
劉皎は皆を連れて御花園へ行こうと皇太后を誘い、うまく暖閣に誘うが慕灼華は劉衍に発見されて脱出していたので事なき得ます。
慕灼華と劉衍は陛下まで利用して罠にかけられたので帝位を狙う劉皎はよほど我々が邪魔なようだと思います。
孫紜紜は情交の現場を抑えれば官界から追放できたのに悔やみ、劉皎も多くの人を使って根回しした計画だったために何も起きないとは思いもしませんでした。
劉皎は暖閣の一件を仕組んだのかと沈驚鴻に言われ認めると、黙って帰りそうになったので後ろから抱きしめます。
官界を粛正し公正な世を作るためだと告げると、もうやめて引き返しましょう、目的のためなら何をやってもいいわけではないと言われます。目先にとらわれず大局を見通せる人なはずだと思っていた、ここへ来て揺らぐのかと訴えると沈驚鴻は黙って去ってしまいます。
慕灼華は参内せよ命を届くと孫紜紜が劉衍と恋仲だと訴えたことを知ります。女仕官は嫁いだら退官する掟であるため困惑するが未婚ゆえ規則に背いてはいないと劉衍が現れます。
劉衍は確かに慕い合ってるが私の立場は愛人であり慕灼華は未婚、決まりに反してはいないと訴え、慕灼華も朝廷の官吏として法を順守すると告げます。
劉皎がやろうとしている事は謀反ですからね。こんな人が帝位についても民のための公正な世なんて作れるわけない。
沈驚鴻、気付くのが遅いけど今のうちに決別しとけ。静安公主は言動に注意しないとそろそろ劉皎の怒りを買いそうな気配よ
36話~のネタバレは更新中