作品概要・キャスト
瓔珞で共演したウー・ジンイエンとシュー・カイが再び集結し3日で再生数1億超えした尚食局の女官と朱瞻基の宮廷ラブストーリー
あらすじ
明の永楽帝の時代。皇帝の厨房をあずかる尚食局の新入女官・姚子衿は蘇月華と殷紫萍と友情を育み、宮廷内の権力闘争に巻き込まれながらも料理人として腕を磨いていた。ある日の夜、永楽帝が溺愛する皇太孫の朱瞻基と出会い書斎に食事を届けるようになって距離を縮めていく。姚子衿の気遣いと教養に惹かれていく朱瞻基だが姚子衿には秘められた過去があった。
主演・豪華キャスト/ウー・ジンイエン&シュー・カイ共演
1990/08/16誕生、「瓔珞」「コウラン伝・始皇帝」など
朱瞻基(シュー・カイ)
1995/03/15誕生、「瓔珞」「大唐流流」「千古の愛、天上の詩」など
蘇月華(ワン・チューラン)
1999/01/21誕生、「孤城閉」「玉骨遥」など
游一帆(ワン・イージョー)
1994/05/14誕生、「玉楼春」「大唐女法医」など
プロデューサー(ユー・ジョン)
監督(ワン・ウェイ)(バイ・ユンモー)
脚本(ジョウ・モー)
全40話で紹介
ネタバレ感想/尚食
21話・天命に抗う者
姚子衿は皇太子・朱瞻基のために絵についたシミを取って届けると、朱瞻基は内心嬉しく思いながらも「これで機嫌が直るとでも思っているのか」と素直になれません。
皇后は朱瞻基に子が出来ないことを心配し胡善祥に懐妊を促す薬を飲ませ4人の女子を選んで遣わしたりしたが戻されてしまいます。
跡継ぎがどれだけ必要な事か分かっていないと思う皇后は、あの女しかいないと思い夜食を運ばせる口実で姚子衿を坤寧宮へ呼びつけます。
孟尚食と殷紫萍とともに夜食の準備をする姚子衿は坤寧宮へ届けると皇后から皇太子嬪に封じると言われます。
心遣いは感謝するが幸薄く従えないと拒み、皇后様に自由を与えられたが殿下をお慕いしていても愛と自由は両立できないと訴えます。
陰謀から救ってくれた皇后は姚子衿をよき女子と評価しておりこの世に天命に抗える者がいるのか見せてもらうと無礼を許します。
上元節は鰲山灯籠が置かれ天下太平を祈り宴が催されます。胡善囲から勝負はまだ終わっていないから3局を受けて立つ覚悟はあるか、自分が負けたら皇宮を出て2度と紫禁城に戻らないと挑発された孟尚食はお好きなようにと告げます。
皇太子妃の姉だから皇宮に残れているだけだろうと毒突く殷紫萍は姚子衿に頼んで料理を皇太子のそばにいた梅少淵に差し入れして貰います。姚子衿は彼女の意中の人かと思い協力したが昔盗みを働いたところ捕えられ痛い目に遭ったので懲らしめようと饅頭の仲に激マズを仕込んでいたことを聞かされ呆れます。
游一帆から尚食にしてやると言われていた蘇月華は宦官の不注意で棚が倒れ姚子衿が養成が必要なほどの怪我を負ったと知ります。「あんたの仕業かと」と言い放つが邪魔者が負傷したのなら喜ぶべきではと訴えられ言葉に詰まります。
22話・上元節の勝負
孫継宗から実父なのに案ずる気持ちはないのかと聞かれる姚子衿は「母が亡くなる前に私が選ばなければ師匠は死なず母も絶望せずに済んだ、すべては私のせいだと言われた」と告げます。
母親の死に目に会えず父に彭城伯府へ送られ半年幽閉されたのだと訴え、そのとき兄上はどこにいたんだと責めます。
大事に育ててくれた母はどう思うかと訴えられ、兄上が恐れているのは栄華を失う事だろうと告げると話を聞いていた殷紫萍は箒を持って現われ自力で出世しろと追い出します。
傷が治っていない姚子衿だが宴の料理を手伝いたいと孟尚食に願います。そして胡善囲に声をかけ「何より欲していた栄光を得るためだろうが天は私に味方する」と言い放ちます。
姚子衿は手が使えなくなったとしても最後かもしれないと思い必死に料理を始めます。
胡善囲から群臣の宴で出す料理に選ばれた方が天下一の厨師と言えると言い放たれた孟尚食はそれで良いと流します。
23話・最後の告白
姚子衿の手の怪我を知った朱瞻基は司膳司に薬を届けるが己も曲げず忠告も聞かないのだから手を失おうが自業自得だとぼやきます。
上元節の宴で失言により洪熙帝の機嫌を損ねてしまった孟紫澐は姚子衿に託します。姚子衿は配膳を請け負い太祖皇帝がかつて干ばつに遭われたときに飢えをしのいだ同じ汁物だと説明します。
他の料理の説明もみごとに果たし胡善囲との差を詰め勝負は御前での調理へと移ります。
胡善囲と蘇月華が手掛ける子豚の丸焼きに麒麟の模様が浮き上がると一同は沸き上がるが調味料が跳ねて洪熙帝の衣に火が燃え移ります。朱瞻基は慌てて火を消すがそれと同時に今まで楽しませていた芸道芸人たちがいっせいに攻撃してきました。
游一帆は花火を上げて援軍を呼び貴嬪たちが隠れるなか朱瞻基は率先して戦います。なんとか返り討ちにして陛下に駆け寄る朱瞻基だが「お前が来るのが遅く死にかけた」と叱責されます。
姚子衿は胡善囲を訪ね汁を出したのは陛下の偏見を打ち消すためであり本当の勝負とは結局食材に戻る、奇抜な図紋入り料理を選ぶなんて瑞兆で取り入る役人と同じだと言い放ちます。
皇宮を去る前に言いたいことはあるかと聞くと責めても恨んでもいいが皇太子妃は関係ないと訴えられます。負けたら紫禁城を去り厨師をやめると約束した、御達者でと告げ出て行きます。
胡善祥は心配して胡善囲を訪ねると倒れて亡くなっていたので驚きます。胡善囲は師匠を何で口封じしたんだと責めてきた蘇月華にナイフを握られ彼女の手を使って自害していました。
蘇月華は手を洗っていると孟紫澐に話しかけられ調味料に手を加え失敗させたのは何故かと追求されます。心はずっと母を求めていた、宮中に入った時は無知だったが今なら右腕として活躍できる、今でも認めたくないのかと涙を流し訴えます。
24話・すれ違い
自らも傷を負っていた朱瞻基は陛下を守り傷を負った游一帆の見舞いに訪れ感謝を伝えます。
勅命が届いたので失礼すると游一帆は免死金牌を授ります。陛下の命で游一帆に膳を届ける蘇月華は免死金牌を手に入れ殿下に気遣ってもらえたから災い転じて福となすねと告げると太祖から丹書鉄巻を授った者は謀反の罪を着せられて死んだと言われます。
蘇月華は游一帆の胸に血がにじんでいるのを目にし幼い頃看病してくれる人を待ちわびていたが現われなかったと告げ手当てをします。
游一帆はむかし傷を負って倒れたときに何の罪か分からないが幽閉されながら助けてくれた姚子衿のことを思います。
殷紫萍は梅少淵と出くわすと捕らわれてしまうが「無駄遣いしてまた盗みを働くな」と言われ酒楼で働いた報酬を渡されます。
要請中の朱瞻基は南京へ赴くよう命じられ何者かが自分と陛下を離間させ皇宮から追い出す気なのだろうと察します。
姚子衿が膳を運んできたので地方での務めを用意し皇宮から出してやるから、あやつ(梅)と夫婦となり幸せに暮らせと告げます。
すると何のことだか分からないが、あやつが私の愛する人ではないと訴えられます。愛する人がいるのかと聞くと「いません」と言われ盛侍医の処方に従って用意したと膳を差し出されます。
しかし、盛侍医が薬膳を届けに来たので下がろうとする姚子衿を呼び止め「いいたくないなら構わない。どうせ私は南京へ向かう」と告げます。