中国時代劇/皇太子妃はシンデレラ
皇太子と女盗賊の結ばれてはいけない身分を超えた中国ラブコメ時代劇
あらすじ&キャスト
女盗賊の常楽は貢ぎ物である望遠鏡を盗んだことが原因で仲間とともに劉宰相に捕まってしまう。皇太子との結婚を嫌がって自殺した劉玉揺にそっくりだった事で劉宰相は孫の代わりに嫁がせようと企てる。皇太子の李徹は皇后一家が自分を排除し皇后が産んだ皇子の李衡を皇帝の座につけようとしていることを知り結婚を阻止しようするが正義感が強く奔放な常楽に惹かれていく。また常楽も民を心から愛し民を守ろうとする李徹に惹かれ始める
李徹(チャオ・イーチン)常楽(エレノア・リー)李衡(ジン・ゾー)公孫黙(チェン・スーユー)など
「皇太子妃はシンデレラ〜花嫁は可愛い盗賊〜」の全話あらすじ一覧
ネタバレ感想/皇太子妃はシンデレラ
24話・遠ざかる愛
5皇子・李衡は自分の潔白を証言した朱顔が暗宮という刑を下されたと知り押し掛けるが会おうとする者は舌を切ると皇后が命じたと知らされます。
そこに食事を運ぶ宮女が通りかかるが粗末な食事だったために嘆き、いったい誰のために罪を被ったと思っているのかと皇后に怒りをぶつけます。
アリアティの婿選びの試合の時に孫の劉玉瑶から何で劉相国は刃を向けられたのか疑問に思い問い詰めると皇太子妃は劉玉瑶ではないと知り驚きます。
弄影は公孫黙の持病を治すために火玉丁香を捜す旅に出ると常楽も師匠・段念児を捜しに行きたいと李徹に願います。
そして老いぼれ劉升に長年捕らえられていた者が何か知っているはず、毒に侵されていたから医官に診せた方がいいと告げます。
弄影は平楽にいる神医の弟弟子・宗神医が火玉丁香を持っていると知りすぐに向かうが李衡に先に入手されていました。
25話・李衡の陰謀
むかし母上がいなくなった時期に常楽もいなくなったので李徹は嫌な予感を抱き心配していると陛下が訪ねてきます。
皇宮の外の皇太子府に住み始めて初めての訪問だったので驚くと、この国があるのは沈家のおかげで沈皇后には申し訳ないと思っていると言われます。
皇太子の人選では李徹いがいを考えた事はないと告げられ跪くと皇位を継いだら民を一番に考えねばならないと言われ失望させないと告げます。
李衡は史洪波に使った朦朧薬を貸してくれと劉相国に告げます。何に使うのだと聞かれるが黙って手を差し出し受け取ると朱顔と結ばれたいがために陛下だけでなく疑われないために皇后にも毒を使い昏睡させます。
そして毒が仕込まれていたお菓子は皇太子府から届いたものだと重臣たちに告げます。
皇太子府を調べられる李徹はお菓子など届けていないと訴えるが朦朧薬が発見されたために連行される羽目になります。
皇帝に変わり朝政を務めることになった李衡はすぐに朱顔を暗宮から出します。目が見えないようだったので驚くが太医にみせると回復すると知らされ安堵します。
朱顔は皇帝と皇后が毒を飲まされ昏睡状態であり、李衡が皇太子を牢に入れたと父・朱尚書から聞かされ驚きます。
朱尚書は皇太子を救えるのはお前しかいないと訴えるが李衡が恨んでいるから何を言っても無駄だと言われます。婚儀を邪魔したのは皇太子だと言われるがそのころに李徹は公主を連れて遊山見物をしていたので姿を見たのかと聞きます。
皇太子の姿は見ていないと知り自分が皇太子の声を聞かせたことが悪用されたのだと気付き娘に教えます。
朱顔は真実を話すが李衡が聞く耳を持たないので「美しい心を持った聡明な李衡はもういないなら目は回復しなくていい」と訴えます。
26話・李徹 危機一髪
李衡は皇太子を殺したらお前を皇位につけ、自分は朱顔と隠棲すると李律に告げます。
公孫黙は眠りから覚めると持病が治っている事に気付くと弄影が部屋にやってきたので火玉丁香を見つけてくれたのだと感謝し娶りたいと想いを告げます。
常楽と秦兄貴は李徹が斬首刑に処されるとの張り紙を目にし離れるんじゃなかったと後悔します。
常楽は相国府に侵入するが罠にはまり捕まってしまいます。弄影と公孫黙は今すぐ二人で婚儀を挙げようと幸せな気分となっていたが秦兄貴がやってきて皇太子が危険だと言われます。
弄影は病み上がりだし公孫府は見張られているから秦兄貴と二人で行くと告げるが平楽で火玉丁香を見つけた者が何で知っているのか問い詰められてしまいます。
火玉丁香を得る条件で皇太子府に毒を仕込んでしまったと正直に話し謝罪すると皇太子を守るのが務めだと公孫黙に言われます。
監禁される常楽は玉瑶の母親がやってきたので悪い事はしてないのだから拘束を解いてと訴えます。
「武術はさておき甘え方はうまくなった」と言われ、声を聞いて変面術を使う師匠・段念児だと気付きます。
玉瑶の母親がやってきたので師匠と知り合いなのかと驚くと劉玉瑶は双子の妹だと聞かされ驚きます。段家が一族皆殺しにされるときに助けに行くと常楽と段念児は外出中であったため玉瑶だけ連れて帰ったのだと説明されます。
常楽は自分は段瑾将軍の娘で段念児は叔母にあたるのだと知ります。
段念児は秦兄貴と再会し、常楽は作戦を練るために一番危険な皇太子府に侵入して身を隠そうと告げます。
陛下を救えば何とかなるが毒が何か分からないと困惑していると弄影から火玉丁香を手に入れるために皇太子を陥れたのは自分だと毒を渡されます。
段念児は謝罪は後だと告げ相国府に解毒剤もあるはずと疑い変面術を使って騙して手に入れます。しかし途中で見つかり襲われると盾となった弄影の胸に剣が突き刺さります。
段念児と秦兄貴は弄影を公孫黙のもとに連れて行ったあと皇帝に解毒剤を嗅がせます。すると解毒剤を盗まれたと報告を受けた劉相国が兵を率いてやってきたので対峙します。
刑場へ駆け付けた常楽は皇太子が今まさに斬首されそうになっていたので処刑人を蹴り飛ばします。
李衡は二人まとめて処刑を命じるが聖旨が届き「李衡は父母を毒で昏睡させ兄を葬ろうとした。即刻、皇太子を釈放し李衡を捕らえよ」と読み上げられます。
常楽と李徹の拘束が解かれる間に李衡は逃げ出します。
27話(最終話)・何はともあれ大団円
朱顔のもとに駆け付ける李衡は用事を済ませたら追うから先に行けと都から逃がし、どうせ死ぬならと玉座に座ります。
負傷する弄影は今すぐ婚儀を挙げたいと公孫黙にお願いし互いに誓いの言葉を述べるが致命傷を負っておりそのまま息を引き取ります。公孫黙は自分のせいだと彼女を抱きかかえ涙を流します。
李徹は玉座に堂々と座る李衡のもとに迫り剣を抜きます。剣を交え勝利する李徹は助命を陛下に願ってやるからこれ以上罪を重ねるなと告げます。
今更善人を装うなと向かってきたので再び戦いが始まり最終的に剣を突き付けると「負けだ、早く殺せ」と観念します。
李徹は平楽での一件は身に覚えのないこと、納得のいく答えをいずれ返してやると告げ出て行きます。
弄影の死にショックを受ける常楽は寝込んでしまうが李徹に励まされ食欲を取り戻していきます。
陛下が訪れたので出迎えると縛られた李衡と劉相国が連行されてきます。不始末は国と家庭に関わるから大理寺での裁きが妥当だと言われ拝命します。
息子を助けてと皇后が駆け込んできたので父母に毒を盛り兄を陥れたんだと皇帝は叱咤します。
李徹は声帯模写の徐平を連れて来いと命じると激しく動揺する劉相国は兄弟で対立させるために皇后に頼まれたんだと訴えます。
李衡は皇后と劉相国に騙されていたのかと嘆くと、皇后は死んでも寵愛を受ける沈皇后が妬ましく事あるごとに皇太子を陥れたんだと白状し、李衡をお助けくださいと壁に頭を打ち付けます。
段念児は段瑾の名誉回復を願い出ると常楽は史洪波を連れてきます。史洪波は段将軍により護送される途中に劉相国に浚われ地下牢にずっと閉じ込められていたと言います。
常楽は自分は段瑾の娘・常楽だと告げ父の潔白を願いでると李徹は事の経緯を説明します。
長年、劉相国の妄言に騙されていたのかと知る皇帝は死罪に当たると激怒すると李衡は死罪を賜ると言います。
李徹は李衡の罪は死に値しないと告げ朱顔を連れてこさせます。二人を皇宮から追い出し平民に落とすと命じると感謝されます。
即位式が行われ李徹は皇帝となります。段瑾の潔白を示し常楽を皇后とし公孫黙を相国とします。終。