双燕秘抄(そうえんひしょう) 乱世を舞う二羽の絆
「尚食」「瓔珞」「コウラン伝」などの制作陣がジャン・ナン&ワン・ユーウェン共演に姉妹の絆と成長を描いたシスターフッド時代劇
こちらの作品は「U-NEXT」で視聴し、
見所キャスト、全37話あらすじ一覧、最終話の結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
実生活でも大の仲良し、ジャン・ナン&ワン・ユーウェン共演
実の姉妹のように絆を深め合う2人が数々の試練や予期せぬ災難、つらい恋を経て成長してゆく!!
白文泰は宰相夫人の誕生日を祝うために家族と共に呉宰相の屋敷を訪ねます。こっそり屋敷に入り込んでいた茉喜は実の姉のように慕う文泰の娘・鳳瑶が政略結婚の駒として利用されると知り驚く。
物音を立ててしまい屋敷の中を逃げ回ると背後から黒ずくめの覆面の男が現れ・・・
ネタバレ感想|双燕秘抄
15話・模写
鳳瑶を拉致した馮嫣の屋敷に向かう茉喜、陳文徳、沈書墨は地下牢に落とされてしまうが突然姿を消した罄州女学館の教師・孫景雲がいたので驚きます。
友は死んだと思っていた沈書墨が生きていたのかと泣いて喜ぶなか、陳文徳はすぐに出られる場所はないか探します。
太后の書画を手に入れたと喜ぶ馮嫣だったが茉喜が手にしていた袋の中身は鍋が入っているだけだったのでこのままでは馮家は没落してしまうと嘆きます。
地下牢に水が流れ込む中、陳文徳は出られる場所を発見するが景雲を拘束する鎖が頑丈であるために解くことができません。
景雲はみんなを巻き込むわけにはいかないと、ある詩を沈書墨に託すと彼女を突き飛ばし沈んでいきます。
馮嫣から模写するよう強いられていた鳳瑶は筆跡が難しく何度もやりなおして何とか馮嫣が納得するまでに至ります。
罄州へやってきた明徳侯・鍾毓麒は姉の鍾太后が残した書画を見るためと称し女学館を訪れるが姉の残した一言半句も見つけられないと知り苛立ちます。
脱出した茉喜たちは屋敷に戻ると散らばっていた文を目にし太后の筆跡を真似ていたと察します。
模写されていた景雲は秘密を知ってトラブルになったことから鳳瑶が模写を強いられていたはずだと確信し急いで女学館へ向かいます。そのころ明徳侯に会いに行く馮嫣は太后の書画だと献上し取り入ろうとしたがあっさり偽りだとバレて陛下を欺いた罪で処刑を命じられてしまい、偽造したのは鳳瑶だと罪を着せます。
16話・書画の秘密
女学館に戻る茉喜は明徳侯の本来の目的は鉄鉱だと陳文徳から知らされるが鳳瑶が連行されるのを目にします。
宰相府の間者として女学館に潜入していた呉吟は太后の書画を見つけられなかったので明徳侯から叱責されるが手がかりは掴んだと告げます。
また蔵書閣で手練れの者と遭遇し学内での返事も多く、明徳侯まで来訪したことで太后の書画に重大な秘密があるのではとたずねます。
すると鉄鉱山の地図を探しに来たのだと太后の書画の秘密を明かされます。
鳳瑶は死ぬまでの棒打ちの命を下されていたが間一髪のところで陳文徳と茉喜に助けられます。陳文徳は自分は鉄鉱山の地図を探しに来たがもう一つは明徳侯暗殺だと告げその場を離れます。
茉喜はとにかく女学館からおさらばしようとしたが鳳瑶は陛下に派遣された明徳侯が暗殺されたら先生や学生も連座で処刑されてしまう、そんなのは見過ごせないと言います。
危機を脱したと安堵する馮嫣は学生を集めて宴を開き舞を披露させて明徳侯の機嫌を取ります。茉喜は部屋に鳳瑶を閉じ込めて陳文徳を止めに向かうが、一人の学生が明徳侯を襲います。
陳文徳は明徳侯暗殺を企てる者がいるのかと驚くが逃げられそうだったので任務を遂行するために刺客に加担します。しかし呉吟だけでなく茉喜にも邪魔されてしまい明徳侯を殺せず鉄鉱山の地図も手に入りませんでした。
鳳瑶なんてたった先ほどまで濡れ衣で殺されようとしていたのに助けなくちゃはちょっとね・・・こうゆう人ってほっとけない周囲の者を巻き込むのよね・・・
呉吟は呉朗の妾の子かよ、若き皇帝かと疑った自分が恥ずかしい・・・
17話・鉱山の地図
二人の刺客を調べる呉吟は一人(陳文徳)には逃げられてしまったが学生の刺客・張湘南は半年前に入学していたので館長・馮嫣を呼びつけます。中途入学は規定では不可だったはずだと問い詰めると賄賂を受け取って入学させたが身元に疑わしい点はなかったと弁明を受けます。
しかし、張湘南の父親が白状し本名は孫湘南で景雲の妹だと明らかになります。実父は元御史中丞で明徳侯を弾劾したため罪に問われ一家流刑になっていました。
呉吟は景雲は明徳侯暗殺を企てていたのに何で急に嫁いだのだと追及し館長にすべて白状させます。
陳文徳は悲鳴を聞いてドアを開けると馮嫣が刺殺されてしました。陳文徳が様子を見てくると出て行ったので茉喜は鳳瑶の元へ向かうが沈書墨と鳳瑶が眠らされていて周ばあやが人質に取っていました。
鳳瑶を殺されたくなければ渡せと言われ鉱山の地図だと察し、そんな物は知らないと訴えるが前に渡した鍋がそうだと言われ困惑します。
確認しに行くと鍋の底に書かれていたので馮銘は自分に殴られるときに地図に気付き誰かに話して殺されたのだと察します。
陳文徳と呉吟は鉢合わせて決闘していたが転がり込んだ部屋で周が鳳瑶を人質にしていたので驚きます。陳文徳が機転を利かせて短剣を投げて鳳瑶を救い鍋を奪い返すと、茉喜は鳳瑶を連れて逃げ出そうとするが明徳侯が発ったので呉吟は何も話さなかったのだと思い留まる事にします。
それにしても景雲が沈書墨に託した詩が地図の在処を示すのかと思ってたら違うのね、呉吟は無能扱いされていたし仲間になりそうね
18話・死者からの生還
茉喜は呉吟が宰相家の者だと知り怒りが湧いていたが陳文徳の件を黙っててくれたし命も助けてくれたので奸臣の呉朗とは違うようねと告げます。
鵬琨が岫州へ行ったが盗みばかり働き最後は飢えて死んだと知らされ、茉喜から聞かされた鳳瑶は家族全員が亡くなり悲しみます。
茉喜は罄州を守るためにやってきた将軍は若く有能で戦功もおおく美男子だと知ります。何気なく見に行くが甲冑を身にまとった万嘉桂が学内にやってきたので驚き、恐る恐る頬に触れると温かさを感じます。
生きている事を確信し、死んだと聞かされていたんだと涙を流すと強く抱きしめられます。
そんな様子を呉吟は複雑な表情で眺め京州へと帰っていきます。
茉喜はお迎えが来たので新しい衣を着て馬車に乗り込み万嘉桂に会いに行きます。鳳瑶は館長となった沈書墨と女学館を立て直そうと頑張っていたが噂となっている将軍の名前が万嘉桂だと知らされ耳を疑います。
万嘉桂は匪賊の襲撃に遭い全滅を避けるために敵を引き付けると崖から落下したが意識が戻ると流しの医者に助けられていたと告げます。眠っている鉱山を目当てに罄州で戦が起こると予想され率いてきた兵士たちを配備したから家を構えた事を教えます。
すると自分には妻がいることを知って驚き、事の経緯を聞かされます。
呉吟は茉喜に惚れていたのかもしれないね、残念そうに背中が寂しかった。さて愛する人の帰還に喜ぶ茉喜だが鳳瑶が妻だからね、どうなるでしょうか