中国ラブ史劇/双花伝
マオ・シャオフイとカイ・シュエン共演、乱世に生きる双子姉妹の愛憎渦巻く激動のラブ史劇
あらすじは?
原家と竇家が皇位の座をめぐって争う時代。
原家の当主・原青江は聖人から6人の子供たちが国を守るという予言を聞き子供たちを集めるとその中に頭脳派・花木槿と武術派・花錦繍の双子姉妹がいました。
原青江の息子で足が不自由な三番目の公子・原非白に姉妹は惹かれていくと、原非白の双子の兄で身を隠して暗宮を管理する司馬遽は花錦繍に想いを募らせる。
天下と皇位をめぐる権力争いに巻き込まれ恋も立場も行き違っていく姉妹の運命は?
キャスト/ マオ・シャオフイ&カイ・シュエン共演
全60話で紹介
ネタバレ感想/双花伝
第1話・二聖を巡る争い
中和元年、各地で戦乱が勃発し軒忠皇帝は原家と竇家の後ろ盾で東庭王朝を開きました。
皇位を狙う竇家と東庭を憎む原家は対立し覇権争いを繰り広げるなか花斌と金谷真人が現れ、兵法、天文、地理に長けた二人を味方にすれば天下も得ると言われ二聖を奪いあう争いへと激化していきます。
東庭晋侯・原青江(連皇后の義弟)は護衛長・陳玉嬌や副将を連れて明家へと馬を走らせます。明家撲滅せよと皇帝から命じられていた原青江は妹が嫁いでいるために手を出せないでいたが妻・謝梅香が明風揚の許嫁であったために潜入し妹と金谷真人を連れ出すと決意していました。
原青江は間に合い止めに入るが妻の決意が固かったので陳玉嬌に護衛するよう命じました。
原青江の妹・原青舞は来ないでと願っていると葬儀の途中だから戻れと明風揚に叱責されます。明家の娘・明鳳卿は信用ならないと存在を煙たがっていたが原家と戦う切り札なんだと明風揚に念を押されます。
明風揚は謝梅香がやってきたと報告を受け葬儀を終了して招き入れます。
謝梅香が舞を披露すると花火が打ちあがり明風揚は満足するが原家を取り込むために婚約者の自分を捨て口封じに一家を皆殺しにいたなと言われます。
花火を合図に原青江は襲撃をかけ明府に乗り込んでおり明風揚を始末するが妹は妻の本分を守り残っていたが裏切り者だと疑われ命を落としました。
金谷真人に会いに行くと6人の子供たちが国を守るという予言を頂戴します。
要塞の村に住んでいた花斌は東庭国相・竇英華たちがやってくるのを察知して妻・柔に双子の娘や村人を連れて逃げるよう託します。
狙いは自分だと分かる花斌は「国相たるものが殺戮を繰り広げるとは世が平和にならぬはずだ、天下を左右する2冊の書はすでにある者に託した」と言い放つと、妻か双子の娘が持っているのかと聞かれ動揺します。
家族や村人を守るために仕掛けを作動させて爆破させ逃走ルートを破壊して立ち塞がります。
第2話・悲しい別れ
双子の娘・花木槿と花錦繍、そして両親を殺されてしまった斉放高く売ります。
原家の護衛長・陳玉嬌は賢い娘だと傘を買い子供たちを集めていると李柔が目の前で隠れるのを目にします。竇家の刺客を率いる宣姜がやってきたので「人の財や命すら奪う天に背く非道な者たちが何用だ」と言い放ち撤収させます。
李柔は助けてくれたことに感謝します。原家が子供を集めていると知り預かってほしいと頼むとかなり厳しく才能がある子だけだと言われます。
花木槿は英明で知略に優れ花錦繍は武術で男児に劣らないと告げます。六子の素質のある者を見つけて育てろと原青江に命じられていた陳玉嬌はその中に双子がいると予言を受けていたので引き取ることにします。
花木槿は傘を売って稼いだお金で簪を買い戻し母に渡すと涙を流しながら抱きしめられます。
「これからは姉妹で協力し生きていくのよ、父からの教えを忘れないで」
花木槿は花錦繍、そして剣術が得意な斉放と共に陳玉嬌に強引に預けられ、李柔は扉を閉めて泣き崩れます。
宣姜に追い詰められた李柔は馬車が去っていくのを確認して身を投じ、馬車が目にした姉妹は泣き崩れます。
花木槿、花錦繍、斉放は同じように預けられた宗明磊、于飛燕、姚碧瑩と合流すると金谷真人が姿を現します。
金谷真人は斉放の性格は問題だと判断し腐った根性を叩きなおすと連れて行きます。竇家の刺客がやってくるが花木槿の知恵で相手を欺き逃走に成功します。
花錦繍が熱っぽいので花木槿は馬車を止めてもらい薬草を探しに行くと馬が暴走して助けを求める原非白(謝梅香の息子)がいたので射撃で止めます。足に毒矢が刺さっていたので吸い取って助けると簪を贈られるが、そのころ謝梅香は明家の仇だと明鳳卿に殺されていました。
花木槿は馬車に戻る途中で南国世子・段月容に襲われるがお尻に嚙みつくが「おとなしく火刑を受けろ」追われていました。南国の日照りが三年続いているのは紫の瞳が理由だと責められていたので妹と重ね一緒に逃げ出します。
包囲されてしまうと陳玉嬌に助けられるが段月容が連行されたので「長くても3年、日照りの後は恵みの雨が降る」と叫びます。
協力して竇家の刺客を追っ払った五人の子供たちは兄弟の契りを交わし生涯離れないと天に誓い「小五義」を結成します。
第3話・小五義、誕生
陳玉嬌に連れられ原家の紫棲山荘に集められた小五義(花木槿、花錦繍、于飛燕、宋明磊、姚碧瑩)。
紫園総管・柳言生に挨拶すると共に取り仕切っている原青江の正妻・連夫人に挨拶するよう言われます。
連夫人は謝梅香の亡き後、東営は三子の原非白は管理し西営と紫園を担うのが自分であると話し始めるが紫の瞳をもつ花錦繍を見て不吉だから杖刑にして追い出せと命じます。
花錦繡は何も悪い事はしていないと訴えると30回加算させ強引に連れ出されます。花木槿たちは小五義は花錦繡を必死で守ると母が亡くなって以来はじめて言葉を発した原非白のおかげで命拾いします。
南国世子・段月容は紫の瞳のせいで火刑に遭いそうになっていたが恵みの雨が降り花木槿の言葉を思い出します。
原家の正式な兵になるため小五義は訓練に励みながら逞しく成長していきます。
~数年後、琴を奏でる原非白のもとに不自由な足を治すために名医が訪れます。連夫人は捕らわれの身で人質となっていた長子・原非清が戻ってくるのはともかく原青江が自分より先に原非白に会いに行ったことで激怒します。
原青江の次子・原非煙は10年ぶりに原非清が戻ってきたと知り駆け付け再会を喜びます。
調査を命じられていた陳玉嬌は連夫人は柳言生を使い着服金は多額で好き放題な生活だと原青江に報告します。原青江のもとには原非白の名前で原非煙が密告していたが、原青江は原非白ではなく他者の仕業だと見抜いていました。
原青江は西営の管理を原非清に任せ、見習い兵の儀礼を柳言生に仕切れと命じます。集中できるよう総管の職は他の者へ任せると知った連夫人は儀礼には金がかかり数年分の帳簿が調べられてしまうと動揺します。
追い出されたくなければ策を考えろと柳言生に言い放ちます。
全60話あらすじ一覧/双花伝
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