作品情報/キャスト
マオ・シャオフイとカイ・シュエン共演、乱世に生きる双子姉妹の愛憎渦巻く激動のラブ史劇
原家と竇家が皇位の座をめぐって争う時代。原家の当主・原青江は聖人から6人の子供たちが国を守るという予言を聞き子供たちを集めるとその中に頭脳派・花木槿と武術派・花錦繍の双子姉妹がいました。原青江の息子で足が不自由な三番目の公子・原非白に姉妹は惹かれていくと、原非白の双子の兄で身を隠して暗宮を管理する司馬遽は花錦繍に想いを募らせる。天下と皇位をめぐる権力争いに巻き込まれ恋も立場も行き違っていく姉妹の運命は?
全60話で紹介
ネタバレ感想/双花伝
第37話・それぞれの居場所
花木槿と段月容が夕顔と一緒に仲良く過ごす姿を見せつけられた原非白は胸を痛めその場を去ります。
花木槿はわざと夕顔を連れてきて邪魔しに来たのかと問い詰めると解毒剤も幸せも与えられない男だと喚かれます。
宗明磊は竇家と原家の争いが青年場のいま原家を滅ぼすのは時期早々だと明鳳卿に進言すると大局を目ているフリして自分の姓を忘れたのかと叱責されます。
明家の反徒を肱月に連れて帰り幽閉せよと命じられるが、原家に潜入している明家の者は宗明磊に従っており動くものはいませんでした。
原家は滅ぼすが自分は道具ではないので自分のやり方でやると言い放ち衝突します。花錦繍は宋明磊の秘密を探っていたために出征する彼を尾行するよう護衛に命じます。
斉放が有州に分店を出しただけでなく君記の商売を拡張することで店の名声を広げます。混江龍は商売の世界でも活躍できそうだと思った花木槿は斉放に副番頭を担ぐよう告げます。
竇英華は原非白と友誼を結んだ張之厳に激怒しいくつもの城池が奪われたので疫病で命を落とした死体を投石機を用い原非白の運営に向かって投げるよう命じます。
原非白が疫病にかかり元徳軍は窮地に陥っていると情報を得た花木槿は肱月にしか生えない肉蓯蓉なら助かる可能性があると知らされます。
第38話・中原から来た女神
花錦繍は宗明磊の秘密を暴くため肱月と西庭の境界付近にある穆覚寺に行って非流にお守りを授かりたいと原青江を言いくるめ、肱月へ向かいます。
肱月では皇室が都を北部に移すと流言が広まっており、女皇の阿史那古麗雅は「大地の心」が見つかれば砂嵐を対処でき国を守れるはずだと信じていました。
すると姚碧瑩が話している侍女(侵入していた明鳳卿)を目にし何か怪しいと思って探るよう命じます。
果璽仁から香芹が監視しているようだと知らされた姚碧瑩はどうやら明家の間者のようだと察します。
原非珏は花木槿の匂いを思い出すとすべての記憶が戻り何で姚碧瑩は自分を騙すのかと困惑します。
宗明磊は明鳳卿から密書が届き「大地の心」がある無憂城に足を運ぶと姚碧瑩が明鳳卿の実娘だと知り怒りをぶつけます。姚碧瑩が人質に取られているものと思っていたが霊薬を求めて肱月にきていた花木槿だったので驚きます。
生きていたことに驚き厳家に殺されたと嘘の情報を伝えた明鳳卿を叱咤するが明家の若だと知った花木槿からどうして教えてくれなかったのかと嘆かれます。
攻撃を受ける宗明磊は花木槿を逃がすが一人ではかなわず窮地に陥ります。駆け付けた姚碧瑩は宗明磊を連れて行こうとすると「長く病床に伏していたのは誰のせいか知っているのか」と明鳳卿に聞かれます。
花木槿だと思い込んでいたが宗明磊の仕業だと思い愕然とします。原非煙が山中で弄ばれたのは明鳳卿が仕掛けた罠だと知る宗明磊は攻撃を仕掛けるが返り討ちに遭います。斬られそうになるが姚碧瑩が自分の命を盾にして秘密は守ってやるから解放しろと要求したことで助かります。
第39話・運命に導かれる愛
老人に連れられ逃げる花木槿は閉じ込められてしまうが老人が原非白だと気付き彼への想いを語ります。
手を握り「どうやって変装したの?もう離れたくない」と伝えると彼も気持ちを正直に語り、2人は愛を確認しあいます。
明家のアジトを突き止めた花錦繍は中から姚碧瑩が出てきたので何でここにいるのかと聞くが「私を陥れといて姉さんと呼ぶな」と言われます。
明家の者たちが押し寄せてきたので花錦繍は逃走すると姚碧瑩は追わなくていいと指示します。
花錦繍は妹想いの宗明磊をおびき寄せるため肱月女皇に謁見し肱月国のお妃様・姚碧瑩は明家の残党だと教えます。姚碧瑩と果璽仁は必死に否定するが正殿に監禁されます。
無憂城の中に閉じ込められていた花木槿と原非白は何故か原家の記号を見つけると、そこへやってきた肱月女皇と果璽仁の会話から肱月を守るために原家の祖先が建設したものと知ります。
姚碧瑩が監禁されていることを知った花木槿と原非白は肱月女皇を訪ねます。
第40話・久しぶりの再会
花木槿と原非白は肱月女皇に謁見します。姉である姚碧瑩の身の証を立てるために訪ねたと知った花錦繍は計画が台無しだと内心思います。
姚碧瑩は酷い言葉を投げかけたのに助けに来てくれたのかと目に涙を浮かべます。
救出するため宗明磊や明鳳卿は様子を伺っていたがどうやら助かりそうだと分かり退きます。
原非珏が駆け込んでくると花錦繍は砂嵐に巻き込まれ記憶を失っていたのを知っていたため姚碧瑩はだまして肱月のお妃に収まったのだと察します。
花木槿は姚碧瑩を救えることが出来て笑みを浮かべるが妹の花錦繍を肱月を侮辱したと責めてきたので動揺します。
妹も小五義の1人で何か誤解があるのだと訴えると原非白は明家が潜伏しているのは間違いないので花錦繍の言っていることも真実だが姚碧瑩への疑いは誤解だと援護します。
花錦繍は原非珏がモクと呼んでいたのでてっきり姉の事かと思ったと毒づきます。女皇は小五義の三人がせっかく集まったのだからと終わりにさせます。
花木槿、花錦繍、姚碧瑩の三人は話し合うが疑いと勘違いしが生じ口論となります。姚碧瑩から自分の地位を奪うために来たと思われ、花錦繍からは原非白と一緒にいるのを隠すために死んだことにしていたんだと疑われ花木槿は悲しみます。
また花錦繍と姚碧瑩の溝も深く、花木槿はどうすればいいのかと困惑します。
段月容はぶどう酒の取引をするために君莫問を名乗って肱月女皇に謁見します。宗明磊は無憂城で宝を掘る明鳳卿の部下たちを唆し仲間に引き入れます。
帰路に就く花錦繍は宗明磊が率いる明家にいきなり包囲され原非白がいるかぎりお前の子は世子になれないと言われます。
敵の敵は味方、まずは軍を賜ったのだから寵愛を活かして育てるべきと言われます。
花木槿と原非白は葡萄酒の通商と肉蓯蓉を買い取りたいことを女皇に話を持ち込むとすでに段月容が話を付けていたので驚きます。