作品情報/キャスト
マオ・シャオフイとカイ・シュエン共演、乱世に生きる双子姉妹の愛憎渦巻く激動のラブ史劇
原家と竇家が皇位の座をめぐって争う時代。原家の当主・原青江は聖人から6人の子供たちが国を守るという予言を聞き子供たちを集めるとその中に頭脳派・花木槿と武術派・花錦繍の双子姉妹がいました。原青江の息子で足が不自由な三番目の公子・原非白に姉妹は惹かれていくと、原非白の双子の兄で身を隠して暗宮を管理する司馬遽は花錦繍に想いを募らせる。天下と皇位をめぐる権力争いに巻き込まれ恋も立場も行き違っていく姉妹の運命は?
全60話で紹介
ネタバレ感想/双花伝
第49話・後宮の争い
花木槿は花錦繍に会いに行くと誰なのか非流に聞かれ叔母だと挨拶します。
麗貴妃に会いに行ったらしいが自分が払うことになる代償を分かっているのかと聞きます。非流は幼過ぎて世子になれないと訴えるが原非白を世子にしたいから来たのだと疑われます。
妹が心配なんだと告げるが運命は自分で切り開くと言われ今後は責めるなと言われます。
2皇子の軒本緒は刺客に追われると1皇子の軒本復が姿を現しました。太子の座を狙った本緒が本復を殺そうとして失敗し捕らえられたと皇后に言われる王浣灕だがそんなはずないと信用しません。
王浣灕は実家に帰るフリをして原非白のもとに向かうがその様子を確認した王皇后は計画通りだと笑みを浮かべます。
しかし原青江や花錦繍の考えなどお見通しの花木槿は王浣灕が兵を借りに来るはずだから自ら率いて向かい大団円を飾ってと原非白に告げます。
そして原青江は真相を陛下に伝えているはずなので東都に着いても急いで宣王救出に向かわないよう念を押します。
本緒は自害を強いられそうになったが陛下が現れます。宣王出兵時に兵糧が不足した件も附子の件もすべてお前の仕業かと叱咤された皇后は麗貴妃と王浣灕に騙されたと気付きます。
追い詰められた皇后は失敗した場合も考えており連絡がなければ王家軍が攻め込む準備を整えていたので強気に出ます。
しかし花木槿はそれすらも読んでいたので伏兵を待機させていたために原非白は「喜ぶのは早いです。今ごろ王家軍は全滅しているはずです」と告げます。そこに王家軍の統帥印を持った沈将軍が現れると皇帝は皇后に死罪、本復は太子の位を剥奪し流刑としました。
称えられた原非白は花木槿との婚儀を認めてほしいと願い出ると皇帝は花木槿に貞静公主の名と皇室の礼による婚儀を賜りました。
南国皇帝・段月容は花木槿から文を届いたので喜ぶが婚儀の招待状だったため破り捨てます。原非白は原青江から解毒剤を受け取り花木槿と無事に初夜を迎えました。
第50話・金蝉花を求めて
君家寨で疫病が広がり夕顔が病に侵されてしまいます。段月容は長老から金蝉花という花が疫病に効果があると知らされるが伝説の花と呼ばれており見た者はいませんでした。
婚儀をあげ原非白の妻となった花木槿だが偃州の戦場に赴くことになり別れを惜しみながら見送ります。君家寨での疫病が広がっていることを知った花木槿は金蝉花の鉢植えを花錦繍の息子・非流が持っていたことを思い出します。
人命救助のため協力を願うが君家寨の者がどうなろうと関係ないと言われます。兵法書は渡せないが商訓なら渡せると告げ金蝉花を手にしすぐに届けるよう言います。
君家寨の村人は回復したが疫病が国中に広まっていると知った花錦繍は金蝉花をどうやったら手にすることが出来るのかと聞きに行くが人命に対して自分勝手で冷たい態度を取られるので妹に幻滅します。
麟徳軍が原青江の手に渡り原非白と于飛燕が率いていると宗明磊から報告を受ける原非清は兵権を失ったのだからどうにもできないと告げます。
酔っ払う花錦繍は仮面をつける司馬遽がやってきたので何でいつも付きまとうのだと仮面を剥がすと原非白だったので驚きます。
翌朝、見間違いかと暗宮を訪ねる花錦繍は原非白が二人いたので驚きます。花木槿から連絡受けた原非白は金蝉花を摘むんで出て行きます。
花錦繍は何者なのかと姿を現すと双子の司馬遽だと知らされます。
第51話・明かされた秘密
司馬懿から姉妹関係を修復してほしいと言われる花錦繍だが自分を騙していた者に指図されたくない、このまま突き進んで見下した者たちに証明すると言い放ちます。
原非白から大量の金蝉花を渡された花木槿は感謝し南国に運ばせます。段月容のためだったのかと原非白が嫉妬していたので頬にキスして慰めます。
花木槿は原非白が大量の金蝉花を持ってきたので暗宮にあるはずと思い向かうと予想どうりでした。原非白がいたので声をかけるが後ろから原非白がやってきたので驚くと実は双子なんだと説明されます。
暗宮での秘密は金蝉花のことなのかと告げると岩を簡単に真っ二つできる短剣を見せられます。紫鉱を特殊な方法で精錬すると武器が完成するが戦乱が巻き起こると心配し原青江には紫鉱の秘密は解明できていないと告げていることを教えられます。
盗み聞きしていた花錦繍は二人が出て行ったあとに姿を現し秘密を教えてくれなければ自害すると脅し司馬遽から聞き出します。
原青江のおかげで東庭が滅亡のするのも時間の問題だと喜ぶ西庭皇帝だが均衡を保たないと皇位を狙われるのではないかと軒本緒に言われます。
原青江が皇位簒奪を企てているとは思えないので、原家の機密文書を密告して万が一のことがあればそれこそ一巻の終わりだと告げます。
花錦繍は司馬遽を眠らせて紫鉱と金蝉花、そして彼が持っていた短剣を奪い、七夕で密かに出かけている暗宮の者たちに刺客を送ります。原青江から叱咤される司馬遽は花錦繍の仕業だと気付くか秘密はどこから漏れたか分からないとひれ伏して謝罪します。
原青江は原非清の誕生日に宗明磊が贈った短剣を目にし呼び出します。お前の仕業かと叱咤すると短剣は偶然入手したものであり自分を陥れ原非清を蹴落としたい者の仕業ではないかと訴えられます。
「下手人が南国の服装をしていた事で原非白を世子にしたい花木槿の仕業では?」
第52話・正しい道とは
原青江は一時的に宗明磊を舎人に降格し梨蕊閣での禁足を命じます。
段月容はどこで金蝉花を知ったのかと原青江から聞かれた花木槿は偶然見つけ南国を原家の味方につけるために届けたと告げます。
紫鉱のことは司馬遽から聞いたが誰にも漏らしていないと身の潔白を訴え暗宮の存在を知る者こそ今回の元凶だと言います。
花木槿は自分と段月容だけでなく宗明磊まで陥れるのはあまりにも残忍だと口にすると世子選びのなか、この件で特をするのは1人だけだと原非白に言われ花錦繍なのかと驚きます。
花木槿の姉であり兄・司馬遽の愛する人であり、人格を変えたのは原家のせいだから同情すると原非白は言います。
「2人で一緒に彼女を正しい道に引き戻そう」
原青江は竇英華を打ち破り東庭を倒すため出兵します。原青江は必ず勝利して帰還すると確信する宗明磊は後方の西庭を任されているので皇帝に就けるよう力添えすれば原非白より優位に立てると思います。
また花錦繍は麗貴妃を使って軒復徹から玉璽を奪えばいいと思います。
すると「原家の家族全員を宮廷で保護するからすぐに移動せよ」と皇帝の聖旨が届きます。花木槿は保護ではなく人質だと気付くが花錦繍は好機だと思います。
花木槿は宮廷に侵入していた斉放から牢に入れられるから逃げようと言われます。皇帝に謁見すると皇帝が毒殺されます。軒本緒は毒を盛った罪を着せ花木槿を捕らえるのが目的だったが本当に皇帝が毒殺されたので嘆き花木槿を投獄します。
花錦繍は毒殺するつもりだったが既に毒が盛られていたと報告を受け誰だか知らないが花木槿に殺人の罪をなすりつけてくれたから良しとします。
牢に入れられた花木槿は斉放がやってきたので、おそらく軒本緒も殺されるだろうから伝書鳩を原非白に飛ばすようお願いします。看守を眠らせ牢から出ると宗明磊が軒本緒を守る王浣灕を殺害したのを目撃し玉璽いがいに何か目的があるようだと察知します。