中国ラブ史劇/双嬌伝
4人の男女が愛と絆を武器に宮廷の陰謀に立ち向かう中国ラブ史劇
あらすじは?
「符家の娘を娶れば帝王となる」と歌が流行する霊陽国の都。
次期皇帝として期待される薛栄は符家の長女・玉盞を殺して武術に優れる次女・金盞を娶るよう密命を受けるが玉盞に惹かれていってしまう。息子を皇帝にしたいと企む福慶長公主から依頼を受けた江湖を流浪する江紹は玉盞と間違えて金盞をさらってしまう。
聡明で決断力に優れる薛栄と玉盞、真っ直ぐで物怖じしない金盞と江紹。運命的に出会った彼らに皇位を巡る陰謀や入れ違いの婚姻、出生の秘密など、衝撃的な出来事が次々と降りかかるが4人は力を合わせて困難を乗り越えながらそれぞれの愛を育んでいく。
キャストは?豪華共演
全40話で紹介(各話の題名は私が勝手に名付けたものです)
ネタバレ感想/双嬌伝
第1話・都の噂
霊陽国の都では「符家の娘を娶れば帝王となる」という謡諺が流行し、符家の長女・符玉盞は子どもたちが歌っているのを目撃し張盛将軍に止めさせるよう指示します。
そして馬車を走らせ「福慶長公主の花見の宴が終わったら寄り道せず皇宮に向かいなさい。宮中で問題を起こしたら部屋の武器は没収するからね」と妹の符金盞に告げます。
姉に忠告されたばかりなのに符金盞は何正文(彭沢国の成王の使臣)が落とし物をしたのに盗んだと言いがかりを付けていたので懲らしめてやります。
殴られて歯が抜けた何正文は太極殿に向かい侮辱したなと霊陽国皇帝に訴えます。
衛王・符言信は長公主の宴にいたと連行されてきたのが娘の符金盞だったので驚きます。符金盞は兵に濡れ衣を着せ不当に制裁を加えていたので許せなかったのだと訴えるが杖刑50回を命じられます。
符玉盞は妹を助けるために被害者を捜し出して謁見を願い証言させます。そして天子も民も罪は同罪であり使臣の肩書を盾に霊陽の法に従わないなら彭沢の国辱となると言い放ちます。
刑は許されるが姉妹は父親からこっぴどく叱られる事になりました。
彭沢国王の命で三甲城返還の会談に来た使臣だが符家を訪れ縁談を持ちかけます。衛王はすぐに皇帝に報告するとその場にいた皇子である薛栄(晋王)は嫁がせては権威に関わると告げます。
皇帝は「成王が都の噂を信じているなら娶らせ輿入れの日に暗殺させよ。その混乱に乗じて我が軍が晋城を制する」と言います。
衛王は危険な妙計に娘を差し出すのかと戸惑うが皇帝に逆らう事はできません。
輿入れの名目で晋城に向かい劉承復(成王)を殺せと皇帝の命が下ったと知らされ、腕自慢の符金盞は自分が行くと告げるが晋王に攻めさせ晋城を奪うつもりと知った符玉盞は妹では策に気付かれると反対します。
自分が行くと互いに譲らない姉妹は「気付かれずに晋王の香袋を手に入れた方が行く」と競うことにし知恵がある符玉盞が勝利しました。
実は晋王は「劉承復を殺したら符家の長女も始末しろ、賢すぎる女子は皇后には向かない。2人を始末したあと帰還したら符家の次女を娶りお前が皇帝になるんだ」と皇帝から言われていました。
晋王に手柄を立てる機会を与え符家の娘を娶らせるのかと察知した長公主は「嫁がせない、関係性がない者を捜して雇え」と侍女に命じます。
晋王は輿入りの日に同行するが符玉盞は薬で眠らされ妹が花嫁の馬車に乗っていました。眠りから覚めた符玉盞は陛下の命に逆らった事になってしまうので急いで追いかけます。
第2話・身代わりの代償
符玉盞を眠らせ姉の代わりに花嫁となって馬車に乗り込む符金盞は彭沢国に向かう途中で休憩していると福慶長公主に雇われた自由奔放な武芸者・江紹に拉致されてしまいます。
晋王(薛栄)は花嫁がいなくなったので林の中を捜しに行くと覆面している江紹を発見し戦うが逃げられてしまいます。
符玉盞は隊列に追いつくと拉致されたのは符金盞だと正直に告げ馬車には自分が乗るから妹を追跡して欲しいとお願いします。妹を心配しつつ符玉盞は輿に乗り晋城を目指します。
江紹が間違えて次女を拉致したと報告を受けた福慶長公主は「符家の娘の噂は世を乱すから長女を始末し、序でに晋王も始末しましょう。そして息子に次女を娶らせればいい」と告げます。
晋城に向かっていた符玉盞は山に挟まれた場所で休憩を取ろうとするので妹が拉致されたこともあり迂回するべきと訴え受け入れられます。
しかし追ってきた刺客に襲撃されてしまい、符玉盞は晋王に助けられるが彼は自分を守るために背中に矢を受けていました。
皇帝が符玉盞を狙ったのではないかと部下に言われるが、劉承復(成王)を始末した後の話であり刺客に囲まれたことで狙いは自分だったはずと晋王に告げます。
晋王は聡明な符玉盞を本当に消さなければいけないのかと迷いが生じます。
江紹に拉致された符金盞は逃げだそうとすると落とし穴に落ちてしまうが江紹も道連れにします。裏仕事はするが女は殺さないと言われた符金盞は雇われた額の10倍払うと告げるが信用が大事だからダメだと言われてしまいます。
しかし穴の中で2人でいるうちに江紹は悪人でもなさそうだと気付きます。江紹は話の流れから符玉盞じゃないのかと気付き穴から出してやるが彼女が逃げ出したので追いかけると足を滑らせ山から転げ落ちたので身を挺して守ります。
符玉盞は井戸に毒が投じられていることに気付き黄将軍を呼びます。何者かが覗いていると気付いたので目で合図して捕らえさせ「西ではなく東に行くと伝えろ」と命じ大量の銀子をあげます。
囮の馬車を伏兵がいる場所に誘導して包囲するが罠だと疑った者が1人だけ攻撃してきました。不意打ちを食らい危なかったが何とか晋王が負傷したからだで始末し難を逃れます。
符玉盞は信頼関係が築けたと思い「劉承復の暗殺後は私も死ぬ運命でしょうか」と晋王に聞きます。一緒に都に戻ると口にするたびに返答を避けられるので気付いたのです。晋王は賢すぎる彼女に嘘は通用しないと諦め確かに皇帝の命を受けたと告げます。
第3話・霊陽国王の子
逃げる際に符金盞は足を滑らせ山から転げ落ちてしまうが江紹が身を挺して守ってくれました。
頭を木に打ち付け気絶してしまった江紹に恩を感じ見守っていると晋王(薛栄)の部下がやってきます。符金盞は子どもたちは江紹は自分を守ってくれた者だと説明し晋王のもとに合流すると告げると符玉盞が隊列に追いつきたから問題ないと言われます。
その頃、江紹が落とした木牌が霊陽国の皇帝・薛巍に届けられるが、木牌に埋め込まれている玉と自分が持つ玉が一致したので偶然にも自分の子だと分かり目に涙を浮かべます。
皇子だった20年前、自由な暮らしを望むと江舜英は身籠もったままいなくなってしまったのです。
符金盞は姉を助けるために江紹を雇い彭沢国の成王暗殺の任務を依頼します。使用人に扮して成王府に潜り込み梁に身を隠します。成王が寝台に寝転んだときに暗殺を謀ろうとするが密偵からの報告を耳にしすぐに晋城に向かいます。
符金盞は助けてくれた江紹だと符玉盞に紹介すると、そこへやってきた晋王がこんな場所で友と再会するとはと江紹と抱き合ったので驚きます。晋王は戦場で危険な目に遭った時に偶然戦に出くわした江紹に助けられたのです。
江紹は雇われて花嫁を浚ったと正直に告げるが「計画が相手に知れ渡っているから危険だ」と告げます。
符玉盞は成王に謁見して跪き「成王を暗殺せよと勅命を受けました。薛栄は李良という侍衛に扮しています」と告げます。どっちみち皇帝は符家を排除しようとしているので婚礼後、父親の天雄軍が成王の即位を支えるので父の即位にも協力して欲しいと願います。
猜疑心が強い成王は婚礼の日を早めて様子を見ることにします。符玉盞は暗殺したあと殺されるようだと盗み聞きした侍女に言われるが「前から知っているし策を練ってあるから大丈夫だ」と告げます。
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