韓国ドラマ「太宗イ・バンウォン」作品情報
主演チュ・サンウクが2022KBS演技大賞を受賞しパク・ジニが最優秀女優賞を受賞した第3代王・太宗となるイ・バンウォンの生涯を描いた本格時代劇
遼東征伐に向かった高麗のイ・ソンゲ将軍は勝手に開京に引き返すと高麗王は逆賊として一族を捕らえるよう命じる。
五男バンウォンは家族を連れて逃げ迅速に高麗朝廷の手の内から逃げたおかげで家門は生き残ったがソンゲが開京を陥落させ戻ると戦に連れて行くつもりはないと突き放される。
高麗末期から朝鮮建国と激動の時代に尽力し朝鮮王朝の基礎を築いたバンウォンは家族を思い葛藤しながらも朝鮮を開国した初代王・父との対立や兄弟の殺害など冷酷な顔を持ち信念を貫く
全32話で紹介
ネタバレ感想/太宗イ・バンウォン龍の国
21話・私兵の廃止
ヨンムから王様が上王様(イ・ソンゲ)を宮殿の外に出したと連絡を受けたバンウォンは東北面に向かったはずだと告げ追わせます。
そして定宗バングァのもとに向かうと寺で供養したいと言われこれ以上親不孝にはなれぬと思い解放したと言われます。
父上が去ったのなら自分も去らねばと国王になる準備をしとけと言われ承諾するが上王様は兵士を集めているはずだと予測します。そして同志を集めこれからは国王の命令で動く国王の兵士になると告げるが私兵を廃止されるのを周囲の者たちは理解を示しません。
苦労は分けれても権力は分けぬバンウォンの考えに妻ミン氏は深い喪失感を抱くが愛まで疑わないでほしいと思い宗親たちを説得します。
イ・ソンゲは東北面と西北面一帯の村の守令たちと国境を守る総帥たちを抱き込み、少しづつ兵士を集めたら軍糧米と兵仗器を確保するよう命じます。
バンウォンは私兵廃止を決定すると3男バンウィはすぐに私兵と兵仗器を三軍府に移管させます。
するとイ・ソンゲの侍衛になるよう命じたヨンムが官軍に暴行を働き命に逆らったと報告を受け向かいます。
「私の兵士は他の私兵とは違う。一生を家別抄と共に生き一瞬たりとも離れた事はありません」と言われ官職を奪い島流しとします。
ひと段落したのでバンウォンはもうすぐ王になる、お前のおかげだとミン氏の手を握ります。しかし足並みをそろえて歩いてはならぬ、完璧な王になれるようついてきてほしいと願うと、「臣下になれというなら逆賊になります」と言われ耳を疑います。
西暦1400年、バンウォンは王位に就き朝鮮第3代王・太宗となり、ミン氏はその日からバンウォンの政敵となりました。
22話・朝鮮第3代王の誕生
朝鮮第3代王・太宗となったバンウォンは罪を重ね王座に就いたが朝鮮の土台を盤石にし強固な国家にすることで償いとすると臣下に告げます。
しかし、課業を全うするためにすべてを捧げるが邪魔者は誰であろうと厳しく処罰すると警告します。
ミン氏は母ソン氏が王妃となって宮殿にいくことを喜んでいたのでまだ許可が下りていない、手伝うことを考えるなという警告らしいと告げます。
上王バングァから王様の妻で王様を王位に就かせた人なのだから宮殿に呼ぶべきだと言われるが、バンウォンは夫婦の縁や献身に功にとらわれたら進まないし父上のような失敗はしないと言います。
状況を察したミン・ジェはミン氏一族に対する警告だと告げると息子たちは不快に思うが害が及ばぬよう言動に注意するよう念をおします。
バンウォンは子供たちが宮殿にやってきたので喜ぶが母上も一緒で来ていると言われ動揺します。ミン氏は「王様が望む女になれるがそれは私ではないので冷たい屍になる、王ですから好きになさいませ」と言いその場を去っていきます。
バンウォンはミン氏のもとを訪ね夜が明けたら王妃冊封の上奏文が上がるだろうが夫婦の争いに子供たちを巻き込むなと忠告します。
冊封式を終えるミン氏は感無量で中宮殿に入るがバンウォンが他の宮女を寝室に入れたことで侮辱されます。毎晩王女が侮辱されているのを知ったミン一族は激怒するが「もうすぐ科挙があるゆえ底辺から順に家門の者で朝廷を埋めつくせるように弟子が大勢合格するのを手伝ってほしい」と王妃から伝言を受けます。
23話・深まる溝
奴婢キム氏が中宮殿で罰を受けたことを知ったバンウォンは新しい王妃を迎えるよう命じます。
王妃ミン氏は中宮殿の宮女と侍女を全員帰すよう命じられその程度の事で侮辱するのかと思うが今回は素直に従います。
1人で生活をしていると弟から集団上奏の黒幕とみられ父ミン・ジェが司憲府に押送されたと聞かされます。
嘉礼色を設置すると知った王妃は朝廷に乗り込んで行くと重臣たちは部屋から出て行きます。夜ごと宮女を連れ込むだけでなく嘉礼まで行うとは側妻は裏門かた入れるのが常識だと言い放ちます。
「人して守るべき道理がある、王になる前に人になりなされ!!」
バンウォンは子供たちにしばらく中宮殿には行くなと命じ流刑にしていたヨンムを呼び戻し判承枢府事(王命を伝え軍事を担う従一品の役職)を任せると告げます。
会議を開くミン一族だったがミン・ジェが司憲府に押送されているので今は一歩引かざるおえません。ミン・ジェは罪を認めることにするが二度と弟子は育てず政治とも距離を置くと告げます。
王妃は3人の王子たちがやってきたので抱きしめて喜ぶが女官たちが追いかけてきたので理由を聞くと中宮殿に行かせてはならないと命じられている事を知ります。
バンウォンは「嘉礼色をやめて王妃との不仲を修復しろ、我々兄弟の苦しみを子供たちに味わせるのか」と上王バングァから叱責されます。
24話・太上王の反乱
ファサンから東北面で謀反の動きがあると報告を受けたバンウォンは軍官に急いで調べさせるとイ・ソンゲが主導していると知ります。
重臣たちを集め急いで対策を練るが西北面でも挙兵した報せだけでなく東北面に送った官吏が無惨に殺されてしまいます。
兵士の数が圧倒的に足りない官軍が惨敗した急報が入りバンウォンは自ら指揮を執るために出征します。
中宮殿の女官たちが戻り嘉礼色が廃されたと知る王妃は子供たちとも再会します。大臣や武将が参内したので朝廷で何かあったようだと察します。
イ・ソンゲが反乱を起こし王様が出征したと知り弟たちを戦地に向かわせようとすると「王様に万が一のことがあっても反乱軍を倒せるのでその時は元子を王位に就かせ朝廷を動かせばいい」と言われます。
我々は王様と同じ船に乗っているんだと叱咤し王様を守るのだと言い放ちます。
バンウォンは反乱軍に押され命が危ぶまれたが駆けつけた義弟とイ・スクボンのおかげで九死に一生を得ます。