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映画「ポイズンローズ」ネタバレあらすじと感想結末/主演ジョン・トラヴォルタが実娘と共演

 

作品情報とキャストの紹介

ジョン・トラヴォルタを主演に豪華キャストでジョージ・ギャロ監督が映画化。

私立探偵のカーソンは依頼を受け故郷のテキサス州ガルベストンに行くと院長に目を付けます。

またかつての恋人ジェインと再会するが彼女の娘ベッキーの夫がアメフトの試合で倒れ急死すると日頃からDVを受けていた頃から容疑が生じてしまいます。ジェインに頼まれベッキーの無実を証明するため真相究明に乗り出すと町を牛耳っている旧友ドクが関係していると分かる。

ベッキーを演じるのはJ・トラヴォルタの実の娘エラ・ブルー・トラヴォルタ。

カーソン・フィリップス(ジョン・トラヴォルタ)ドク(モーガン・フリーマン)マイルズ・ミッチェル院長(ブレンダン・フレイザー)ジェイン・ハント(ファムケ・ヤンセン)ベッキー・ハント(エラ・ブルー・トラヴォルタ)など

 

ネタバレあらすじ/ポイズンローズ

 

1978年、アメフトのスター選手だったカーソンは酒とタバコとギャンブルを好み、LAで私立探偵を始め20年になります。

仕事はおもに浮気調査や養育費の回収、失踪者の捜索だが追われる身となる事も多々ありました。そんな時は必ず愛猫を連れて出勤し秘書に預けます。

ある日、「精神を病んだ伯母のバーバラが、ガルベストン郊外の療養所にいるが取り次いでくれなくなったので調べて欲しい」と女性が訪ねてきます。

LAでの仕事しか受けないと伝えるがガルベストンの人は信用できないというので自分の故郷という事もありカーソンは受け入れます。っと言うより同情を誘う美女に弱い事と小切手を出されたので断れないのが正直なところ・・・。

ガルベストンまで車を飛ばしバーバラとの面会をお願いすると院長マイルズがやってきて「セラピー中だから無理だ」と言われます。

あきらかに受付にいた看護士の様子もおかしくマイルズもおどおどしていたので危険な匂いを感じるカーソンは頑丈にロックされた扉を見て「また来る」と引き下がります。

 

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ガルベストン/調査

探る必要があると思い旧友を探すとウォルシュは保安官でドクは大物ブローカーとなりカジノ経営を娘ローズに任せていました。ドクの隣にいる企業家と名乗るサングラスをかけたロレンゾを紹介されたカーソンはスライドを見て幻覚剤の摂取量は相当だろうと思います。

かつてはアメフトの名選手だった事から人は集まってくるが「金のために八百長をして出世できなかった気分はどう」と挑発してくる者もいました。

みんなでポーカーを楽しみホテルに戻るとLAからの追ってがいるのに気付き返り討ちします。「娘はどこだ」とかつての依頼主に聞かれシラを切るが「どうせ親に虐待されているから逃げたいとお願いされ金でも渡したんだろ」と言い当てられます。

カーソンは療養所に行くと長いこと待っていても電話1つ鳴らないので経営は大丈夫かと聞くとマイルズの目が泳ぎます。

今日も治療で会えないと言われ帰るフリをしてロックを解除して侵入します。バーバラのファイルを発見すると診療記録はなく支払い明細書しかありませんでした。

また宝くじを見てアメフトの試合の賭けをしているようだと分かるが何故かすべて地元の負けに賭けていました。

 

かつての恋人ジェインの娘ベッキーに容疑が!

アメフトのスター選手が試合中に倒れたと知り会場に行くとかつての恋人ジェインと再会します。

20年前に逃げるように町を出て行き、しかも急死した選手がジェインの娘ベッキーの夫だった事から言葉が見付かりませんでした。

ジェインから「家に来て欲しい」と連絡がありカーソンは車で向かいます。

ジェインの夫は心臓発作で亡くなっていたが石油関係の仕事で儲けていたので豪邸でした。夫が亡くなったあと療養所に入っていたらしくバーバラを知っているか尋ねると会った事はあるが今は知らないと言いました。

「この小さな町はドクが支配している。無能なウォルシュが保安官になれたんだから分かるでしょ」

カーソンはうっすら感じていた事だが確信に変ります。

「ベッキーの夫ハッピーはドクの娘ローズとよく遊んでいた。日頃から浮気ばかりしているからベッキーが疑われてしまう。」

ベッキーを守ってと依頼を受けたカーソンは連絡が取れない検視官を訪ねます。強いショックで鎖骨や大腿骨にヒビが入り・・・検死官は話し始めるがカーソンは札をポケットに入れていくと血液からエフェドリンと他の薬物が検出されたと知ります。

研究所にまわしているらしくカーソンは札を更に渡し検査結果が分かったら教えてくれと頼みました。

 

ジェインはドクを訪ね「殺人じゃないでしょ」と訴えると「あれは殺人だ」と断言されてしまいます。

「娘は無実、あなたなら保安官を押さえられるでしょ」と伝えると「手を引かせたら何の見返りがあるんだ」と聞かれます。

ドクはジェインの亡き夫が石油関係の仕事する時に一帯を汚染したが金を受け取って地下水から有害物質が出たのをもみ消し守っていました。

会社はジェインが引き継いでいたが共同経営になるからと51%の株を要求してきました。ジェインは受け入れ弁護士に連絡させると伝えるとカーソンに依頼した件を取り下げろと言われます。

 

犯人は誰だ?!

カーソンはBARで飲んでいるスライドに声をかけるとマイルズはドクに相当の借金を作っていてロレンゾは薬を売っていると聞かされます。

カーソンはローズを訪ね「ハッピーが妻の元に帰るときに嫉妬したか」と聞くとドクがやってきてドライブに誘われます。

「事業をかぎ回られては困る。検死官に死亡診断書を書かせ遺書も用意するからLAに帰れ」

カーソンはハッピーが浮気していた女性を一人ずつ訪ねようとしていたが既に消されているようだと分かります。

「ジェインを1度裏切っている。もう2度と裏切らない」と伝えると「好きにしろ」とさびれた町で降ろされます。銃を持つ男たちがいるのに気付き路地裏に逃げ込みながら一人ずつ返り討ちにするがそれはLAからの刺客でした。

ウォルシュから「牢屋に入りたくなければ早くLAに戻れ、犯人はベッキーだ」と写真を見せられたカーソンは日頃から酷い暴力を受けていたのだと知ります。

カーソンは「隠し事はやめてくれ、すべて話せ」とジェインに聞くと、日頃から暴力を受けていたベッキーが病院に運ばれた事があるとゆう事、そしてドクに51%の株を譲ったことを聞かされます。

「それはあなたの子を守るためでもある」

カーソンはベッキーが自分の娘だと知り驚きます。

 

結末/ポイズンローズ

抗がん剤も検出されたと検死官から連絡がありカーソンはマイルズが犯人かと疑っているときにスライドがロレンゾから逃げるようにやってきました。

「借金を清算するには試合で負けるしかない」とドクがハッピーに伝えるのを聞いていたそうです。ハッピーは金のために八百長はしないと言い張っていたがそのうち欲を出しマイルズを強請っっていたと聞かされます。

ベッキーに逮捕状が出たのでカーソンは「24時間だけ時間をくれ」と伝えるとウォルシュは受け入れます。

試合は八百長だった・・・利益を得られるのは二人、マイルズとドク。

カーソンはドクに会いに行きます。マイルズとロレンゾは麻薬売買の新事業を始め幅を利かせていたので「事業の邪魔だから二人をはめたのか」と聞きます。

「いい説だな。確かにお前が麻薬組織を潰してくれればマイルズは借金を返せなくなるし療養所の土地はゴルフコースに変わり、リゾート地にできる」とドクは笑みを浮かべます。

帰り、車にメモ書きが置かれておりスタジアムに行くとロレンゾに狙撃されるがアメフトのボールを蹴ると相手に命中します。

療養所の庭を掘り遺体を発見したカーソンは証拠を掴むとマイルズが銃を持って現われます。

「患者の死後も家族に請求を続け、その金を元手にロレンゾと尊事業を始めたんだろう」

ロレンゾが戻ってきて銃撃戦となるが行き着いた場所が偶然にもドラッグを作る施設でした。炎が広がり燃えだしたのでロレンゾを倒し急いで外に出るとマイルズが立ち塞がります。

もとは人を救いたいという思いから医師になったので「身を正せ、そして白状するんだ」と訴えるとマイルズは反省して涙を流し「すまなかった」と口にするが統合失調症の患者に撃たれました。

ウォルシュにすべて白状したと告げると「みんな亡くなってしまったからいいか」と納得してくれました。

 

カーソンはドクを訪ねると「これで俺の競合相手は消えた」と喜んでいました。

ジェインは娘から手を引かせる事を条件に受け入れたが、カーソンは無実を証明したから取引は無効ではないかと言います。

ドクは「約束通りウォルシュに手を引かせた。お前の証言だけではマイルズが犯人だという証拠にはならない」と言い張ります。

「再捜査をされたくなければ身を引け。取引も二人でした事だ。娘を守るためなら母親は何でもするんだ」

カーソンは「すべて終わった」とジェインに会いに行きます。

翌朝、抗がん剤を発見したカーソンは「余命はあとどれぐらいだ」と聞きます。療養所でバーバラと会っていたジェインは親族に金を払ってカーソンに依頼させガルベストンまで導いていたのです。

それは自分の代わりに娘を守ってもらうためでした。

「君が殺したんだろう、言えば楽になる」と訴えると聞いていたベッキーが「どうゆう事」とやってきます。

余命を宣告されたジェインは暴力を受けている娘を心配し守るために殺したのでした。二人は涙を流しながら抱き合いカーソンはそのまま一緒に暮らすことにしました。

 

感想/ポイズンローズ

なんかB級な匂いを感じて見ていたのですが納得できるミステリーでしたね。ドクは悪者なのか良い人なのか曖昧でした。

せめて共同経営者となってジェインの方が51%なら良かったんですが自分が51%を要求するのは酷い。マイルズが罪を認めたのは麻薬関連と亡くなった患者を埋めていた事ですね。

八百長をしていたのは事実、おそらくそれでカーソンはバレて町を離れたのだろう。ドクに借金があるハッピーは「負けろ」と言われていたがおそらく断ったのでしょう。それで儲けているマイルズを強請って借金を返そうとしたんじゃないかな。

「人気者を逮捕はできない」とか意味分からん言葉が多いが1978年のガルベストンでは当然のことだったのかな。

 

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