作品情報/キャスト
ユン・シユン主演の韓国サスペンスアクション、並行世界を舞台に12年前の殺人事件の真相解明と愛する人を救うため奔走する
警察官ドウォンと検察官ソギョンは12年前の同じ日に父親を亡くしていました。連続殺人事件の捜査を続けるソギョンは廃線に突如列車が現れ降りてきた何者かに撃たれ命を落とす。今回の事件の犯人と12年前の事件の犯人が同じだと気付くドウォンは廃線に突然現れた列車にソギョンが乗っているのを目にして驚く。慌てて飛び乗るがパラレルワールドにつながる列車であり殺人容疑で追われるもう1つの世界の自分がいた。亡くなったはずのソギョンと瓜二つの刑事が逮捕するため迫ってきて・・・
全12話で紹介
ネタバレ感想/トレイン
第10話/消えた証拠
ソギョンのカウンセリングの先生ミンジュンが犯人だと突き止めたドウォンは携帯を追跡し拳銃を突き付けるとニヤつきながら自首すると言われます。
ソギョンはどこだと怒り叫ぶとミンジュンはソギョンに電話をかけ「12年前のムギョン駅住宅殺人事件と失踪した女性たちを殺した真犯人は私です」と言いました。
ドウォンは連行して聴取を行うと追い詰められて苦しくなったから自首したと言われます。そこに駆け込んできたソギョンが涙を流しながら無実の人を恨み続けるのを見て笑っていたのかと言い放つとミンジュンが殺さなくてよかったとニヤついたのでドウォンは殴りつけます。
ソギョンは殴る価値もないから止めるようドウォンに告げ刑務所の中で衰えていくのを見届けてやると言い放ちます。
12年前、盗みに入った時にギュテが帰宅したため隠れていたがオルゴールの音が耳障りだったので殺したと言います。
キチガイの言葉は受け流すが自白が唯一の証拠の場合は遺体がないと有罪にできないので捜すしかありません。ヨンランの遺体はあるがソンウクに罪を着せるための犯行なので証拠は出てこないだろうと予想できます。
40時間拘束されるミンジュンは「自首したのは脳がイカれているからだ、あんたのせいで」と目の前の者に言いました。
ドウォンとソギョンは被害者を絞殺するときに使ったネックレスを捜すが見つからず日記や記録もなくハンマーからもDNAは検出されませんでした。
ドウォンは犯行を立証できる唯一の方法は自分だとソギョンに告げると死人になりB世界にいられないと言われます。彼女に自分の記憶がなくてもそばにいられるだけでいいと思っていたが自分のわがままでB世界に滞在したらまた彼女失ってしまうと思うようになりました。
だから去るのだと説明し霊安室に行くがもう一人の自分の遺体がありませんでした。
釈放されるミンジュンは「ゲームに参加してくれたお礼に教えてやる。7じゃなくて8だ、遺体が消える前に捜せ」と言いニヤつきながら去っていきました。
ドウォンは次のターゲットはソギョンではないかと心配し気を付けるよう告げるが彼女はミンジュンの子供の時の写真を目にし彼が育った町に向かいます。
ドウォンは前に「境界を越えてきたな」と電話で聞かれたのにミンジュンは二つの世界があるのを知らないようだったので困惑します。すると四日前にミンジュンの患者でファン・ヒギョンという人物が血痕を残し行方不明となっている知らせが入ります。
この四日間で雨が降っていないことから遺体は必ずB世界にあるとドウォンは思うが、雨が降ってきたので遺体を運ぶ者を追うために列車に乗り込みます。
キャリーバックを見つけると何者かが背後にいると察知し振り返るとミスク課長が銃を構えていました。
第11話/捨てられた子
ドウォンは雨が降ってきたのでA世界に遺体を運ぶはずと確信し列車に乗り込みます。
そしてキャリーバックを発見し背後に気配を感じたので振り向くとミスク課長が銃を構えていました。
そのころ、ソギョンはミンジュンが誰を狙っているのか突き止め署に戻るとドウォンのデスクで自分と彼の2ショット写真を発見し別世界から来たのは本当だったのかと思います。
ミンジュンの父親が法人名義で借りていた倉庫を調べに行っていたジェヒョクは急に発生した火災により大やけどを負います。ソギョンはドウォンが一緒ではないと知り嫌な予感が抱き彼の車が発見されたイルソン駅に向かうが発見できませんでした。
ミスクに発砲され列車から落ちたドウォンは病院で目覚め、駆け込んできたジョンミンを見てA世界に戻ってきたのだと把握します。
ファン・ヒギョンの死体が発見され、ドウォンは課長室に押し掛けるがミスクではなかったので驚きます。健康上の理由で最近辞職したとジェヒョクに教えられ今までどこにいたんだと責められます。
ミスクの家を訪ねると督促状が散らばっており息子との2ショット写真を目にしA世界でもずっと騙されていたのだと把握します。雨が降っていたので夜にムギョン駅に向かうと列車が現れなかったので困惑します。
ドウォンを捜すソギョンは昨日は雨が降っていたことを思い出すと「雨の日。夜9時35分に到着する列車」と彼が言っていたことを思い出します。
調べるとA世界とB世界をつなぐ列車が廃車になるという記事を目にします。別世界のことを知るジョンミンに廃車になればドウォンが戻れなくなると告げます。
ドウォンはミスクを調べると息子を除籍していたが名前がミンジュンだと分かり嫌な予感が的中します。居場所を突き止め押し掛けるとガスが充満していたので急いで元栓を絞めて窓を開けます。
息子と一緒に自殺しようとしていたミスクを救出したドウォンは「12年前、課長が守ろうとしていたのは俺じゃなく真犯人の息子だったのか」と言い放ちます。
既婚者との間にできた子を出産したミスクは母親が亡くなった時に不治の病が自分と息子に遺伝していることを知りました。発病したら子を育てられないと思い泣く泣く手放したが12年前の事件の担当となると現場で薬の瓶を目にし息子の仕業だと気付きました。
わざと現場に落としていったのだと気付き息子を訪ねると殺人を認めました。自分を恨んでいるのだとショックを受けると、ちょうど近くでひき逃げに遭った者の息子ドウォンが父親が犯人だと勘違いし証拠を持って警察に話そうとしていたので指紋が検出されるのを恐れ「殺人犯の息子のレッテルを貼られる」と止めたのです。
ソギョンはミンジュンのところに押し掛け「本当に殺したいのはあんたを捨てた母親でしょ」と言い放ちます。
「僕が母親を殺す前に突き止められるかな?」
ソギョンはジュニョクに監視を命じるが彼はミンジュンに不意打ちで殴られ気を失います。ソギョンは署に戻るとドウォンのもとにハンチントン病の患者リストが届いたので確認するとミスクの名前に目が留まります。
ミンジュンとミスクの携帯と車を追跡するよう命じると二人とも昔住んでいた地域に向かっていることが分かります。
最終話・第12話/彼女を守るために
ミンジュンは捨てられた子であるため子供を捨てる母親に極度の憎しみを持ち母親だと思って犯行に及んでいました。
母ミスクを呼び出し何で自分の犯行を止めないのだと怒りをぶつけます。母親なら逮捕するはずだと訴えるが母親だから守るのだと言われます。
連れてきたジュニョク刑事を鉄バッドで殴打してもミスクは息子からバッドを奪い取り殴りつけます。満足そうな顔をする母親に頭に来たミンジュンは首を締め上げるがやってきたソギョンに撃たれます。
ソギョンは通報しようとするがミスクに拳銃を突き付けられたので驚きます。ミンジュンはそこまでして庇うのかと呆れると何もかも失いたくなったから止めなかったのだとミスクは言います。
ソギョンは隙をついて逃げ出すがミスクに捕まり撃たれそうになります。するとB世界にやってきたドウォンがミンジュンの頭に銃を突きつけた状態で現れます。
ドウォンは機動隊を率いており「一歩でも動いたら息子を撃つ」と告げ逮捕させます。もう会えないと思っていたソギョンはドウォンに抱き着くがミンジュンは最後のターゲットにするべき者は母親を苦しませる自分なんだと気付き銃を奪って自らの頭を打ち抜きました。
会いに来てくれてありがとうとソギョンに言われたドウォンは「A世界でもB世界でも愛していました。どこからやり直しますか」と想いを告げます。
ジョンミンが列車を走らせた事で戻れたのだと知りドウォンは感謝すると「あなたに会えればそれでいい」と言われます。B世界では元恋人であり、すべてが解決したらやり直す約束をしていたのを知らないドウォンは「ずっと友達でいてくれてありがとう」と告げます。
川に沈んだ車の中から白骨が見つかり警正のものと思われたがその階級で行方不明はいませんでした。
ドウォンは警正ミスクの写真を目にすると手の甲に傷があるのに気付くが連行したミスクの手に傷がなかったことを不審に思います。白骨遺体とミスクのDNAを照合してくれと頼みます。
嫌な予感を抱いたドウォンはソギョンと連絡が付かないので家を訪ねると刺されて座り込んでいました。A世界で最後に見た彼女と同じ姿形であり泣きながら抱きしめるが息していることに気付き病院に運びます。
ドウォンは面会に行くと待ってたとミスクは笑みを浮かべます。
「この世界の課長を殺したのはおまえだ」と言い放つと失ったものを取り戻すために境界を越えたが運命から逃れることに失敗した者だと言われます。
境界を越えても運命からは逃れられない事を知ったドウォンはソギョンがイ・ジンソンの顧客リストを手に入れたい者に襲われたと知り、自分がB世界にいたらソギョンが助からないと気付きます。
廃車になってA世界に戻れないためドウォンは命を絶つと決意し線路に立ちます。そのころ、ドウォンから初めて会ったのはバス停だと教えられていたソギョンは折りたたみ傘を渡されたことを思い出しB世界でも会っていたのだと思います。
ドウォンは拳銃自殺しようとしたが急に列車が現れたので驚きます。
ソギョンはミスクに会いに行くと今まで息子は4回亡くなったことを知りどんな事をしても死ぬ運命と言われるが「彼に何度も助けられるのが運命だ」と言い放ちます。
ドウォンは自分が警正になった世界に来てしまい逃げているとソギョンが目の前に現れ「今は混沌しているけど私はハン・ソギョン、ここから始めましょう」と言われます。
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