与君歌~乱世に舞う運命の姉妹~
歴史事件をベースに描かれたチョン・イー&チャン・ユーシー共演の中国ファンタジー歴史ドラマ
与君歌・どんな話?
勢力が二つの派閥に別れる大興王朝の時代。
実権を握れない若き皇帝の武宗・斉焱を守る紫衣局、そして斉焱を即位させたものの皇権と大臣を支配するために将棋営を主導する大宦官・仇子梁。
紫衣局の程若魚は皇帝の護衛官として宮中に入り、仇子梁の養女・仇煙織は思惑を抱きつつ斉焱に近づいていく。
そんな二人は家族を殺され長年離れ離れになっていた姉妹であることを知り・・・
与君歌のキャストは? チョン・イー&チャン・ユーシー共演
斉焱(チョン・イー)
実権を握られている若き大興王朝の皇帝。
程若魚(チャン・ユーシー)
紫衣局の尚宮・程兮に育てられ執剣人となり皇帝を守る
斉宸(ハン・ドン)
斉焱の皇叔、仇子梁と斉焱から王権を取り戻そうと計画
仇煙織(シュエン・ルー)
仇子梁の義娘、暗殺組織将棋営のリーダーだが後に程若魚と姉妹だと知り・・・
仇子梁(ミッキー・ホー)
陰険かつ狡猾な権力を持つ大宦官、仇煙織が殺した宰相の孫とは知らずに育てる
ネタバレ鑑賞感想
19話・昔の想い人
仇煙織は命の恩人である韓岳と涙の再会を果たしたばかりなのに裏切ることになってしまい弔いながら落ち込みます。なぜ自分だけが生き残るのだと自己嫌悪に陥るが王家の名誉を回復し宦官一派に代償を払わせられるのも自分しかいないのだと気を引き締めます。
右相を呼び寄せる仇子梁は双炮はなんで死んだのかと訊ねます。仇煙織は仕掛けを作ったのが1年前からで自分の部屋で操れることがバレてしまいます。厳修は生き埋めになった卒五の仕業だと罪を着せるが救出されて助かっており「図面は自分が渡したもの」と口にするが図面を誰から受け取ったのかと仇子梁に問い詰められ黙り込んでしまいます。
もはやこれまでだと仇煙織は跪くが卒五が韓岳から受け取ったと言い殺せなくて残念だと自害してしまいます。驚きながらも仇煙織は普通の図面を渡したが何故か火薬まで仕込まれていたので何と答えていいか分からず黙っていたのだと誤魔化します。
卒五が存命で何で韓岳に罪を着せたのかと困惑していると文を発見し右相から呼び出されます。
程若魚は斉焱に寄り添うが太皇太后が決めた許嫁の李則寧の名を呼んで魘されていたので落胆します。程若魚は白馬(如風)は人に慣れないのに撫でている女性がいたので声をかけると元の主だと言われます。
そこに斉焱がやってくると李則寧は挨拶し2年作り上げた弓を贈るが神才軍に渡せと程懐智に命じ去ります。程若魚は慌てて陛下の後を追うと鞍王の居場所を珖王が突き止めたと知り合流します。
斉焱たちは鞍王を発見すると右相に呼び出されてきていた仇煙織に声をかけられます。斉焱は女にすがって皇位を守ろうとは思わないと告げ提案を断り鞍王を救うよう程若魚に命じます。
20話・好感と愛情
斉焱たちに救出された鞍王は泣きながら珖王にの足にしがみつきます。仇煙織は仇子梁が将棋営に向かっていると知り急いで戻ると右相が選んだ双炮に李得昀を見張らせ都に帰らせるなと命じられます。
引き続き鞍王を探せと命じられるころ、程若魚は鞍王を鎮呉へ送り届ける程兮を見送るが右士に目撃されたことに気付きます。
皇宮に戻る斉焱は太皇太后を訪ねると李則寧が待っていたんだと言われるが過去の事だと告げます。すると程若魚が好きなら妃に迎えればいいと勧められます。
程懐智に程若魚が好ましいと告げるがちょうど戻って来た彼女に聞かれたと知るやいなや「寵臣に対する好感だ」と誤魔化します。右士に目撃されたと知り援軍を率いて程兮と共に送り届けるよう命じます。
右士から鞍王が程兮に連れられ鎮呉に向かい牢にいる弥紗は替え玉だったと報告を受ける仇子梁は生死は問わぬから連れ戻せと命じます。
仇子梁が河豚の毒を準備させたと知る仇煙織は斉焱が危ないと急いで向かい、先帝に届けられた碗を運んでいると報告を受けた太皇太后は気を失ってしまいます。
程若魚は発とうとすると陛下の身が危ない時に行くのかと遠都に聞かれます。急いで戻ると碗が届けられていたので代わりに飲もうとするが斉焱に拒まれ勝手に持ち場を離れるなと叱責されます。
そこに盧従軍の反乱に乗じて陳胤台が独立を画策し節度使が鎮圧を求め連名で奏状が届きます。斉焱は慌てて飲む必要はなさそうだと碗を落とすと韓定が率いる左千牛衛が陛下を守れと突入してきます。
仇煙織は自分と斉焱に鞍王を手放させ右士の報告で仇子梁に斉焱を殺させようとしたのだと察します。大戦を前に皇帝を変えれば節度使も反乱も起こし収拾がつかなくなるので陛下の策に仇子梁が嵌ったのだと思います。
21話・喜びと絶望
仇煙織は自分の失態で李得昀が上京してしまったと告げると右士から報告を受けたばかりの仇子梁は既に知っていると告げます。
斉焱は朝議の場で盧従の乱に対し何か良い策はないかと訴えます。重臣たちが黙り込むので名指して要求していくと出征はしたいが何かと~と言い訳をするので程若魚は自ら名乗り出ます。
仇子梁から執剣人として兵を率いる資格はないと反対されると李得昀が姿を現し盧従へ出征し反乱を鎮めると名乗り出ます。2カ月で反乱を平定し鎮められなかったら官を辞すると告げ仇子梁を納得させます。
斉焱は珖王の看病で意識を取り戻し話せるようになった寧和郡主を訪ねると夫・史佺中の勢力は今も健在で私の命で動かせると言われ感謝します。
斉焱は仇子梁との戦いは死闘になるので程若魚が近くにいたら気が散るからと去らせるよう珖王にお願いします。
程兮に声をかけられる程若魚はもう鎮呉から戻ったのかと告げると太皇太后のもとに連れて行かれます。戸惑いながら拝謁すると腕輪を贈られ今後もしかと陛下を守るよう言われるが「これは結納品だ」と程兮に言われます。
陛下の寵愛を賜り太皇太后もお認めになったのだろうと言われ言葉を失います。
斉焱は李得昀と落ち合い、弥紗が鎮呉に着けば藩臣殺害の件で朝廷に抗議するはずだからもう一月時間を稼げると告げます。これから二月の間に仇子梁の権力を奪いたいと告げ狩りに戻ります。
狩りで獲物を捕らえ程若魚に贈ろうとすると太皇太后の腕輪を手にしていたので驚きます。そこに仇子梁がやってくると寧和郡主がお隠れになったと言われ殺されたのかとこぶしを握り黙ってその場を去ります。
弔うと自分の側にいればこの末路をたどることになると思い程若魚から腕輪を取り上げます。
右相に会う仇煙織は仮面を剥がすと顔が火傷で覆われていたので驚きます。「そなたの祖父には恩があるから3度助けた」と紙にかかれ動揺し、自分の祖父はいないと逃げるようになります。