与君歌~乱世に舞う運命の姉妹~
歴史事件をベースに描かれたチョン・イー&チャン・ユーシー共演の中国ファンタジー歴史ドラマ
あらすじ&キャスト
勢力が二つの派閥に別れる大興王朝の時代。
実権を握れない若き皇帝の武宗・斉焱を守る紫衣局、そして斉焱を即位させたものの皇権と大臣を支配するために将棋営を主導する大宦官・仇子梁。
紫衣局の程若魚は皇帝の護衛官として宮中に入り、仇子梁の養女・仇煙織は思惑を抱きつつ斉焱に近づいていく。
そんな二人は家族を殺され長年離れ離れになっていた姉妹であることを知り・・・
ネタバレ鑑賞感想
22話・怒りの矛先
右相を信用するなと厳修に言われる仇煙織だが祖父・王揚の旧友であるならば韓岳や鄭家の者を意のままに操り一連の事件も引き起こせると思います。
程若魚は斉焱を襲撃した夏紫苑を捕らえると朝露の変で韓岳が助かったのは斉焱のおかげだと教えます。無縁墓地から救出するよう命じられたのは韓定だから聞いてみるがいいと告げるが汚らわしい王林なんかの辱めを受けた事もあり夏紫苑は利く耳をもちません。
斉焱は寧和郡主の死が盧従の状況を変えるはずなので早く程若魚を連れて去ってほしいと珖王(斉宸)にお願いします。李得昀から寧和郡主の夫・史佺中を殺した陳胤台のもとに潜入させるものは史佺中の残党と接触でき更に盧従の状況を見極め抑え込める者でなくてはならないと言われます。
程若魚が名乗り出たためにお前は隠棲地へ戻る珖王を護衛するよう命じます。
程若魚は夏紫苑を手刀で眠らせると仇煙織の馬車に乗って皇宮を抜けだし盧従へ向かいます。仇煙織は仇子梁に気付かれる前に厳修に腕を軽く斬ってもらい程若魚に脅され馬を奪われてしまった、行き先は兆儀のようだと報告します。
兆儀の劉志に会って援軍を求めるつもりだと告げると仇子梁は劉志の殺害と程若魚を捕らえるよう右士に命じます。
程若魚は貧しい町に入ると宦官一派が権力を握っていたら悲劇は繰り返されるだけだと夏紫苑に話します。斉焱は程若魚が盧従の領内に入ったようだと韓定から知らされるが密かに守らせているから安心するよう言われます。
神才軍が劉志を始末したと報告を受ける仇煙織は満足するころ、程若魚は朝廷の使者として陳胤台に会いに行きます。
寧和郡主の勢力を探すために敢えて節度使・史佺中の死因を調べにきたのだと言い放ちます。するとさっそく連絡を受けるが陳胤台が張疆に殺され内部争いが起こると韓定から守るよう指示されていた左千牛衛の兵士に助けられます。
23話・叔母の正体
2カ月で盧従を鎮める約束が果たせなかった事で朝議の場で李得昀は罷免を迫られます。斉焱は臣下に変わって自分が罪を受けると告げるがそこに程若魚が戻ってくると反逆者は自滅したことが明らかになります。
李得昀は天の背く反逆者は必ず成敗されるのだと仇子梁を見ながら言い放ち、斉焱は大功を称え李得昀に門下侍郎と同平章事の要職を与えます。
斉焱は安堵するが仇子梁から鞍王(斉溶)を皇太弟に冊封するよう責まられ神才軍に包囲されます。
程若魚は陛下を脅すとは何事だと言い放つと潜ませていた紫衣局を集結させます。斉焱は他に上奏することはあるのかと言い放つと仇子梁は承認しないようだと去るが鞍王が怯えているのを目にし「そなたは皇太弟だ」と告げます。
斉焱は鞍王と弥紗の行き先が何で漏れたのかと困惑していると程若魚は程兮を疑っているんだと気付き何かの手違いのはずだと動揺します。
今は鞍王の救出が先だと思い侵入するが鞍王が程兮に連れられ戻って来たと仇煙織に話していたので驚きます。叔母はそんな人ではないと姿を現すと今は大事にすべきじゃないと仇煙織に止められ、程兮が裏切った理由と交換で夏紫苑を引き渡すと言われます。
程若魚は紫衣局に潜入すると右士の姿を目にします。程若魚は姿を現し話を全て聞いたと訴えると隠すのが疲れていたからちょうどいいと程兮は開き直り「将棋営の味方ではないが右相の仲間、右相は異父弟だ」と言います。
「弟は優柔不断だから代わりに決断した、宦官一派から権力を奪い右相を皇位に据える」
斉焱に尽くす意味などないから協力しようと程兮に言われ「謀反には協力しない、命が尽きるまで陛下お守りする」と断ります。
程若魚は斉焱に何て言ったらいいか分からず引き返し仇煙織を訪ね程兮は右相の姉だったと告げます。右相は将棋営を利用して神才軍の勢力をそぎ皇位を奪うつもりで程兮は陛下を殺したいが右相が迷っているので陛下と右相を裏切って鞍王を仇子梁に渡したのだと告げると何で斉焱を恨んでいるのかと言われます。
程若魚は程兮と自分と右相に出自を調べてほしいと仇煙織に頼み3つ従うと条件を出します。
24話・叔母の裏切り
斉焱は皇宮を訪れていた李則寧から鞍王を仇子梁のもとに送ったのは程兮だと聞かされます。程若魚が朕を欺くはずないと信じ程兮が裏切ったとしても彼女は関係ないと思います。しかし何か分かったかと訊ねてみるが望んだ答えは得られずがっかりします。
仇煙織はわざわざ遠回りして調べるのは面倒だと思い右相を訪ねます。程兮が本当に姉であると確かめると程若魚を含む3人の出自を教えてくれと訴えると何者だと聞かれ王若清だと答えます。
先帝の遺詔はどこにあるのかと聞かれ妹の履物に隠したが今となっては分からないと告げると遺詔と引き換えに出自を教えると言われ信じてくれないなら結構だと引き下がります。
程兮のことを黙っていた事で斉焱の怒りを買い程懐智と共に出て行けと命じられる程若魚は程兮の裏切りを陛下は知ったのだと程懐智に告げます。
程懐智は右相と共謀して陛下に盾突くとは何事だと妹の程兮を叱責し失望したと涙します。改心する様子がなかったので程若魚は紫衣局を集結するが皆が程兮に従うのだと確認し出て行きます。
帰る場所がなくお遅刻程若魚は勝ってこそすべてを手にできる、盧従の乱を鎮圧すべく斉焱を助けるべきと仇煙織に言われます。勝手に斉焱の元に戻り共に弥紗を救出したいと訴えます。