作品情報/キャスト
グアン・シャオトンとホウ・ミンハオ共演の中国宮廷ロマンスラブ史劇
何不自由なく暮らす班家の長女・班婳は家族が不幸に見舞われる予知夢を見る。武術が得意で正義感強い班婳は悲劇を回避するため行動を起こすと名声高い貴公子・容瑕と出会う。自分にまったくなびかない彼に興味を持つが容瑕は両親の仇を討つために復讐計画を進めていた。班婳は皇帝や高官に対しても物怖じせず発言しライバルであっても冤罪と分かれば無実の証拠を探し出し自身が間違っていた時には潔く謝る強さも持つ。次第に宮廷の覇権争いに巻き込まれていくが運命を切り開いて生きる姿に共感すること間違いなし。
完全版で紹介しています
ネタバレ感想/夢織姫
第38話
出征から半月経つのに班婳たちがまだ靖州にいると知った蒋洛は班家を宮中に住ませれば陛下に恩を感じ乱を平定してすぐ戻るでしょうと石崇海に言われます。
女主人は二人もいらないと思う石飛仙は「石崇海の軍が班家に向かったからどうなるか」と謝婉瑜に伝えます。
班恒を心配する謝婉瑜は急いで宮廷を出て行き、石晋は「石家を没落させ懲りたと思ったのにまだ班家を目の敵にするのか、陛下は非道だ、煽らず諫めるべきだ」と石崇海に言い放ちます。
謝婉瑜は屋敷が焼け落ちていたので班家の皆が亡くなったと思うが石晋によって郊外の山林に移されていました。
飢え死にしても帰らないと決意した謝婉瑜は道中山賊に襲われてしまうが危ないところを班恒に助けられます。
気を失っていた謝婉瑜は目を覚ますと班恒が目の前にいたので思わず飛び起きて抱きしめます。行く当てがない事を伝えると班家が暮らす小屋で一緒に過ごそうと誘われ幸せな一時を過ごします。
蒋洛が民から食糧を略奪し班婳を殺すためにわざと出征を命じたとのうわさが広がっているため石飛仙は皇后がいないことを黙っている代わりに陛下の疑いを晴らせと謝重錦に告げます。
謝婉瑜と班家たちは兵士たちが押し寄せてくるのを察知し襲撃される前に逃げ出します。班恒と謝婉瑜は別行動をとり班淮たちは馬車で移動するが石晋と謝啓臨に出迎えられ謝府に案内されます。
謝成炎は謝重錦の命を救ってくれたお返しだと食事を提供してくれます。
第39話
班婳は王将軍が怪しいと思い監視させると食糧庫を燃やそうとしたので捕らえます。
蒋洛の命に背いて反乱軍を掃滅するどころか兵糧を与えたからだと言われ志が違うようだと中州から追放します。
すると班恒と謝婉瑜がやってきたので理由を聞くが「飢え死にしそうだ、話はあと」と言われたので一瞬困惑するが食事を与えます。
密かに蓄えた大量の食糧で私利を図っている豪族孫家がいると知った容瑕は訪ねるとかなり体格の良い娘がやってきたので確かに蓄えていそうだと思います。
「食糧が欲しければ班恒と交換だ」と押し掛けてきます。班婳は中州全来の一か月分を賄える蔵1棟でどうだと言われ魅力敵的な話だと出て行きます。俺を売るなと慌てる班恒は謝婉瑜が好きだから無理だと訴えます。
班恒は頑張って誘惑して蔵の鍵の暗証番号を聞き出し伝えると謝婉瑜が「私の夫に何をする」と駆け付け班恒を助けます。
大量の食糧を得るが確認するとカビだらけであり孫家はどんな保管の仕方をしていたのかと嘆きます。
蒋洛から食糧が届いたので炊き出しを行い民たちに配るが粥を食べた民が次々と倒れて行きます。容瑕の嫌な予感は的中し民には手を出さないだろうと思っていた班婳は浅い考えだったと己を責めます。
軟禁されている皇太子を救うために錦州城を攻め落とすと民たちから称賛され大歓迎で迎えられます。
第40話
皇太子を逃がしていた石晋は堂々と蒋洛に謁見すると蹴っ飛ばされ斬首を命じられます。慌てる石飛仙は石晋を討ったら班婳が幅を利かせ間違いなく攻め込んでくると訴え家族を人質にとればよいと進言します。
謝成炎は班家を迎えて楽しく酒を飲んでいると謝重錦が班家を捕らえて連れて行ったので「班家は命の恩人だろう、長年の恩讐を乗り越えられたのに」と息子に怒りをぶつけます。
班婳は錦州城に続き永州城を攻め落とすと家族が人質に取られていると文で知ります。
容瑕によって閉じ込められてしまう班婳は見張りの者を班恒が眠らせたので脱出します。弟を守りたいので手刀で眠らせ罠と知りつつも家族を守るために都に向かいます。
蒋洛と石飛仙によってお香で眠らされた班婳は閉じ込められます。班婳を石晋に嫁がせれば容瑕の軍は総崩れだと石飛仙を笑みを浮かべます。
班淮夫妻は容瑕の部下によって救出されたが蒋洛がすべて封鎖するよう命じたために門手前で見つかってしまいます。班淮夫妻は逃がされるが侍女や容瑕の部下が捕らえられてしまい命を盾に石晋に嫁ぐよう班婳は強いられます。
今は蒋洛を油断させることだと班婳と石晋は話し合います。二人の縁組の話が届いた容瑕は狙いは自分のようだと気付きます。
第41話
班婳と石晋が結婚することを知った容瑕だが二人して招待状を届けに来たのは何か理由があるはずだと思います。
しかし招待状をどんなに見渡しても真意が見いだせずにいました。招待状を手に取る班恒は不愉快だと燃やそうとするが文字が浮かび上がることに気付き、蒋洛の狙いは蜀王を捕らえる事だと知ります。
婚儀に参列することにした容瑕は班恒や皇太子と作戦を練っていると阿克斉王子がハン悪を見殺しにできないとやってきます。
容瑕は「殿下の慈悲深さは民の福徳だが事の善悪を判断してこそ名君です」と皇太子に訴え都に向かいます。
班婳と石晋は容瑕と班恒がやってきたので驚くが石飛仙の目線を感じ黙ります。容瑕が「最愛の人の婚儀に来るとは凡人には真似できない」と石飛仙に言われていたので「貴妃になられたとは驚きです、お顔にも心が表れている」と班恒は言い放ちます。
侮辱は許さんと言われるが「褒めているのに後ろめたい事でもあるのか」と言い黙らせます。
夫婦の誓いが交わされようとした時、班婳は短刀を抜いて石晋を人質にとり容瑕が送り込んでいた間者がいっせいに剣を抜きます。
石飛仙は石晋を守るために班婳たちを逃がすよう告げるが謝重錦は石飛仙と石崇海を送るよう命じます。
そのころ、勝ち誇る蒋洛は軍を率いて永州城に攻め込むがもぬけの殻だったので驚きます。石飛仙は石崇海と共に逃げようとするが謝重錦が手配した刺客に襲われ石崇海は命を落とします。
班婳は謝重錦を追い詰めるが深追いし過ぎたために逆に捕らわれてしまい牢に入れられます。