作品情報/キャスト
グアン・シャオトンとホウ・ミンハオ共演の中国宮廷ロマンスラブ史劇
何不自由なく暮らす班家の長女・班婳は家族が不幸に見舞われる予知夢を見る。武術が得意で正義感強い班婳は悲劇を回避するため行動を起こすと名声高い貴公子・容瑕と出会う。自分にまったくなびかない彼に興味を持つが容瑕は両親の仇を討つために復讐計画を進めていた。班婳は皇帝や高官に対しても物怖じせず発言しライバルであっても冤罪と分かれば無実の証拠を探し出し自身が間違っていた時には潔く謝る強さも持つ。次第に宮廷の覇権争いに巻き込まれていくが運命を切り開いて生きる姿に共感すること間違いなし。
完全版で紹介しています
ネタバレ感想/夢織姫
第5話/弱者のために
謝婉瑜を娶れと雲慶帝に命じられる2皇子・蒋洛は石飛仙でなければダメだと告げると皇族の婚姻は意のままにはできないと叱責を受けます。
石飛仙を娶れないのであれば独り身を通すと訴えると殴られ禁足を命じられます。
容瑕は氷滑りが好きだと班婳にわなを仕掛けた石飛仙だったが二人が仲良く楽しんでいたと報告を受け裏目に出てしまったと悔やみます。
班婳は宿から追い出される書生・沈鈺に声をかけると縁談が破談になり一生独り身だと笑っていた客に注意したところ口論になったと知ります。
自分を庇って追い出されたのなら助けねばと思い貧乏人という理由で追い出すとは出世したあと仕返しされても知らないぞと言い放ち謝罪させます。そして貧しい書生のための宿にすると宣言し科挙に必要なものは班家で支給するといいます。
陰氏は門の前に居座り班婳に婚姻を迫る者がいると知り高官の娘に手を出そうとするとは何事かと出て行くが、沈鈺を見て彼こそが娘の夢に現れた新帝ではないかと信じ科挙で3位以内に入ったら嫁がせると告げます。
第6話/許嫁がいながら求婚
沈鈺は陰氏から班家の玉佩を受け取り見せびらかして生活します。
班婳は家族の側にいたいから人妻になりたくないと告げると婿養子になるから心配ないと沈鈺に言われうんざりします。
そんな沈鈺は実は石崇海(右相国)の手下であり虎符の行方を捜すのが目的でした。
三位以内に及第した沈鈺は石飛仙に勧められ書生の手本である容瑕へ挨拶しに訪れます。
及第を誇示しに来て班家の婿養子となることをわざわざ言いに来た沈鈺を調べるよう容瑕は命じます。
班婳の侍女・軟綿綿と硬邦邦は占い師に扮して名声は得ても結婚すれば命を落とすと沈鈺に告げ書生たちを金で雇い追い詰めます。
沈鈺の行動を不審だと思っていた班婳は訪ねてきた容瑕から沈鈺は素行が悪く嫁いではならないと言われます。証拠もないし万が一騙されて結婚したところで容瑕に何の関係があるのかと期待して聞くと口ごもってしまいます。
遠目から様子を伺う班恒は何でそこで私の愛を受け止めろと言えないのかと苛立ちます。
調べを続ける容瑕は沈鈺には故郷に王氏という許嫁がいると知り呼び寄せて再び班家を訪ねます。どうゆうつもりで求婚したのだと激怒する班婳は馬に駆け付け沈鈺を問い詰めます。
第7話/まさかの功績
班婳は大衆の面前で沈鈺を鞭で打つと美貌と金だけのくせにと班府の玉佩を割られます。鞭を手に追いかけまわすと騒ぎを聞きつけた石晋に止められ、容瑕は場を収めるために班府に送っていくと石晋に告げます。
婚約解消した班婳は縁談をぶち壊すのは何故なのか訴えるが今回も容瑕から期待していた言葉はもらえませんでした。
容瑕が連れてきた王氏は偽物だと気付いていた班婳だが罠を仕掛けるということは沈鈺にやましい事があったからだろうと告げると本物の王氏は連れ去られた後だったと知らされます。
雲慶帝が任命した官吏を鞭でうった班婳を非難する上奏が謝家の企てで山ほど届きます。容瑕は前に出て、沈鈺は許嫁がいながら班家の富に目がくらみ婚姻を迫った者なので騙した男を懲らしめたまでだと訴えます。
その場にいた石晋は陛下に代わり仕置きしたまでであり忠誠心から誤解を招いただけでしょうと援護します。大長公主まで班婳を庇うために演技しながらやってきたので陛下はうんざりしつつ沈鈺の科挙合格を取り消し官職を罷免して永久に登用しないと詔を出します。
班婳はせいぜい禁足程度で済まされるだろうと思っていたが罰どころか正義を行い功を立てたとして郡君に封じられ領地まで賜りました。
大長公主がいる限り陛下は班家に何もできないのかと謝家は嘆くが中立だった石家が援護したのには何か理由があるはずだと疑います。
班婳が夢で見た新帝は沈鈺でも謝啓臨でもないとすれば誰なのか家族で話し合います。2皇子・蔣洛だとすれば謝婉瑜を娶る話もあり、そうすれば謝家に嫌がらせされると班淮は警戒します。
第8話/見事な弓姿
皇族の秋狩りが行われ班婳は石晋から弓を贈られます。
班婳は白狐を追うなかで偶然にも2皇子・蒋洛が皇太子暗殺を企てているのを知ってしまいます。枝を踏んずけてしまい音に気付かれ逃げ出すと容瑕に助けられるが武術を心得があるのだと初めて気付きます。
木の陰に隠れていると花粉で花がムズムズし、我慢できずクシャミしようとすると容瑕に口でふさがれ驚きます。
宴の席に着く容瑕は2皇子の兵がいないことに気付きます。班婳は蒋洛から酒を飲めと強いられると石晋が女子なので勘弁してあげてほしいと割って入ります。
夢で出てきた皇帝かもしれないので班婳は酒を手にすると石晋は止めようとするが石崇海に戻れと言われ従います。それを見ていた容瑕は横取りして代わりに飲み干すと弓術の腕比べをすることになり皇太子は背中を押されて前に出てしまいます。
皇太子は雲慶帝に披露して見ろと言われ金弓を拝受します。
蒋洛が横取りしたのを見て班婳は助けを求めようとするが容瑕の顔が真っ赤だったので酒に弱いのかと知り頼りにない奴だと思います。
蒋洛は刺客を潜伏させているはずだと読む班婳は邪魔しに行くと酔った容瑕に任せろと言われます。
蒋洛が弓を引くのが暗殺の合図だったが容瑕の部下が刺客を捕らえた事で矢は放たれませんでした。蒋洛と容瑕は腕比べをすることになり、容瑕は矢ではなく弓を放つ始末だったが班婳が背後から手をまわして手助けし的の中央に命中させます。
雲慶帝は班婳の弓姿を亡き班大将軍と重ね、郡主に封じ称号を福楽とします。
雲慶帝は金弓を臣下の前で授けたのは大業を背負うのは皇太子だと示すためだったので皇宮に戻り蒋洛を殴ります。
「お前の魂胆は分かっている。皇太子は永遠に皇太子なのだ」と言い放ち皇太子府の前で跪くよう命じます。