作品概要/有翡
チャオ・リーインとワン・イーボーが共演し2020年度時代劇ドラマランキング一位を獲得した中国ロマンス時代劇
南北朝時代、四十八寨の当主の娘・周翡は固い守りを破って侵入した軽功の名手・謝允と出会う。下山する父親と離別を悲しみながらも修練を積んだ周翡はついに下山の機会を得ると宿敵である地煞山荘が勢力を伸ばし民を苦しめていた。正義感が強く最強の破雪刀の継承者である周翡は弁が立ち機転が利く謝允や弱者を守り、悪を打倒するため旅をしならが試練に立ち向かう。困難を乗り越えて成長し愛を育んでいく彼らに待ち受ける感動のラストは必見!!
全51話で紹介
ネタバレ感想/有翡
36話・大薬谷の反徒
小薬谷の長老から掌門の身でありながら掟を破って武芸に励み、更によそ者を連れて来るとは何事だと長老から叱責を受ける楊瑾だが逃げた李妍と応何従が瘴気に包まれる林に入ったと報告を受け急いで向かいます。
朱明草の在処を教えると瘴気よけの香袋が二つしかないと応何従に言われるが気にせず向かいます。
長老は新しい掌門を選ばなくてはならないと思うと医術に長けた者なら私が適任だと女性(地煞山荘の五荘主・胡天瑛)が現れます。
大薬谷の継承者だと言われ20年前に滅びたはずと訴えるが腕比べに敗れると地煞山荘だと言われ大薬谷に火を付けた反徒・胡天瑛だなと気付きます。
あっさりと地煞山荘に掌握されると朱明草を採りに擎雲溝に来たものがいるはずと言われとぼけるが殺されそうになった弟子が掌門と友人たちが林に行ったと口を割ります。
興南門の朱家は客舎にいると清暉真人(黒仮面をつけた殷沛)がやってきて自分の手下になれと強いられます。
堕落はしないと言い放つと激怒され掴まれるが戻ってきた周翡が助けます。周翡は自分を知ってそうな感じがしたので目を見つめていると殷沛だと気付きます。
武術で圧倒すると殷沛はここにいても時間の無駄だと去っていきます。
そのころ、沖霄の仇を取るため殷沛の殺害を武林の各派に頼むが誰も先陣を切ろうとしません。すると殷聞嵐の名誉を傷つけることが許せない霓裳夫人が羽衣班も加勢すると言ってくれます。
朱明草を得た李妍たちだが応何従は大薬谷に咲く花の実が落ちているのを目にし育てているのは胡天瑛だけだと思います。
様子を伺うとどこの入り口も地煞山荘がいたので楊瑾が秘密の通路を通って擎雲溝に入ると胡天瑛の毒で皆が動けなくなっていました。
楊瑾が胡天瑛と戦っている間に応何従は解毒剤を長老たちに配るよう李妍にお願いします。そして子供の時に棚に隠れて師匠が殺されるのを黙って見ていた応何従は胡天瑛の毒鍼を吸い寄せ技を封じると地煞山荘は退いて逃げて行きました。
応何従は今度は逃げることはしなかったと震えながら口にすると楊瑾と李妍はよくやったと褒めてあげます。
37話・再会
朱明草を探す周翡は野営を行い酒を飲みながら休憩していると謝允が目の前に現れました。幻だと知りつつ側にいてほしくて語り掛けます。
蓬莱にいる謝允は薬湯の効果もあり命を取り留めたがほとんど眠っている状態でした。応何従は擎雲溝に残り、李妍と楊瑾は朱明草を届けるために零陵に向かうと擎雲溝に地煞山荘が向かったと耳にした李晟と呉楚楚と再会します。
李妍は喜ぶが四十八寨に戻らず何をやっているのかとまたもや叱責を受けます。
李晟は朱明草を受け取る地煞山荘がやってきたので呉楚楚と李妍を逃がし花火を打ち上げて楊瑾と共に交戦すると思ったよりも早く周翡がやってきます。
周翡は腕輪を狙って幼い私に片目を潰された童荘主だったかと告げると慎独印が木小喬の手に渡ったと知った地煞山荘は退きます。
興南門の朱家は地煞山荘に襲われてしまい、ただ1人生き残った朱晨は復讐したいなら強くしてやると殷沛から鳳凰丹を差し出され配下となります。
周翡は朱明草を届けると謝允が起きていたので久しぶりに会話を交わします。謝允がすぐに寝てしまったので周翡は彼が描いた絵や詩を目にし、彼が作ってくれた腕輪を眺め最後まで絶対に諦めないと心に誓います。
38話・夜明け前
先が短い事を悟った謝允はすべては天意だと受けとめ周翡に贈りたい刀に「熹微刀」と名付けます。
生まれ育った建康を見せてあげたいと思い周翡を誘い船で蓬莱を出ます。建康に到着すると謝允は天灯灯籠店に案内し富貴な家の若者が美女の笑顔を見るために千万の天灯を買い淮水の上を七日七晩照らし結ばれた実話を告げます。
四十八寨で荷物をまとめる李晟は殷沛を討つべく柳荘主のところに集まる霓裳夫人や江湖の達人たちに会いに行きます。
武術書をまとめる呉楚楚は当主・李瑾容から破雪刀もまとめてほしいと言われ、重陽節は山を下り柳荘主に武芸を学ぶので少し時間を頂きます。
李妍は李晟に一緒に行くと告げると断られたので呉楚楚に不満を漏らすと呉楚楚が何やら嬉しそうな表情をしたのでなんか怪しいと思います。
39話・武林の結束
キスされた謝允は短命な夫君に嫁いでほしいと告げると周翡は涙を流します。
翌朝、李晟から文が届き殷沛が次に襲うのは柳家荘だと知らされ、殷沛を討つには返り討ちに遭ってしまうと思い協力せねばと向かいます。
柳家荘に武林の武芸者が集結し殷沛を討つための協議を行います。李晟は狡猾な清暉真人に発つ向かうには武芸と策略が必要だと告げます。
武林の結束が大事だと告げ柳荘主の母の誕辰祝いを利用した作戦を提案します。呉楚楚は柳家荘に到着するが誕辰祝いの準備で忙しいから日を改めるよう言われます。
李晟は呉楚楚がいるのに気付き鉄面の魔を討つのだと教え遠くから静観します。
さっそく鉄面の魔が宴に姿を現すが気付くと7人も現れ李晟と呉楚楚は本物を探しに行き楊瑾は時間稼ぎのために柳荘主に加勢します。
命知らずの攻撃は鳳凰丹のなせる業で構えは斉門の陣法に似ていると呉楚楚は思います。李晟はこのままでは見破る前に全滅してしまうと思い場所を移して八卦の原理で敵の陣法を破り分散させて戦うしかないと思います。
霓裳夫人も助太刀するなか、到着した周翡は屋根の上から殷沛を見抜き攻撃して仮面を破ります。
これが山川剣のなれの果てか、配下を犠牲にするのは青龍主と変わらないと言い放ちます。悪事から足を洗うなら見逃がしてやると言い放つが配下たちがやってくると殷沛は逃走します。
周翡は刀が折れてしまい窮地に陥るが仮面を付ける者が命をかけて守ってくれました。敵を蹴散らし助けてくれた人を確認すると朱晨だったので驚きます。