中国ラブ史劇「剣王朝」全話ネタバレあらすじ(最終話)31話から34話を感想を交え結末まで

 

作品情報キャスト

人気実力派俳優リー・イートン、リー・シエン共演の中国アクションラブ史劇

蘅国と烈国が天下を争うなか九死蚕神功の使い手で武林の覇者である巴山剣場の剣首・梁驚夢は元武の天下取りを支えるが優秀だったことで嫉妬され元武と自身の恋人・葉甄に裏切られて命を落とすことになる。それから10年後、梁驚夢の弟子で元武に一家を滅ぼされた公孫家の生き残りである長孫浅雪と梁驚夢の技を受け継ぐ少年・丁寧は酒場を営みながら修行を重ねかつての裏切り者を成敗していき元武への復讐を挑む・・・。

長孫浅雪(リー・イートン)丁寧(リー・シエン)元武(リウ・イージュン)葉甄(ヤオ・ディー)夜策冷(チャオ・ユエンユエン)梁驚夢(ピーター・ホー)陳玄(チャン・ミンミン)林煮酒(マルコ・ロー)薛忘虚(リー・グァンフー)孫醒(スン・シャオロン)など

 

27話から30話までのネタバレ

 

ネタバレあらすじ/剣王朝

 

第31話

蘅国大王・元武と一緒に馬車で戻る太子・元子初は「千国の逆賊・白山水に救われなければ梁聯の剣に倒れていた。黒幕は分かっていますが家族の恥となるので・・・あとはお任せします」と告げると大王は王子・元子翰の仕業かとため息をつきます。

その頃、蘅国が風蕪を滅ぼすのは時間の問題であるが国境が外側に広がるので賢国・黙国・離国の合従軍が北部に到着する頃に李雲叡に奇襲をしかけるよう賢国王は命じます。

「烏瀲紫を連れて逃げて欲しい」と風蕪太子・蒼狼に頼まれた丁寧だったが彼女は民を逃がすために戦う太子を置いてはいけないと戻ってしまいます。追い詰められた太子は烏瀲紫と共に元子翰の命で至近距離から多数の矢を放たれ命を落とします。

風蕪の民を非難させていた丁寧はこのままでは兵士に追いつかれると思い姜黎と南宮采菽に先に行くよう告げ長孫浅雪と共に囮となります。

 

姜黎と南宮采菽は国境に到着すると風蕪の民を救えと賢王に命じられた李雲叡が待ち構えていたので民を引き渡します。

風蕪を滅ぼし本営に戻ってきた王子は梁聯と同じように蠱毒で操り太子に暴言を吐かせるが大王は元子初の表情を見て何やら察した様子・・・

王宮にいる葉甄王后は3国が大王の遠征中に奇襲を仕掛けてきたと知り方綉幕を総帥に任じて30万を率いて率先した賢国を攻め合従軍を破れと命じます。

風鳴に帰れないと悟った丁寧は元武は八境で葉甄は7境に達しているのでこのままでは勝てないと洞窟に身を潜め霊脈に互いの剣を突き刺します。続天神訣を会得すれば陽亢の体を治すことができ、長孫浅雪の剣は丁寧の体と補い合うので修練に成功すれば自分の七境に達することができます。

一方、三国が襲撃してきたと報告を受けた元武はすぐに全軍都に戻るよう告げるが賢国が風蕪に侵攻したと知り王子に死守せよと命じました。

(最終話も間近ですが正直、修練に限っては意味が分からないwwそして急いで修練しなければならない時にキスしている場合じゃないでしょ。)
 
スポンサーリンク

 

第32話

王子・元子翰は本営に戻るが賢軍を率いる李雲叡はまったく攻めてくる様子はありませんでした。

その頃、離国の領内に葉甄王后から内密に文が届けられていた梟中郡が奇襲をかけ「速やかに軍を退かせなければ離王を毒殺する」と血書を残していました。黙と賢からの信用を失うが恐れる離王はすぐに退却を命じました。

30万を率いる方綉幕と対峙していた黙は離国撤退の報告を受けるが勇敢にも迎え撃つものの敗れ20里後退します。

凱旋した元武は方綉幕を良山郡へやり兵力を結集して死守させよと命じ「ひとまず勝利したが野心を抱いた賢国は見過ごせない」と重臣達に念を押します。

 

姜黎と南宮采菽は岷山剣宗に到着し百里素雪と林煮酒に風蕪での出来事を報告します。

葉甄王后は禁足になっている元子初を訪ねると暴言を吐いた事はまったく憶えていないのだと言われ王子の側近で賢の巫女の仕業ではないかと疑います。

禁足を解くようお願いしに行くが丁寧が梁驚夢だと聞かされ悔根を抱いていた葉甄王后は動揺し泣き崩れるがどんな手を使ってでも丁寧を連れてこいと葉新荷に命じます。

丁寧と長孫浅雪は修練に励んでいると王子の側近・祝源に発見されてしまいます。七境に達した長孫浅雪は修練を続けるよう丁寧に告げ剣を交えるが毒で力が抜けてしまいます。

大刑剣を本命剣にした丁寧が敵を吹き飛ばし怯んでいる隙に長孫浅雪を連れて岷山剣宗に向かいます。途中、彼女を休ませるため小屋に入るが追っ手と戦っている間に葉新荷によって長孫浅雪が拉致されてしまいます。

(もはや何境に達していようが毒には勝てないのではないかなw)

 

第33話

葉甄王后から丁寧は梁驚夢なのかと聞かれた長孫浅雪は「お前には関係ない」と言い放つと関わりは深いと激怒されます。

裏切って毒殺を企てたくせに愛していると口にする葉甄に「愛する資格はない」と剣を交えるが返り討ちに遭ってしまいます。

自分を誘き出すために連れ去ったのだろうと分かる丁寧は堂々と一人で風鳴に戻ると梧桐酒輔の前に兵士がいたので一掃して中に入ります。

葉甄が嬉しそうに見詰めてきます。丁寧は重傷を負う長孫浅雪を目にし近付くと葉甄が立ち塞がり「何故10年ものあいだ姿を消していたのか」と聞かれます。

「この10年お前たちに復讐するために生きてきたがそれは今ではない」

丁寧は長孫浅雪を介抱しようとすると剣を突き付けられたので自ら歩み寄り刺さりに行くと葉甄は悔しがりながら剣を放り投げました。

愛する浅雪を抱き抱え岷山剣宗に連れていきずっと寄り添うが・・・

 

賢国大王・元武は太子・元子初が毒を盛られていた事を突き止め祝源を拷問するが最期まで王子だとは口にしませんでした。

葉甄は王宮に戻ると「梁驚夢を取り逃がしたのは何故だ」と聞かれ「いると知りつつ何故行かぬのです。忘れていないと責めるけど忘れられないのは大王の方では」と返します。

緊迫した空気が流れるが体内に毒が回り太子が危険だと報せを受け急いで向かいます。葉甄は内力で必死に治療を試みるが苦しむだけだと大王に止められそのまま息を引き取ってしまいます。

 

最終回34話

「ここまで長い道のりだった。ここまで来るのに多くの犠牲者が出てしまったけど自分を責めないでね。仇討ちはしてもいいけど憎しみを抱えて生きるのは辛い、重荷を捨てて自分のために生きて」

長孫浅雪の言葉を繰り返し考え込む丁寧は剣を手に岷山剣宗を出て行きます。

その頃、祝源と同じ罪を犯したのに王子には処罰が甘い事で葉甄は怒りを通り越し笑ってしまいます。「これが子初の望みだからだ」と言われても納得が出来ず修練に励んで八境に達すると岷山剣宗に向かいます。

続天神訣をよこせと告げるが従わないので百里素雪を始末しました。

王宮に戻った葉甄は誘惑するフリをして「改心しす。私はあなたの王后です。やり直しましょう」と近付き耳に鍼を吹き込み動けないようにさせます。

大王は重病だから寝殿に入ってはならんと告げ「宮門を開き来る者は拒まず迎え入れよと大王が仰せだ」と命じます。重臣たちは戸惑いながらも従います。

 

スポンサーリンク

 

賢国の大軍が良山郡を責め王子は窮地に陥るが駆け付けた方綉幕に助けられ都に戻て大王に報告するようにと逃がされます。

林煮酒は門を開いたのは丁寧を迎えるためだろうと陳玄に話しかけられ二人で寝殿に向かうが大王の様子がおかしいことに気付きます。様子を伺う葉新荷に気付いた陳玄は「梟中郡の野心が蘅国を存続の危機に陥れたのだ、中に入りたければ倒してから行け」と立ち塞がります。

林煮酒は動けない大王を起き上がらせ「巴山の仇だ」と告げるが短刀で自分の胸を刺しました。蘅国が危機に陥っているいま私怨に走ってはダメだと思ったのです。

「お前を殺せば蘅の反徒になる。お前を見逃すのは蘅国のためだ」と言い残し葉甄に仕掛けられた鍼を抜いてあげて命を落とします。

 

丁寧は大刑剣を手に堂々と王宮に入っていくと「待ってた、戻ってきてくれたのね。もう争う事はない。蘅国は私たちのものになった。あなたが王よ」と葉甄王后に言われます。

改心もせずやり直しましょうと告げる葉甄に「亡くなっても心には浅雪がいる。巴山が潰されてからすべての情は消えた」と言い放ちます。

葉甄は剣を抜き向かってくるが九境に達した丁寧には叶いません。葉甄は途中で剣を捨て大刑剣に自ら突き刺さりました。

「この命を捧げるから愛してちょうだい」と言い残し葉甄は亡くなります。

その場にやってきた元武は葉甄の姿を見て向かってくるが丁寧は大王の剣を粉々にしました。

そして喉元に剣を突き付けると「友としては不義を行なったが大王としては悔いはない」と言われます。

「巴山が忠誠を誓っていたのは分かるはず、蘅国の平穏より王位を守ろうとしただけだろ。民を安泰させなければ天下は太平にはならない」

大王だったら生きて天下に平穏をもたらせと言い放ち丁寧は去って行くと大軍に囲まれるが元武は行かせてやれと命じました。

 

王子が戦況を伝えに駆け込んで来ます。太子亡くなった今、後継ぎは王子しかいないので「骨肉争いは王家には付きものだ。許してくれ」と太子に謝罪し全軍を率いて自ら進軍します。

白羊洞と青藤剣院も太平のために出陣し、大刑剣が舞ったところで物語は終えます。

(はぁ~~最悪。プンプン。私が最も嫌う結末です。復讐がメインなのに最後は綺麗事で思いとどまる。だったら最初から止めといてよと思ってしまうのですよ。そもそも梁驚夢が慕われる理由も分からないし葉甄は殺しといて何を急に言い出すのやら・・・。結局愛する人を手にしたくて、または嫉妬して殺しただけで太平のためにとはただの強引な理由付けでしかない。しかも3国を倒さなければいけない理由も分からない。もっと言えば修練の仕組みもよく分からないww)

 

 

華流ドラマ
スポンサーリンク