作品情報キャストの紹介
このプレイム事件をベースとして映画化。
大統領暗殺未遂事件があり米国政府はベネズエラに報復するため空爆を行なった。しかし女性記者は関与を否定する報告文書があったのにも関わらず握りつぶして攻撃を行なった事を独自の調査で仕入れ記事にしました。情報提供開示請求を拒否した事で収監されてしまい国家権力と争うことに。
ネタバレあらすじ
3週間前に起きた大統領暗殺未遂事件の報復のため米軍の戦闘機がベネズエラ軍用基地を空爆しました。
CIAが提出した報告を受け最終的にベネズエラの暗殺関与を大統領が断定したのです。
サンタイムズ紙編集長のボニーはレイチェルが提出した記事を早く完成するよう指示します。レイチェルは提供者の話をもとに取材した結果、息子ティミーの同級生の母親エリカがCIAのスパイでベネズエラの事実調査をしていたことを突き止めます。
ベネズエラは暗殺計画に関与なしと判断して提出したが政府が握り潰し空爆を開始したとレイチェルは記事にしました。
法務担当アヴリルは政府がCIAの身元を暴露するのは違法行為であるため心配します。
政府が報告を無視したという大スクープに世間は注目し小説家の夫レイからすごいなと褒められます。
レイチェルは息子のティミーを学校に送り届けたあとFBI特別検察官パットンに話し掛けられ情報源の者は犯罪者だから法廷で話すよう頼まれます。
情報源を守る権利があるから大丈夫だと思うレイチェルだが安全保障が関わると認められないとアヴリルは考えていた。
政府は主義を守るため情報源の者は反逆罪として本気で追求してくると予想した通り、情報源開示請求を拒否する事は認められないと話す判事の判断でレイチェルは法廷侮辱罪と見做し拘置所へ送られてしまう事になりました。
サンタイムズ紙は全面的にバックアップしアルバート弁護士を雇い権力と戦うことを決意します。
面会に来たレイから早く情報源を明かすよう言われるがレイチェルは口を割らず拘置所にティミーを連れて来ないようお願いします。
それはすぐに出られると思っていたからです。またスパイだと記事に出てしまったことでエリカも身内から反逆者だと疑われ厳しく追求されていました。
エリカは親権争いが終わるまで娘のアリソンに会えることが出来なくなり苦しみます。
ピューリッツァー賞にノミネートされたレイチェルは、元ジャーナリストでありキャスターのモリーからテレビ取材を受けます。
元ジャーナリストなので味方かと思いきや情報提供者を話すよう言ってきました。
事実なら情報提供者を保護するのは本物の報道陣なら当たり前だとレイチェルは述べ、セレブのディナーのメニューなんかに政府は興味ないからモリーは追われる事はないと言い放ちます。
テレビを見ていた拘置所にいる者達は歓声をあげます。
レイはレイチェルが拘置所で戦う中、他の女性と関係を持つようになっていました。
CIAを退職したエリカが大統領への反逆者と思われ右翼の過激派に射殺されます。ホワイトハウス職員やCIA上級職員がレイチェルの情報源である場合名前の開示に同意するとサインしたことで副大統領首席補佐官スタン・リージェンスが名乗り出てしまう。
リージェンスが証言すれば自由の身になるが、レイチェルはリージェンスに会う以前から知っていた事が明らかとなってしまう。
結末
表現の自由がなくなり正しい情報を届けることが不可能になります。
子供にも会えないのに報道陣として秘密を守ろうとしているレイチェルの気持ちがどんなものなのかアルバート弁護士は必死で伝えるが国家の安全が優先され被告人の敗訴となってしまいます。
しかし地方裁判の判事は拘置所に1年近く投獄されてもレイチェルが何も話さないことで意味がないと釈放することに決めました。
息子の親権を失っていたレイチェルは釈放されるが納得出来ない特別検察官パットンが法廷侮辱罪ですぐにレイチェルを逮捕します。
連邦捜査の邪魔をしたことで懲役5年の罪になるが今話せば2年までさげると言い出すパットンは子供と会えないことやエリカの死を招いたことなど精神的に追い詰めます。
レイチェルはティミーと会わせてもらることを条件に同意します。レイチェルは拘置所から刑務所に護送される車の中で情報提供者のことを思い返していた。
まだ幼いエリカの娘アリソンとの何気ない会話からレイチェルは情報を得たのだった。
「ママがベネズエラで得た秘密情報をパパが勝手に流して怒ってた」