作品情報キャストの紹介
天才ゲーマーの青年マックスは自宅で試作品のテストプレーを仕事にしています。
ある日、契約するゲーム会社から届いた試作品をプレイするが、同社で社長と対立する元幹部クリードが特殊なチップを埋め込まれた事が原因でマックスの操作するキャラクターとシンクロし犯罪が現実となる。
ネタバレあらすじ
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急成長を遂げゲーム会社のトップになったセンチネル社のキンケイド社長はテレビに取り上げられる事も多くなり武器保有の権利について銃の保持を否定します。
「誰かを撃ちたかったらゲームをしろ」
セキュリティ部門のクリードが軍との契約を推進している噂があると聞かれるとキンケイドは知的財産を盗もうとした事もあり軍の技術開発を我が社でやろうとしていたので対立していると答えました。
テレビを見ていたクリードは妻アビーと出かけようとするとゼイン率いる男たちが押し入ってきました。連中はクリードが開発した人を操れるコントロールXをクリードの首の裏に埋め込みアビーをさらって引き上げます。
「センチネルの秘密兵器」と評される天才ゲーマーで青年マックスは契約を結び試作品のテストをしているがキンケイドはいつまでやるんだと内心思っています。
ゲーム大会を優勝したことで有名になり嫌がらせを受ける事も多く、しまいには愛犬を失った事でそれ以来引きこもりが続き2年経っています。
試作品が届くといつものようにテクニカルサポートの女性と会話しながら仕事を始めます。顔は見たことがなく音声だけのやりとりだがマックスは長い付き合いなので親しくなり彼女をお姫様と呼びます。
キンケイドが予言した夢のゲームだと知らされるマックスは接続するとメニューもオプションもなくいきなり家の一室から始めるので面白いと思うが実際にクリードが操られ動いていました。
スマホを再生すると「それぞれのミッションの制限時間は90分。クリアしなければ愛する妻は犠牲になる」と男は言いました。
コントローラーを握るマックスはやってやろうと意気込むが実際に動かされているクリードは自分が何をされているのか気付きます。
隣の部屋のテレビからナショナル銀行サウスタウン支店に強盗が押し入った臨時ニュースが流れるがマックスの耳には届かずミッションを達成するため家を出て車を飛ばすとお姫様から「真面目に慎重にやって」と怒られます。
マックスは「たかがゲームだろ」と言い放ち銀行に到着すると誰にも気付かれないように窓から侵入します。すると銀行強盗が金庫を開けろと命じていました。
這いつくばって進んでいくと隠れている女性銀行員と出くわしてしまいます。話す機能がある事をお姫様から教わり「貸金庫1121番を開けたい」と訴えると鍵の在処を教わります。
金庫を開けると銃と「奴等を始末して金を奪え」と書かれたメモがありました。
マックスはリアルで最高に面白いとナイフを銃を使い分け1人ずつ始末していき大金入りの鞄を手に入れ脱出します。
鞄を車のトランクに入れたマックスは「トイレに行くから休憩する」とお姫様に告げてその場を離れるとテレビでは女性銀行員が「センチネルをクビになったクリードのおかげで助かりました」と記者のインタビューに答えていました。
英雄と思われたクリードだが200万ドルと共に姿を消してしまったとニュースで流れます。マックスは自分のゲームのキャラクターがクリードに似ていた事、そして今さっきまで自分がゲームしていた事が現実化している事に気付き頭を抱えます。
マックスは通報しようとするとお姫様から止められ「お願いだから続けて」と言われます。無視して電源を抜こうとすると画面にゼインが映り「通報しようとしたり家から出ようとすれば命はない」と言われます。
マックスは自分の口座に200万ドルが振り込まれ、銃を持った連中に包囲されていることに気付きます。
自分が人を消してしまった事を悔やむマックスだが自分の命とクリードの命を守るため仕方なくコントロールを握ります。
「銃撃戦となっている私立高校へ行き指示を待て」
マックスは「君も騙していたのか、もう黙れ」とお姫様に言い放ち車を走らせるが次のミッションは銃撃犯を守る事だと知らされます。
マックスは無視して犯人に掴みかかるが「頼むから離せ、ママが・・・」と言われ同じように操られているか母親を助けるためにしているのだと気付きミッション通り警備員を食い止めます。
しかし、そのせいで警備員は始末される事になりマックスは涙を拭いて脱出し車を走らせます。
電話に出るとゼインが次のミッションを告げようとするがマックスは消し自分の家に電話させ「俺はあんたのプレイヤーだ、助けて欲しい」と言います。
そして車を自分の家に行かせ包囲している連中を始末していきます。相手は鍛えていてもゲームではマックスの方が上手なのです。
その頃、世界を支配したいキンケイドによって閉じ込められていたアビーは気が強く顔の半分がボコボコな状態であっても「夫は逆境に強い。築き上げるのは骨が折れる長い作業だが破滅するのは一瞬だ」と言い放ちます。
マックスはクリードと対面し「話せるようにしろ、電源を抜くぞ」とお姫様に訴えるとクリードは「その女は誰だ」と言いました。
クリードはセキュリティプロトコルは自分で作ったため盗聴されると話しセンチネル社から送られた物で監視されていると言います。センチネルから送られた賞状や椅子にはすべて盗聴器が仕込まれていました。
またマックスと自分を繋いでいる技術コントロールXを開発したのは自分だと告げ、監視するのが目的で軍に使えると思ったがキンケイドが何か企んでいるんだと言います。
銃は必要ないと言っていたのはテレビでのパフォーマンスであり金のためならどんな犠牲もいとわない男だ、ゼインは能無しであるのは筋肉だけだと教えます。
装置を外してくれと頼まれたマックスはコントローラーを近付けると通信機能が停止する事に気付き、庭で倒れている男を引き入れてクリードに埋め込まれた装置を移しました。
一瞬映像が途絶えた事を不審に思ったキンケイドが画面に映り、「君が言うお姫様とは誰だ」と言われます。会ったこともないと言い放つが「5人のうちから正解しないで全員犠牲になる」と言われなんとか正解するが答えるのが遅かったので1人犠牲になってしまいました。
指示を受けスマホを再生するとアビーが「スペースニードルの一階に来て、アンジェロが来る」と言いました。
クリードはキンケイドが世界のサーバーファームの40%を所有しているので、51%所有しているアンジェロを始末しシェアを独占して自分が神にでもなろうとしているのだと分かります。
結末
自由になっていたクリードをアビーの救出に向かわせたマックスはコントローラーを手に取り男を動かします。
移動させられたお姫様から電話があり謝罪されます。無事ならいいと許すマックスは会社の前に止まっている車が逃げ出したので追いかけゲームを終わらせるために全員を始末します。
最後にクビをへし折ったのはアンジェロだがクリードの顔を知っているのに「誰だお前は」と口にした事でキンケイドは異変に気付きます。
到着したクリードだったがビルを封鎖されゼインが仲間を率いて待ち構えていました。クリードはゲームではなく現実、元軍人という事もあり正面から闘いに挑み蹴散らしながら突き進んでゼインも始末しました。
キンケイドがいる部屋に到着するとアビーが人質に取られていました。
キンケイドはマックスの家に部下を行かせていたので背後から拳銃を突き付ける画面をクリードに見せ「荒廃した世界をすべて破壊し再建し私が主導するんだ」と言い放ちました。
クリードは「荒廃は人間に必要なことであり現実、これはあんたの欲望の問題だ、神になどなれない」と言い放ちます。
すると密かにコントローラーを操作していたマックスは男を使って銃を持つ奴を排除すると人質に取られていたアビーは隙を突いてエルボーをくらわし下に突き落としました。それを見ていたクリードはキンケイドにつっかかり格闘となります。
マックスは男を使ってクリードを助太刀しようとしたが故障してしまい、2年振りに外に出て駆け付けます。
クリードは絶体絶命のピンチとなるが銃を持って到着したマックスはキンケイドに銃口を向けます。
「その銃で愛犬を失ったんだろ、撃てるわけない」とキンケイドに言われるがマックスはゲームを終わらせるため発砲しました。
後日、ゲーム大会で優勝し元センチネル社のテスターであるマックスは理事会でCEOに選出されゲームの世界と現実世界のバランスを取ってもらいたい」とテレビの取材で答えました。
感想
さすがにこれは未来でもなさそうだが、どうでしょうね。人間を操るのではなくロボットを使ってならありそう。
そう考えると怖いですね。ハッキングされたら自分のロボットに狙われる事もあるかもしれない。
それにしてもアビーを人質にしたのは単純に欲しかっただけなんですね。急に無能なアホにしか見えなくなった。てっきりクリードを従わせるためにしたのかと思ってました。
まぁ~これは結局はゲームですからマックスには適わないでしょうね。