「三国志 秘密の皇帝」31話~40話ネタバレあらすじを詳しく

中国時代劇「三国志 秘密の皇帝」

中国の人気作家マー・ボーヨンの小説「三国機密」を初映像化し動画再生数30億回を超えて大ヒットした中国歴史ドラマ。

全話鑑賞し最終話の結末までネタバレあらすじを紹介します。

 

見所&重要人物

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王朝は衰退し群雄が割拠した後漢末期、曹操は漢の皇帝・献帝劉協を囲い込んで許都を都に定め傀儡の皇帝を通し最も有力な諸侯であった。都を離れた温県では司馬家に預けられていた楊平と司馬家の次男・司馬懿仲達が兄弟のように暮らしていました。ある日、楊平は自分が献帝の双子の弟・劉平だと知らされる。既に亡くなってしまったので皇后に命じられ楊平は密かに皇帝に成り代わり漢王朝復興と天下泰平のため曹操に戦いを挑む。

劉平/皇帝(マー・ティエンユー)司馬懿(エルビス・ハン)伏寿/皇后(レジーナ・ワン)唐瑛(ドン・ジェ)郭嘉(サニー・ワン)任紅昌(ドン・ジュアン)曹操(ツェー・クワンホウ)曹丕(タン・ジェンツー)など

 

全話ネタバレあらすじ一覧はこちら

 

ネタバレあらすじ/31話~40話

 

故郷に帰還

劉平/楊平は唐瑛を助けるために解毒剤を求め蜚先生を探すが郭嘉に殺された事を知ります。また許褚の軍隊には毒が回り苦しむ郭嘉の姿がありました。

唐瑛を見守る司馬懿のもとに戻った劉平は「郭嘉しか治せる人がいない」と告げて連れて行きます。漢王朝には関わらないことを条件に「郭嘉を治すから唐瑛は袁紹に消されたことにして欲しい」と曹操と約束を交わしました。

冷寿光の処方で郭嘉は徐々に回復していきます。

郭嘉は陛下が助けてくれたと任紅昌から聞いて驚くがすぐに唐瑛のためかと気付きます。

「私が貂蝉であると最初から見抜いていたでしょう。それほど能力があるなら陛下がどんなお方は知っているのではないですか」

郭嘉は唐瑛を診断して、前に毒を盛られたものだと気付き自分の血液を使って治療しました。

許攸の裏切りにより勝利したが曹操は審配の縄を解いて殺させます。司馬懿は審栄が処刑されそうだと知り命を助けるよう願い出ると司馬懿の能力を買っていた曹操は受け入れました。

余に仕えてみないかと誘われる司馬懿だったが優秀な郭嘉と争うことになってしまうと告げて断ります。そして唐瑛の事で曹操と勝手に話を付けたり戦では曹操を勝たせたりするなど怒っていた司馬懿は「お前のことはもう助けない」と劉平に伝え回復した唐瑛を連れて温県に帰ります。

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復活した郭嘉は今回の勝利は陛下のおかげだと曹操に告げます。皇帝陛下が替玉だと知らない曹操は留守にしていた2年でこんなに漢王朝は変ったのかと驚きを隠せないでいました。

また戦いで王越に連れ去られたと伝わっていた曹丕が戻ります。曹丕の心情を理解した王越は殺さずに剣術を伝授する事に決めたのです。息子のためだったと母親に告げられるがそのせいで父親の態度は変ったのだと言い放つと「後継ぎになりたいなら英雄になれ、寵愛を受けれず嘆くような者は話しにならない」と叱咤されます。

耳にしていた曹操は「お前は陛下を救ったではないか」と褒めてやります。

楊修は曹操の後継者に相応しい人だと曹植に接近して抱き込むことに成功します。曹丕は弟の王子服を殺害したのは陛下だと王越に吹き込み、曹操の恨みを消せない任紅昌は郭嘉に別れを告げました。

また陛下に助けられた儒学生たちは漢王朝に仕えるため許都に集まり荀彧は迎え入れます。

袁紹は亡くなり引き渡しを受けた曹操は「苦しむ民に税を免除する」と劉平が崔琰に話したため許可するしかなくなります。また甄宓に言い寄られ言葉を見付けられないでいる曹丕を見て「この戦は曹丕のためだったか」と笑い世話を命じてあげます。

許都に戻った劉平は復旧した皇宮に入り儒学生たちのお手本となる存在が必要だと崔琰を説得しました。

 

狙われる司馬家

任紅昌と呂姫は子供達の世話をしていると郭嘉がやってきて「楊平だどこだ」と司馬懿に文を送った事を陛下に伝えるようお願いされます。

満寵から2年間の記録を渡された曹操は見逃しませんでした。劉平はすぐに伝書鳩を利用して司馬懿に送り郭嘉を呼び出して「袁紹の連絡役だったが戦いで亡くなってしまった」と伝えるがそれでは曹操は納得しないと言われます。

曹操は袁紹の残党が烏桓(北部の民族)と手を組んだ事で討伐する事を決めるが司馬懿が従わない事を気に掛け司馬防と末息子は生かし全滅させろと命じます。

郭嘉は戸惑いながらも満寵に命じ楊修も連れて行くよう言いました。

包囲された司馬懿は戦いを挑み、楊太尉は息子に同行する徐福に合図を送ると満寵は徐福に剣を突き付けられます。それでも満寵が止めようとしないので司馬懿は「赦免する詔が届かなければ命を差し出すから一日だけ待て」と止めさせます。

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劉平は儒学生たちの署名を突き付け曹操に会いに来るよう伝えろと郭嘉に伝えていました。今までの皇帝陛下は情などなかったはずだと思う曹操は参内します。

「自分も遠征に行けば許都を心配しなくて済む、だから司馬家を許してくれ」

曹操は赦免する事を決めるが、それを読んでいた郭嘉はすでに赦免状を曹丕に持たせ行かせていました。

司馬懿は助かるが曹操に仕えるよう詔に書かれていました。また唐瑛は唐王妃として許都に連れて行かれる事になります。

劉平は拷問する郭嘉と楊修を追い出して司馬懿を救い「遠征に行くから司馬懿には何もするな。唐瑛には失礼のないように迎えろ」と命じます。司馬懿は使者を使い「いつでも会いたいときに会えるから心配するな」と唐瑛を抱き締めます。そして拷問で受けて足を負傷したから仕えることは出来ないと言い張ります。

 

皇后は伏寿だけ/司馬懿の策略

今の皇帝を理解出来ない曹操は予と手を組みたいなら娘・曹節を娶って誠意を見せるべきだと郭嘉に言います。

劉平と伏寿が固く結ばれている事を知る郭嘉は戸惑いを見せます。

遠征は天候が悪く病に倒れる兵士が続出するが劉平は率先して手当をしていたので兵士たちから好感を得ていました

そこに温県の時に助けてあげた盗賊がいて話しかけられます。劉平は人違いだと否定するがそれを見ていた曹丕が声をかけます。郭嘉は曹丕が話を聞く前に青年を連れて行き「曹操の望む結婚、それは曹節を娶ること、誠意を見せてはどうだろうか」と劉平に提案します。

伏寿を廃后するのは無理だと提案を退けるが伏寿は曹丕から話を聞いて戸惑い曹節と仲良く話す姿を見て嫉妬します。

それでも劉平は自分の皇后は伏寿だけと強く思うのです。

その頃、司馬懿は劉平を助けるために儒学生たちに「幽閉されている」と騒ぐよう指示します。とまどう荀彧は仕方なく「陛下が自ら遠征に行くと・・・」と崔琰に言いました。

これにより「皇帝が曹操に連れ去られた」と噂が広まったことで万が一素性が明かされたとしても帝位を奪うためだと思われているので守るしかなくなるのです。

 

郭嘉の最期

皇帝の座にいるのは劉協の双子の弟だと賈詡は最初から知っていました。劉平が名君になるかもと見物しているのです。

病に倒れていた郭嘉はそのことを聞かされ漢王朝を守るためにこれまで仕えてきたのだと驚きます。

「曹操は漢王朝を滅ぼすだろう」と言われた劉平は郭嘉の考えはどうなのかと問います。腹を割って話す二人の話は平行線をたどり目先の戦を勝つ方が先決だとまとまります。伏寿は自分が命を絶てば都に戻った劉平と司馬懿が協力して曹操を討ってくれるはずだと覚悟を決めるが劉平は戻ってきました。

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任紅昌が郭嘉を説得してくれたのだろうと思う劉平や伏寿は感謝を伝えに行くがそこに王越が現われます。任紅昌は狙われた劉平を庇い盾となって斬られ冷寿光は王越の目に薬を投げ付けます。

王越は曹丕を人質にとって逃げ出すが曹丕によって刺され王氏の剣術を学ぶものは恐怖の呪いから逃れることは出来ない」と言い残し命を落とします。

任紅昌は駆け付けた郭嘉の腕の中で息を引き取り王越に斬られていた冷寿光も華佗の本を伏寿に託し命を落とします。

二人を埋葬した劉平は王越を騙し自分を狙わせたものが近くにいると警戒します。

郭嘉は「侵攻された時」と「曹操と陛下が決別したとき」に開けるよう2つの封筒を曹節に託します。そして劉平と曹操が手を組んで天下統一する手伝いをしたかった事を劉平に伝え息を引き取りました。

 

鮮卑に包囲される皇帝

曹操と曹丕は郭嘉の策で奇襲を行い烏桓の本拠地にまで迫るが藩揚が襲いかかります。曹丕は曹操を守りながら戦うが王越の剣術だと見抜かれます。

兵の数が多いので藩揚は仕方なく撤退し曹丕は「剣術は見て盗んだ」と曹操に伝えます。

その頃、盧龍に留まって曹操の帰りを待っていた劉平だったが鮮卑が近くの村を襲い接近していると報告を受けます。駆け付けると藩揚が民を守りながら鮮卑を追っ払っていました。

劉平は逃げてきた民を盧龍に案内し曹操と許都に使いを出させます。そして曹節が郭嘉から文を授かっていると知り開けると「盧龍が攻め込まれても曹操には戻るなと伝えてある」と書かれていました。

曹植に「皇帝皇后はすぐに脱出するべき」と言われるが劉平は民を見捨てられないので一緒に戦うと述べました。

その会話を耳にした藩揚は劉平が使いを出した者が捕らわれ鮮卑に完全に包囲されたことで降伏を求めてやってきた武将を倒して馬を奪い1人で駆け抜け許都に向かいました。

その頃、曹操は郭嘉の亡くなったのだろうと把握して涙を流し撤退を命じようとするが「戻るなと言うことは盧龍を守る策が郭嘉にあるはずだ」と曹丕に止められます。

 

藩揚は許都に到着し盧龍が包囲されているから援軍を出すよう伝えるが荀彧は曹操の符がないと兵を動かす事は出来ないと言います。

唐瑛を通して司馬懿に相談すると今まで立てないフリをしていた司馬懿は劉平を助けるために立ち上がります。

司馬懿は曹操親子が危険な状況に陥る緊急事態だから偽の符を使えばいいと進言し荀彧は受け入れます。崔琰も鄴の兵士を集め賈詡も馬を準備させ協力してくれます。

戦った事もない儒学生も兵の中で大勢いたが兵を率いる司馬懿の元に志気を高めるために財宝を持って唐瑛が現われます。

その頃、自分が囮になるから逃げるよう曹植に言われた劉平だが命を粗末にしてはダメだと止め、伏寿と曹節が作ってくれた皇帝の服を来て志気を高めるが逆に皇帝を得られるのだと鮮卑の志気も高まってしまいます。

続き、41話から50話まで。

 

 

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