作品情報とキャスト
2019年に韓国で放送され高視聴率をたたきだしたファンタジーホラーロマンス。
ネタバレあらすじ/第4話から6話まで
第4話/過去の記憶
チャンソンは「あなたの無念を晴らすために僕はそばにいるのではないか」とマンウォルに告げ月霊樹の枝に触れると葉が茂りだします。
「生死のはざまにいる。葉が茂り花が咲き散れば生死の時間は再び動き出す」とマゴ神に言われていたマンウォルは「枯れはてた私の記憶を蘇らせた」と言います。
チャンソンは前世の記憶であってマンウォルのそばにいた男は自分なのではないかと思ったが「お前ではない」とあっさり否定されます。
「そんなに辛い記憶なんですか、好きだったのでは?」いろいろ聞いていたチャンソンは無駄口が多いと怒られ霊の相手をするよう命じられてしまいます。
1000年前、奴隷だったマンウォルは逃げ出すが右腕だったヨヌは捕まってしまいました。それを助けてくれたのは永住性護衛隊長チョンミョンでした。
マンウォルは無事だったヨヌに名前を叫びながら駆け寄ったことで夢を見たチャンソンは一人の男の名前はヨヌだと知ります。いきなり花を抱える老女から何かあれば連絡してと名刺を渡され気付くと消えていました。
あわてて探しに行くと天国行きのリムジンが停まっていて男が乗ったあと犬が追いかけてきました。チャンソンは男を呼び止めると「なんでここいるんだ、かわいそうに」と犬を抱っこして車に乗り込みました。
この男は亡くなったあと愛犬を1人残しては行かれないと車に乗るのを拒否していたのでドアを開けて逃がすようにしてあげたが結局ご主人様のもとを離れずそのまま餓死してしまったのでした。
「マゴ神が摘んだ花を死者に渡し見送られた霊魂は天国に行く」、そう学んでいたチャンソンは名刺を渡してきたのはマゴ神なんだと気付きます。
チャンソンは目覚めると同居している友人サンチェスが「近くのベーカリー店で幽霊がこねたパンを買ってきた」と言いました。
霊の話は家で聞きたくないと言い放つが目の前にサングラスの亡霊(第二話で登場)がいたので驚きます。デルーナに案内したのになんで来たんだと聞くとパンに付いてきたと知ります。
リムジンに乗る予定だったはずなのでデルーナに連れて帰り時間変更のサインをもらおうとするがマンウォルがアイマスクをして酔い潰れていたので彼女の手を掴んでサインします。
マンウォルは満月の書き方をチョンミョンに教わったときの感触を思い出し驚きます。サングラスの亡霊には会いたい人がいて触れれば分かるらしくチャンソンはパン屋に連れて行き自分の体を貸してあげます。
想い人を発見したのでチャンソンは戻るが「霊の記憶は曖昧、触れただけの記憶を覚えているとは思えない。覚えているのは亡くなる直前だ」とマンウォルに指摘されます。
サングラスの亡霊は想い人だと思い見とれていたがバイクを見て自分を轢いて逃げた人だと思い出します。チャンソンは必死に捜すとバイクの後ろに乗るサングラスの亡霊を発見し道路に立ち塞がって止めます。
「人を呪ったら塵となる。この世で罰を受けさせると約束します」と説得し天国行きのリムジンに乗せ見送りました。
庭園の木が育っているのを見たデルーナの従業員は「社長が逝く日が近付いている、そうすれば自分たちも終わりだ」と心配し原因であろうチャンソンを追い出すため長期滞在している13号室のサービスをお願いと伝えます。
13号室の幽霊は人間の匂いを嫌い気が狂います。チャンソンは不気味な部屋だと思いながら足を進めるるがマンウォルがやってきて「息を止めて見たらダメ、聞いてもダメ」と言われます。わめき声が聞こえたので振り向こうとすると耳を塞がれマンウォルにキスされました。
第5話/魂の結婚式
チャンソンは「見たら正気を失う」とマンウォルに助けられ13号室から出るが怖がらせるための嘘だと思い戻ります。13号室のお客様はジャンプして二人を飛び越え外に出ていきました。
その頃、フロントマンのヒョンジュンは次の総支配人候補のユナ(中身はスジョン)に会いに行くが「チャンソンは無事だ」と連絡が来たので携帯の番号を交換して戻ります。
若い独身女性スミンが亡くなりデルーナを訪ねてきたところ疲れ切って倒れてしまいます。チャンソンは休ませてあげるがマンウォルが「ここは社長室だ、客室に案内しろ」と怒ります。
遺族が寂しく成仏することのないように霊と赤い糸で結ばれる袋を用意したので生きている人を巻き込みたくないと悩んでいました。
マンウォルは死後婚すれば遺族は安心すると伝えデルーナでやるよう伝えます。そしてドレスを買いに行くため絵を売った代金をはやく渡せとチャンソンに言い放ちます。
袋を拾った者が結婚相手になるらしくチャンソンは誰も拾わないように探しに行くが友人サンチェスが拾ってしまい霊に取り憑かれてしまいます。
チャンソンは霊同士で挙式すればいいと思い独身霊を集めてスミンを連れていくが彼女は一人で逝きたい言いました。
チャンソンはサンチェスの代わりに自分が霊と結婚式を挙げることを決意すると反対するマンウォルが怖い顔で現われ「あれは結婚したくてたまらない霊だ」と言いました。
「彼女が未練を残している本当の新郎を連れてくる」
ユナはお望みの新郎をデリーナに連れてきます。匂いを作ったのは昏睡状態の新郎の両親でした。スミンが息子を道連れにすると恐れたのです。
道連れにする事になると気付いたチャンソンは駆け付けるがドアが開きませんでした。しかし式が終われば男は逝くことになるとマンウォルに説明されていたスミンは彼を帰しました。
そしてマゴ神からプレゼントされたハサミで赤い糸を切りあの世行きのリムジンに乗りました。
チャンソンは「マゴ神の意の通りに木を育ててね。最後の客になってあげる。お前のことが気に入っているから。私を見送るときには寂しがらないで」とマンウォルに言われます。
第6話/彼女は美人?
ユナはインターンとしてデリーナで働き始めます。
チャンソンと出掛けようとひとりで浮かれるマンウォルだがサンチェスから元恋人ミラに会っていると聞き機嫌悪くなります。
デルーナでは13号室の客が逃げたことが死神にバレてしまい捕まえることができない従業員たちは頭を悩ませます。長い間彷徨い人間に被害を加えると悪霊になってしまい人間はおろか霊まで食い尽くすようになります。
チャンソンは金遣いが荒く車を何十台も使用するマンウォルに車は三台までにして空いた駐車場はお客様に提供すると言います。もう貧乏は嫌だと嘆くマンウォル
そんな時、デルーナに朝鮮時代の王様がやって来ます。
舞い上がるマンウォルたちは最高のサービスを提供しようと張り切りチャンソンは何代目の王なのかと慌てます。
マンウォルは「イ・ヒョン」のサインを見て調べるとドラマの主人公で俳優だと分かり、さっさとあの世行きのバスに乗せろと怒ります。
チャンソンに馬鹿にされそうになったマンウォルは「お客様は王様だ」と誤魔化すと彼のために本物の王様を演じさせてあげましょうと言われます。
マンウォルは代役の大根役者の体に俳優の魂を移し王にさせてやります。ドラマの出演料が高いのでギャラをもらう約束でマンウォルは本番の時に憑依させてやります。
マンウォルがファンである芸人ジュンヒョンを目撃したチャンソンは彼女のためにサインをもらうが一緒に海に行く約束をしていたのに「来なくていい、海ならデリーナにもある」と断りの電話を受けます。
マンウォルは元恋人と会っていると勘違いしたのです。1000年前に「どこのホタルも一緒だ」とチョンミョンに言ったことを思い出します。
「もう一人じゃない、横には俺がいるんだ。それだけでいつもの景色と違うだろう」
チャンソンは「一緒に行く約束を断ってなんで一人でいるんだ。喜ぶと思ってサインもらってきたのに」と伝えるとマンウォルは「嬉しい」と言います。
「何だか切ないくらいに悲しくなった。独りで見た海より今の海の方がきれいだから」