作品情報キャストの紹介
中国ドラマ「宮廷の茗薇 時をかける恋」はベストセラー「夢回大清」をドラマ化したラブファンタジー時代劇。
北京で見習い設計士として勤務する歴女の徐薔薇(愛称・小薇)は皇帝が暮らしていた時代に憧れていました。ある日、故宮で老婦人に古い灯籠を持たされて家路につくと会話は出来るが触れる事が出来ない弁髪姿の青年が現れるようになる。一方、康熙45年に生きる十三皇子(胤祥いんしょう)は寝ると見慣れない世界にいる夢を見るようになりそこで出会う薔薇と会えるのが楽しみになっていました。二人は両想いとなるが・・・、ある日、薔薇は目覚めるとなぜか300年前の清の時代にいて茗薇という名で13皇子と再会するが・・・。
ネタバレあらすじ/14話から16話
第14話/縁日の偶然
謀反の件で有利だったのに思うような結果を出せなかった8皇子に茗蕙は接近し13皇子(胤祥)と4皇子(胤禛)の仲は茗薇を取り合って仲にも亀裂が入るでしょうと伝えます。
茗薇は妹なのにこちらに協力するのかと問われ「皇子たちは仲が良いのですか」と聞いて納得させます。
その頃、4皇子は謀反に失敗した皇太子を牢獄されている索額図に会わせたいと13皇子に相談していました。
康熙帝は皇太子が唆されたと思っているので会わせたら大変な事になると告げるが「皇太子は廃位され索額図は死刑、無力な2人は肉親でもあるので道義的にも会わせたい」という4皇子の想いを聞き入れます。
そして13皇子が手を引いてくれただけだと分かる4皇子は「茗薇がお前のもとに戻らないように頑張る」と感謝し、13皇子は「茗薇自身に選ばせましょう」と微笑みます。
2皇子(廃位された皇太子)は何度文を書いても陛下があってくれず落ち込むが4皇子が手配してくれたと知り索額図に会いに行きます。
水を飲ませようとするが陛下の命らしくお椀を割られてしまいます。2皇子は割れた破片にうっすら溜っている水を差し出し謝罪するが「大業のために私に関わってはいけない」と索額図は言い残し息を引き取ってしまいます。
自暴自棄の2皇子は酒に溺れ春華(小春)に会うため景仁宮へ行きます。酔いが覚めると小春は鄭貴人となっているため2皇子は「他人を巻き込みたくない、私は罪人だ」と出て行こうとします。
「それは本心ですか、たった1度の失敗で立ち直れないのですか、威風堂々としていた皇太子にお戻りください。宮中の全員が離れても私がいます」
2皇子は泣きながら「私にはそなたしかいない」と抱き締めます。
14皇子(胤禵)は母親である徳妃に刺繍を届けに行くときに茗薇の腕を掴みます。茗薇がもがいているのを目にした徳妃は何をやっているのか聞こうとしたところ訪ねてきた4皇子が「綺麗な刺繍に見とれたのでしょう」と告げます。
しかし14皇子は「茗薇が好きだからからかっただけです」と発言します。
茗薇は14皇子からなるべく離れようとするが皇子は主で自分は奴婢なため簡単にはいきません。4皇子から「父上に娶る許しを得る」と言われるが正直に自分の気持ちがまだ分からないと告げます。
4皇子と14皇子の仲がこれ以上拗れるのを避けたい徳妃は「お前は13皇子に仕えなさい、それが皆のため」と命じます。茗薇は仲が良い小春に会いに行き話するなかで「姉妹は仲良し」と茗蕙が言っていた事、そして小春が謀反の前に姉に手紙を託した事を知ります。
茗薇は小春が不安そうな表情を見せたため確かに受け取ったと告げて安心させるが嫌な予感を抱きます。
そんな茗蕙は13皇子を縁日に誘います。
「興味がない」とあっさり断る13皇子だが「4皇子が茗薇を縁日に誘った」と聞かされ一緒に行き偶然を装って合流します。茗薇が姉がいるので喉が渇いたと4皇子を連れて離れるが13皇子はヤキモチを焼いたのだろうと微笑みます。
賞品の灯籠を見て茗薇は見覚えがあると気になっていると4皇子は的当て遊びをして手に入れてあげようとするが陛下に呼ばれ仕方なく戻ります。
13皇子は落ちていた牌を拾い渡しに行くと偶然にも茗薇と出くわし的当て遊びをする事になります。見事賞品の灯籠を手に入れ喜ぶ2人だったが13皇子は茗薇を連れて来るよう陛下がお呼びだと太監に言われます。
第15話/突然の結婚話
徳妃から「気立ても良く何事にも労を惜しまず家柄も申し分ない、13皇子(胤祥)に相応しい」との申し出があります。
13皇子の顔を見て「凶を招く相」と高僧が言っていた事が気になる康熙帝・・・
茗薇は13皇子(胤祥)に連れられ皇中に戻り康熙帝に謁見すると「胤祥の側福晋として娶らせる」と言われ動揺します。
8皇子派から「凶を招くから命を失うぞ」とヤジが入り茗薇はその言葉を振り払うためにも「陛下と徳妃様にお礼申し上げます」とひれ伏します。
貴重な腕輪を賜ると「陛下の期待に背くことないように」と納欄貴妃から念を押されます。
4皇子(胤禛)は「自分が茗薇を想っているのにどうして、撤回を申し入れます」と抗議するが「皇帝の言葉は神聖なものなので取り消せない。それに皇帝の意向でもある」と言われます。
14皇子(胤禵)と4皇子の確執を皇帝も知っているため徳妃からの申し入れをすぐに受け入れたのです。
勢いで結婚話を受けてしまった茗薇は迷っていると目の敵にされている蓉月と茗蕙(姉)に出くわします。嫌みったらしい言葉を投げかけられた茗薇は「満足しましたか、それでは失礼します」と去ろうとすると追いかけてきた蓉月が勝手に転んで顔に傷を負います。
突き飛ばされたと訴えられた茗薇は真実を述べても納欄貴妃は信用しない事は分かっているので黙っていました。しかも説明しろと命じられた茗蕙は「妹を制止できなかった私の責任」とあたかも妹が悪い言い方をしました。
納欄貴妃から任せると言われた徳妃は謝罪するよう伝えたあと「13皇子に嫁ぐ事が決まっているのに騒ぎを起こせば蓉月の印象も悪くなりますよ」告げます。
それでも蓉月が公平じゃないと喚くので仕方なく丈刑20回を言い渡すが13皇子がやってきて「勝手に転んで八つ当たりしているだけだ」と言い放ち茗薇を連れ行きました。
常に自分を大切にしてくれる13三皇子と心を癒やしてくれる4皇子に感謝しつつも自分が捜していた想い人が誰なのか分からない茗薇は13皇子に打ち明けます。
13皇子と4皇子は何者か分からない想い人に勝つのは難しそうだと話し合います。専属の太監・順児から「再現して想い人に勝てばいいのでは」と進言された13皇子は内心「良いアイディアだ」と受け入れ実行に移すのだが・・・
第16話/抵抗する心
13皇子(胤祥)は茗薇の記憶を再現して堂々と参上するが専属の太監・順児が煙を炊いて咽せた事でバレてしまい「大切な記憶を弄んで楽しいのか」とかえって怒らせてしまいます。
感動させようとしただけなのに・・・
14皇子(胤禵)は不機嫌な茗薇に声をかけ「宮中では孤独に慣れなければならないが機嫌が悪くなる原因を解消するために協力しよう」と申し出ます。
14皇子から記憶にある庭(枯木と井戸がある)を見付けたと知らされ茗薇は駆け付けるとそこには13皇子が立っていました。
13皇子は14皇子に呼ばれただけだったが、また嫌がらせだと勘違いした茗薇は「秘密を話すべきじゃなかった。もてあそんで楽しいのか。想い人はあなたじゃない。他人の気持ちを簡単に踏みにじる」と言い放ちます。
真心を伝えたいだけだった13皇子は「ただの暇つぶし、芝居」だと言われショックを受け、呼び出した14皇子を殴ります。
もう一度会いに行くが茗薇から冷たく拒絶され自分は必要ないと知った13皇子は思い出の品である灯籠を捨てるよう順児に命じます。
見かねた順児は「捨てられないから捨てて下さい」と茗薇に渡し、タイミングを見計らって「13皇子は婚約を破棄するみたいです」と伝えます。
灯籠に描かれている手の込んだ2人の絵を見て茗薇は暇つぶしで出来ることではないと感じ自分の気持ちと向き合います。
茗薇は駆け出し13皇子を呼び止めます。
「君が望んでいたことだろ、君を自由にするよ」
茗薇は「私の望むことを叶えてくれるなら勝手に私のそばを離れないで。私を娶って」とお願いします。好きだから悩み苦しんでいたんだと想いをぶつけると「来世でも娶ってやる」と抱き締められます。
やけ酒を飲んでいた14皇子は「茗薇を好きなのに結びつける結果になったわね、さすが策士。もっと早く言ってくれれば協力出来たのに」と茗薇の姉・茗蕙に言われます。
「できることはある」と14皇子は茗蕙に近付きキスしたあと「茗薇に似ている」とおちょくります。そして「嫌われる方が忘れられるよりマシだ」と思うのです。
13皇子は茗薇を連れて帥府園に連れて行きます。広い庭がある屋敷を見た茗薇はここが新居なのだと喜び水洗便器が必要だと絵を描いて見せるが前にも同じような話をした事があると頭痛が起こります。
「想い人は自分じゃなくても勝つから大丈夫、何があっても怖くない」
13皇子の言葉に喜ぶ茗薇だったが、もやがかかって想い人の顔がはっきり思い出せない事がどうしても気になってしまいます。