作品情報キャスト/花不棄
総制作費32億でベストセラー小説を映像化し総再生数100億超え、同時間帯視聴率1位を獲得した中国ラブ史劇
「碧羅天の宝を開けられるのは聖女だけであり、その宝を得た者は天下を取る」
自分の出自を知らず流浪の人生を送る聡明で明るい花不棄(カフキ)は育ての親を殺され真相を突き止めるために冒険に出ると仮面を付けた蓮衣客と出会い人柄に惚れるが正体は皇族の王子・陳煜だった。
どんなピンチにもヒーローのように現われる蓮衣客に恋する花不棄と冷たい態度を取りながらも支える陳煜、そして花不棄に恋するイケメンたち。
流浪の身から皇族の姫として名家に迎えられ才能を活かし大商家を率いる若き女当主になるまでのサスセスストーリー。
ネタバレあらすじ
第15話/最後を告げる夜
意識が戻った花不棄は莫府にいる事に気付くが蓮衣客に想いを伝えたことを覚えており「何かしゃべってなかったか」と聞くと莫若菲は否定したので安堵します。
薬が届けられるがどうせ莫夫人が用意した毒入りだろうと察知し飲むふりをして吐き捨てます。
花不棄が一向に回復しないと報告を受けた陳煜は蓮衣客として莫府を訪れると雲琅に「傷は治ったのか」と聞かれます。
無事ならいいと去ろうとするが「お前の話ばかりしている。会っていけ」と言われます。
花不棄は矢傷を負いながら来てくれたのだと嬉しく思い寄り添うが蓮衣客は「これが最後だ、二度と会わぬ」と去ってしまいます。
自分が好きだと言ってしまったから避けられたのだと花不棄は悲しみ涙を流すと蓮衣客が仮面を外したので「自分を嫌っている人の顔は見たくない」と両手で顔を押さえます。
蓮衣客は去って行くが、咳に効く薬をすぐに用意しろと陳煜は命じます。また咳に効く蛇胆を作るための蛇を雲琅は自ら山に入って蛇を捕らえ始めるのだった。
第16話/蓮衣客の正体
王府に参上せよと命じられた莫若菲は訪ねると花不棄が柳青蕪に狙われたのは確実なのに信王は何故か証拠がないと庇い官銀流通権を明月山荘に渡す事に承諾していました。
柳明月が持つ銀子をすべて使わせるために入札額を引き上げるためにも莫府の資産をあるだけつぎ込んで欲しいと言われ、莫若菲は今回は手に入らないが莫府の繁栄は必ず約束すると先祖様に誓います。
一方、夜更けに目覚めた花不棄は兎の灯籠に火が入っているのを見て蓮衣客が来たのだと分かり庭に出て行きます。
「なぜ黙って帰るの、心配して来てくれたんでしょ。姿を見せるまでここから動かない」
蓮衣客は遠くから見守っていたが花不棄がフラフラして倒れそうになったので駆け付けて身体を支えます。
花不棄は「私が好きだから来てくれたんでしょ」と手を握るが蓮衣客は心配なだけだとその手をそっと振りほどきます。
花不棄は蓮衣客の右手にある傷を見て陳煜と同じだと気付き顔を見せてとお願いするが今はダメだと言われます。蓮衣客が去ろうとするので倒れたふりをして支えられたところ仮面を掴んで剥がし確認しました。
「私が好きな人があなたのはずがない。何故あんたなの」と花不棄は泣き叫びます。
厨房で雇われた侍女が果物を持って現われるが花不棄は朱家の者(小蝦)だと気付きます。
服用すると仮死状態になる薬を渡された花不棄は莫若菲に迷惑かけたくないので王府に行く口実を作り決行すると告げます。
雲琅に馬を買いに行こうと誘われた花不棄は自分に好意を持っているのを知っているためいずれ会えなくなるからと承諾します。
同行する林丹沙は雲琅が好きなので不満顔・・・
その頃、陳煜のもとに「街から10里の小春亭で待つ」と柳青蕪から手紙が届きます。呼び出すという事は何かを掴んだはずなので確認のために向かうと蓮衣客と同一人物だと疑われていました。
とぼける陳煜だが柳青蕪に「今刺客を送れば蓮衣客は来るはずない」と言われ首根っこを掴むと柳明月に捨てられた身なのでまったく動じませんでした。
柳青蕪の狙いは手を組むことであり荘主になるのを手伝ってくれれば柳明月が知る碧羅天の場所を突き止めると言います。
柳明月は薛家の荘主と侍女の間に生まれた娘で莫夫人の放火によって母親は亡くなり逃げ延びた者だと知ります。身分も財産のない女がわずか数十年で台頭したのには裏があるはずなので陳煜は手を組むことに承諾しました。また信王が柳明月に手を貸すのは「碧羅天」が理由なのだと気付きます。
柳青蕪は笛を吹いて花不棄を狙う刺客を止めさせました。
その頃、莫府に潜入している柳青妍は「官銀流通権を莫府に渡す」と信王からの手紙を盗見します。潜入しているので外の情報が分からず荘主争いに負けてしまうと慌て心惹かれていた莫若菲を背後から毒短剣で狙いました
第17話/積年の恨み
莫若菲が毒に侵されたと報告を受けた花不棄は急いで戻ると林玉泉は余命3日と診断したので驚きます。
莫夫人は若菲が亡くなってしまうなら道連れにしてやると花不棄を毒殺しようと企てます。最初から疑っている花不棄は食事を拒否すると莫夫人は積年の恨みをすべてぶちまけたので母親を殺した者だと知り激怒します。
信王の娘でないなら陳煜とは血縁関係がなくなり若菲と兄妹になるのだと気付くが花不棄は強引に毒を飲まされてしまいます。
実は経脈を逆流させて吐血し医者を欺いていた莫若菲は診察を受けるときに林玉泉にはバレてしまうと気付き人払いをして余命3日と伝えるようお願いしていたので解毒して回復に向かっていました。
その頃、信王は「お前は人を殺すことしか頭にないのか、官銀流通権は諦めろ」と柳明月を叱り莫府の入札額を伝えて煽ります。すべては明月山荘の銀子をすべて使わすために作戦だったのです。
出掛けると言って部屋を出た莫若菲は林玉泉を見張るよう部下に命じるが花不棄を捜すと吐血して倒れていたので急いで運びます。
劇毒に侵された花不棄を部屋に運び犯人が誰か分かっているため嘆き、自分が都に連れて来たせいだと涙を流します。
駆け付けた小蝦は仮死薬を飲ませて毒を押さえ「何かと狙われている存在なので亡くなったように思わせるために埋葬してください。安全な場所に運びます」と雲琅にお願いします。
第18話/胸に秘めた想い
花不棄を救うためには小蝦を信じるしかないと判断した雲琅だが灯籠を大事に持っていた事で蓮衣客の仕業だと勘違いします。
その頃、官銀流通権の入札が行なわれ朱府が300両の差で獲得し陳煜は「即刻2割の手付金を朝廷に上納せよ、残りを半月以内に納めなければ無効だ」と命じます。
莫若菲は信王府を訪ね「明月山荘の狙いは私だけではありませんでした。花不棄にも毒を盛ったようです」と謝罪します。報告しようとやってきた陳煜は花不棄が亡くなったと耳にして驚き急いで馬を走らせます。
棺の中で眠る花不棄を見てショックを隠せず林丹沙にすぐに死因を調べるよう命じます。また信王は陳煜を見て愛する者を失った目だと気付き驚くが碧羅天の場所を柳明月が聞き花不棄に開けさせるう予定だったので愕然とします。
しかし聖女は途絶えないはず・・・・
死因を調べていた林丹沙は仮死状態だと気付き林玉泉に伝えます。二人は蕭九鳳から花不棄を守れと言われていたので安堵します。
雲琅は「花不棄が危険だから誰にも話すな」とお願いすると「娶ってくれたら秘密は守る」と言われ応じることにしました。