作品情報/キャスト
リー・チンとチン・ハオ共演、配信開始わずか4日で視聴回数2億超えした中国ラブ史劇
南朝の宋で朱雀盟の刺客として育ち親の仇として彭城王を暗殺する使命を負った驪歌だが暗殺に失敗し奸臣の陸遠に仲間の阿奴を殺される。
驪歌の手には彼女から託された腕輪だけが遺され、兄弟子と二人だけで命からがら逃亡し孤児院に身を隠すと沈夫人が訪ねてくる。
阿奴の腕輪は18年前にさらわれた沈家の娘・嘉寧の物であり長女として歓迎された驪歌は嘉寧のフリをするが彭城王と阿奴の仇を胸に秘める。情報を仕入れるために夜の渡し場へ向かうと陸遠を成敗しようと暗躍する正体不明の英雄と知り合うが・・・
ネタバレあらすじ/驪妃(りひ)
第22話・決行の時
陸遠は仁寿閣を訪ねて太妃に謁見し「誕生日の宴に現われた刺客は彭城王に嫁ぐ驪妃です、こちらで動くので竟稜王/劉義宣を見張っててください」とお願いします。
婚儀の夜、手に短刀を忍ばせ待ち受けていた驪歌は部屋に現れた彭城王(劉義康)が振り向いた瞬間に刺すが愛する人だったので激しく動揺します。
彭城王は「ずっと捜していたぞ」と喜ぶが自責の念に駆られた驪歌が自害しようとしたので手を掴みます。
侵入していた陳少巽は驪歌を連れて逃げ出し、報せを受けた竟稜王は駆け付けると軍を率いる陸遠が彭城王府に押しかけようとしていたので止めにはいります。
彭城王は刺された傷を隠し婚儀の夜に屋敷で騒ぐとは何事だと叱咤し「こんなに早く駆け付けるとは前もって備えていたようだな」と告げ帰らせます。
彭城王は暗殺のことは漏らさずに驪妃を連れ戻せと竟稜王に命じます。陸遠は刺客を発見し生け捕りにしようとするが「落花舗」と書かれた矢文が飛んできました。
竟稜王は軍を率いて動いたと報告を受けた太妃からお呼びがかかるが陸遠が何かに気付いたようだと腹心・季恕から報告を受け「明日訪ねると伝えよ」と無視します。
驪歌はこのままでは沈家一族が滅ぼされてしまうので陳少巽を手刀で眠らせ自分を捕らえにきた陸遠の前に姿を現します。
「私は刺客を追ってきただけだ、彭城王府に戻って知らせるからどけ」と告げるが立ち塞がるので一騎討ちに出ます。しかし徐臨が遠くから陸遠に助太刀したことで邪魔され捕らわれてしまいます。
竟稜王は驪妃が連れ去られたと知り「陸家に監禁して暗殺の件を証明してから沈家を処罰するはず」と察知します。
竟稜王は堂々と陸家に押しかけ「陸遠が彭城王府に押しかけてきた理由と同じだ、賊を目にしたので捜す」と捜索させます。
すると報告を受けた彭城王が扁額を持って現われ気持ちだと渡します。「犬馬の心」と書かれた扁額を見て「早く感謝しろ」と竟稜王は言います。火事が起こったと使用人が飛び込んできたので彭城王は消火するよう竟稜王に命じ陸遠を足止めします。
第23話・恐ろしい毒
許詹に救出された驪歌は屋根の瓦を外し彭城王(劉義康)に無事を伝えます。
彭城王は負傷していると気付く陸遠に足止めされ、陸遠から報せを受けた太妃までやってきます。斬られた事を必死に隠す彭城王は太妃によって医官を呼ばれてしまうが間一髪のとこで竟陵王(劉義宣)が駆け付け助けられます。
陸家を脱出しる彭城王は無事に救出された驪歌を抱き締め愛を確かめ合うが毒が回り倒れてしまいます。
短刀に毒が仕込まれていたのだと気付く驪歌は三玖堂へ行くよう竟陵王にお願いし跪いて陳少巽に助けを求めます。
「師匠・徐臨の教えを疑った事は?彭城王が暗愚だと聞いて育ったが民を第一に考えるお方だった。朱雀盟は毒を使わないはずなのに師匠は千絲引を使っていた」
陳少巽は驪歌を信じて彭城王を診ると解毒するのに白虎の虎胆と天竺の沈香が必要だと言います。
竟陵王は貴重な薬材を探し始め天竺の沈香は母親が持っている事を思いだし最近眠りが浅く辛いから心を安らげる天竺の沈香が欲しいと太妃にお願いします。
しかし盗み聞きしていた沈楽清が先に太妃に告げていた事で手に入りませんでした。太妃は2つの生薬を何に使う気なのか分からず調べるよう命じます。
驪歌は「沈家の嫡女は陸遠に殺された妹弟子・阿奴で自分の正体は朱雀盟の刺客だ」と竟陵王に話します。
親政を進める大事な朝議が翌朝に迫っており追う情報と驪歌は太妃に挨拶しなければならないので彭城王府に戻ります。
彭城王が目覚めないので竟陵王は仕方なく彭城王の印を勝手に使用し「安北将軍・沈廷章は鎮北将軍に昇格、新設する士林堂は給事黄門侍郎・方清が統べ門下省に属す、当分の間、竟陵王が政務を担え」と読み上げ重臣達に告げます。
しかし、陸遠と謝顕は大事な新政に姿を現さない彭城王に説明を求めるべく出て行ってしまいます。
第24話・水面下の戦い
竟陵王から「天竺の沈香を持っているのに太妃はくれなかった」と聞いた驪歌は太妃に挨拶に向かいます。
すると竟陵王が公布した政令に不満を持つ官吏たちが「驪妃が彭城王を惑わせた」と承休閣で騒いでいると報せが入ります。おかしな噂が立つ前に止めに行かねばならないと太妃と王妃(謝韞之)が承休閣に向かおうとしたので驪歌はわざと倒れて捻挫したように装います。
急ぎたい太妃に休んでいろと言われた驪歌は見送った後に仁寿閣に忍び込んで生薬を捜します。
沈植は承休閣を守れと竟陵王から連絡を受け中軍を連れて向かい朝臣たちと対峙します。
駆け付けた太妃は彭城王府の内院だから押し掛けるのは良くないと重臣達を叱責するが「どうしても会いたいなら私が彭城王を連れて来よう」と告げます。
駆け付けた竟陵王は制止する術がなく黙り込むと太妃は謝韞之を連れて強引に承休閣に押し入ります。
彭城王がいないのを確認し内心笑みを浮かべる王妃だったが彭城王と驪歌がやってきたので驚きます。
「驪歌が足を怪我したと報告を受け迎えに行ったが何事だ。竟陵王に政令の公布を任せたんだから竟陵王の言葉は私の命だ。驪妃の非難か?それとも私への非難か?」
命に逆らい内院へ侵入し驪妃を中傷は重罪であると言い放ったあと今回は半年無給の罪で許してやります。そして政には干渉せずにと太妃に告げ王妃に送っていくよう頼みます。
彭城王は陳少巽によって一時しのぎで毒をおさえているだけであり竟陵王は白虎の虎胆を探しに行きます。
太妃は浅い考えで焦って行動に移すなと陸遠を叱咤すると調べさせた2つの生薬は解毒に使われるものだと知ります。天竺の沈香を侍女に持ってこさせると数が減っており盗まれたのだと気付きます。
第25話・差し迫る時間
刺したと認めてはならないと彭城王(劉義康)に言われ驪歌は約束すると告げます。
陳少巽の治療で一時的に命を凌いでいた彭城王が昏睡状態となってしまいます。四刻のうちに解毒薬を飲ませ続けるのも危険なため驪歌は白虎の虎胆を持っているはずの徐臨を捜しに出掛けます。
すると侍女の紅丹と小辛が寄ってきたので先が見えない自分からは離れた方が身のためだと思い些細な過ちなのに罰を与えました。
しかし太妃の命令で承休閣を見張っていた沈楽清は驪歌らしくない行動なので何か思惑があるはずと太妃に報告します。
徐臨を発見した驪歌は育ててくれた恩があるため跪き「彭城王を助けたいので解毒剤をください。彼は朝廷の旧悪を一掃するために精魂を傾ける姿や一途に民を想う心を目の当たりにしてきた」と告げるが聞く耳を持たず信じてくれません。
「敵を討ち民を救うためと言いながら他意があるのでは?陸遠に発見されたのは夜光粉が原因だが有するのは師匠だけだ。それに朱雀盟は毒を使わない掟であり掟に反している」
驪歌は腰にぶら下げているのが解毒剤だと見抜き剣を交え強引に奪おうとすると陳少巽、そして彭城王に命じられた許詹が助太刀に入り解毒剤を入手します。
朝議に出た彭城王は北の国境に迫る魏軍を迎え討つため沈廷章に出陣を命じると陸遠が彭城王による出師の儀で綏遠軍の士気を高めることを提案してきました。
望むところだと彭城王は綏遠軍の士気を高め暴れる牛を見事に成敗しました。陸遠は薬を仕込ませて牛を暴れさせたが失敗に終わり歯を噛みしめます。
その頃、侵入していて短剣を目付ていた沈楽清が太妃や王妃をわざと誘導した事で急いで戻った驪歌は太妃のもとに連行されてしまいます。