作品情報・キャスト
時は 2020年、秦放は曾祖母の恩人を探すため恋人の安蔓を連れて達那を訪れていたが謎の男たちに連れ去られ秦放は深い谷底に落とされてしまう。
秦放は司籐と名乗る女性に助けられるが彼女は100年前、地球外物質によって植物が変異し生まれた生命体「苅族」であり秦放の体から流れる血液によって目覚めた者だった。秦放は助かったものの司籐のそばを離れると死んでしまう体になってしまう。
心優しい秦放は安蔓を捜すために人間を信じられない司籐に従い奇妙な関係となる。
全29話で紹介
ネタバレあらすじ/半妖の司籐姫
第17話・子孫への伝言
司籐は苅族でいたかったから分裂した白英に戻って欲しかったが殺されてしまったと秦放たちに話します。
能力的にはすべて司籐の方が上なのに何でそんな事になったのか聞かれ見てはいないが予想はできると告げます。
その頃、周を病院に連れて行った賈桂芝は祖父の賈三は白英が司籐を殺すのを目撃していたことを話します。籐殺の毒を盛られた賈三は骸を携えてダーナに居を移し埋葬して代々守り続けろと強いられました。
ある日、白英の姿絵と「子孫に伝えなさい、今から70年から81年までの間に役目を果たさないと籐殺が命を奪う。ダーナで秦という者を埋葬した場所に案内しなさい、もし現われなければユーハンに行き捜しなさい」と書かれた文が届きました。
賈桂芝は愛する龍の子が欲しくて九眼天珠というダーナの骨董品を探して欲しいとお願いしたがまさかそのせいで殺される事になるとは思いもしなかったと周に告げます。
そして態度を急変させ「忘れたとでも思っていたのか、おまえは私の愛する者の命を奪った」と籐殺に芽を押し込んで飲ませました。そして九眼天珠は夫と一緒に埋葬したから見る事はできないと告げます。
牢獄で一生毒に苦しめと告げ警察に殺人犯が入院していると通報します。
司籐は賈三が受け取った手紙には秦来福の名前が書かれていた事を告げると曽祖父の名前だと気付いた秦放はダーナに呼ばれた理由を把握します。
しかしなぜ面倒な役目を秦家に負わせたのかと思うと、起死回生の力があるからじゃないかと顔福瑞は言います。
司籐は疲れたからまだ後日話すと告げるが何者かに結界を作られ閉じ込められると察知し脱出すると単志剛に攻撃を受けます。
なんとか追っ払うが頭痛を引き起こし倒れてしまいます。
秦放は倒れている司籐を発見しキスすると目を開けるが再び眠ってしまい体を温めます。復活した司籐は賈桂芝の籐殺を解き、長鳴学斉へ行くから車を手配するよう秦放に告げると乾坤に会いたい顔福瑞も同行します。
第18話・血の秘密を探れ
長鳴学斉に到着した司籐、秦放、顔福瑞。
司籐は答えてくれたらすぐに籐殺を解くと蒼鴻に告げ丘山、李正元、黄玉たちは白英の遺体を何処に埋めたのかと聞きます。
遺体を運んでいるときに戦争中だったために爆雷があり遺体は消えてしまったのだと聞かされ、司籐は籐殺を解き秦放の血液が何で自分を復活させたのか調べて欲しいとお願いします。
乾坤は秦放の血液を採取しようとするがなかなかうまくいきません。
秦放は「苅族だろうが異星人だろうが君なら構わない、おれがそばにいるから白英と合体しないで欲しい。目の前の君が好きだ」と司籐に想いを告げます。
「あなたは白英の子孫でも問題はない?あなたは白英の子孫か、または苅族よ」
司籐は秦放の実家を顔福瑞に調べさせた時にシャオ家は借金を抱えるとあっさりと閉め一銭も返さなかったが秦家にだけは倍賞した事を知らされていました。
白英は丘山が襲撃しに来ると知り息子を預ける場所を秦来福に選んだ可能性が高いのではと司籐は推測したのです。
秦放から司籐との血縁関係を調べたいと言われた乾坤は偶然にもどうやって採取しようか迷っていたためラッキーと思います。
第19話・詩に込められた意味
司籐は秦放の家で寛ぐものの機嫌が悪く、会社から戻ってこない秦放も意地を張ります。2人の仲がギクシャクして板挟みに遭う顔福瑞ははやく話し合って仲直りしてくれと切に願います。
白英の遺体を捜したい司籐だが手掛かりはなく秦放の家にいても何の手掛かりも得られないので捜してこいと顔福瑞に無理強いします。
司籐は秦放の実家の絵に綴られていた詩を墨をすらせて筆で書き直し考えていると顔福瑞が白英の居場所は夕照山だと仮説を立てました。
秦放は我慢できずに押し掛け「これが白英の計画なら合体が目的ではなく復活が目的だ。君は君だろう。自分が苅族だろうとどうでもいいが君と血縁関係があるのは耐えられない」と訴えるが司籐から別れましょうと言われショックを受けます。
司籐と顔福瑞は夕照山へ行き蔓を体内から出して調べるが力が制御できず彼に支えられ帰ることになります。
第20話・頼りたくない
秦放は白英の遺体が見付からずまだ合体していないと知って喜びます。
眠り続ける司籐を見守っていると顔福瑞から気を失う前に彼女が「白英はここにいない」とつぶやいた事を知らされます。
目覚めた司籐から冷たい態度を取られるので復活させた者に対しての態度が理解出来ないと訴えます。合体などせず自分と同じように不完全な人間として生きるべきだと訴えると頼らないとい生きられないなら死を選ぶと言われてしまいます。
白英の詩の意味を考えていると秦放の家の周辺だけいきなり秋になり木も草花も枯れ始めます。詩を書いた当時は華峰塔がなく実際の華峰塔は7層だが絵の塔は5層であり「夕日が水を照らす」ので遺体は海底だと気付きます。
力を回復した司籐が草花など復活させるが合体しないとまた体調が悪化し赤傘の力で死ぬことになると知った秦放は協力することにします。
白英は仕掛けを作り自分の遺体を運んだ者を殺したはずなので司籐は偵察にいき白英を発見しました。
第21話・水中戦
秦放は「反対するのは合体であり苅族になることじゃない。君が好きだから一緒にいたいんだ」と司籐に訴えるが水中から出てきた籐に襲われます。
司籐は水中に飛び込み白英と戦います。
秦放の前に白英が現われ必死に司籐を呼び続けるが突き飛ばされ消えてしまいます。合体したから忘れられたのだと項垂れるが水中から司籐が飛び出してきたので抱き締めます。
司籐は白英を捜しに行くが道路の向こう側に丘山がいたので後を追いかけると操られた車が事故りそうになったので助けようとします。それを目にした丘山は握っていた剣を放し去って行きます。
司籐がいなくなってしまい何処へ行ったのか困惑する秦放は復活した苅族はまず従順な人間を捜すはずと思い事故に遭い入院している人を訪ねます。
重傷だったのにもう退院したと聞かされ万家の住所を調べ向かうと万家を見張っていた司籐と出くわします。