作品情報/キャスト
韓国で国民の娘と呼ばれるシン・ヘソンと「愛の不時着」で大ブレイクしたキム・ジョンヒョンが共演したラブコメ時代劇
自信満々で虚勢を張ってばかりの大統領府専属のシェフ・ボンファンだったが何者かの罠によって魚料理から釣り針が見つかり一瞬でどん底に落ち、自分を追ってくる捜査の手から逃れようとするとプールに落下して気を失う。目覚めるとなぜかそこは朝鮮時代で婚礼を挙げて朝鮮の王妃になるキム・ソヨンになっていました。初夜の儀式があることを知ったボンファンは第25代王の哲宗に自分が男であることを告白するが・・・
全20話で紹介
ネタバレ感想/哲仁王后
第3話・敵との同床
現代のボンファンが宿っている朝鮮時代の王妃ソヨンはお忍びで妓楼で遊んで帰ろうとすると覆面姿の哲宗王イ・ウォンボムに襲われます。
妓楼で秘密を聞かれたと思い剣を突き付け何も聞いていないと口走り哀願したら始末しようとしたが「特殊戦司令部の出だ」と言われます。
言葉はよく分からないが目に偽りがないと思うといきなり剣が二人の間を横切ります。キム・ジャグンの息子ビョンインは従姉のソヨンに片想いしており無事に助けたが覆面姿の者に逃げられてしまいます。
哲宗はソヨンは何も聞いていないようだと異母兄・永平君に告げます。目を覚ますソヨンはビョンインのおかげで外出がバレてないとホン女官から知らされます。
毎日まずい食事に我慢できなくなったソヨンは水刺間(厨房)に押し掛けシェフの腕前を見せてやります。飯を頬張っていると哲宗が訪ねてきて昨晩はよく休めたかと聞かれたので誤魔化し追い払います。
するとビョンインが「会いたかった」と訪ねてきたので適当に話を合わせると池に落とした者と昨晩の刺客は同一人物ですかと聞かれ酔っ払って記憶がなかったので驚きます。
現代に戻る前に殺されたら意味がないと思うソヨンは料理で純元王后の心を掴み池に水を入れる許可を得ます。
哲宗は刺客が自分だとバレていないかと疑い彼女が寝言で白状するかも知れないので寝床を共にするがソヨンは近い者ほど疑えとビョンインに言われていたので殺す気じゃないだろうなと警戒します。
ソヨンはファジン側室に接近するが「私に罪を着せるために自ら池に落ちるような人は信用できない」と言われ彼女の目を見て嘘ではなさそうだと思います。
第4話・知りすぎている男
ジャスミン茶を出されたソヨンは妓楼で間違えて入った部屋、そして襲われたときに相手の衣に付着していた匂いだと思いだします。
哲宗の仕業かと思うが自分を試していると気付き生きるために知らないフリをします。しかし何でお茶を勧めるのだと不審に思い吐こうとするが意識が朦朧としてきたので女に溺れて正妻を殺そうとするとは人でなしと言い放ちます。
哲宗は理由を知らないのだろうかと困惑するが強者に立ち向かえないから王妃を害そうとした事に気付きこれでは奴らと同じだと思い出て行きます。
永平君に始末するべきと言われるが前に別人なんだとソヨンに訴えられた事を思いだし自分は違う選択ができると言いたかったのではないかと思います。
禁衛隊長に新しく抜擢された王妃の父・国舅がやってくるが現隊長の永平君とホン別監がじゃじゃ馬を用意して落馬させます。ビョンインはソヨンを襲った刺客の正体を暴くべく捜査を開始します。
チョ大妃はファジンを利用し安松キム氏に対抗しようとしていたが池の件で弱点があるため罪を被る人材を捜すよう命じます。
しかし安松キム氏はファジンを失脚させるために側室の女官オウォルを捕らえファジンが突き落としたと証言するよう拷問していました。
哲宗は自分が王妃を殺そうとしたからソヨンの復讐かと疑います。ファジンは自ら出向き自分が突き落としたと庇うがオウォルの部屋にあったチョ大妃からの書信も認めるかと聞かれそれは否定します。
駆け付けたソヨンはファジンを守ろうとする哲宗を目にしてかっこいいと思い「私は自害しようとしたので無実の者を罰してはいけません」と訴えました。
第5話・傷つきやすい踵
純元王后(先々代王の王妃・大王大妃)はファジン(宜嬪)を追い詰めると哲宗は宜嬪の自白は嘘だと必死に訴えます。
ソヨン(魂はボンファン)は意中の女の前で自分よりかっこつけるなと思い「自害を企てました。無実の者が血を流すことはあってはなりません」とドヤ顔で訴えます。
なんで王に嫁ぐ前夜に自害しようとしたのだと訴えられ理由が分からないソヨンはファジンがほっとして気を失ったので自分も気を失うフリをします。
哲宗が王妃を無視してファジンを介抱したので、それを見ていたビョンインはソヨンを介抱し王を睨みつけます。
王妃が己を害しようとした者を許そうとする心を察するよう進言され純元王后は仕方なく受け入れるが絶好の機会を逃したので怒りが収まりません。
池に落ちた日にソヨンが王宮を出ると訪ねてきたが妃氏の運命は王妃になり一族に貢献すると決まっているのだと当時は下がらせました。それまで急に荒々しくなったのは王妃にならないための手段であり今回も王妃の座から降りるために楯突いたのではないかとジャグンに告げます。
ソヨンは現代に戻るために池に入ろうとしたが自死はなりませんとチェ尚宮とホンヨン女官に羽交い締めにされます。
仕方なく宦官に池に入らせ様子を見ようとしたら純元王后からお呼びがかかります。謁見すると自死しようとするぐらい王妃が嫌なら廃位しようと言われます。
そうだったのかと返事しようとしたが家から出てはならないと言われ、池に入れないと困るので記憶がないと訴えます。しかし記憶がないのに自死しようとしたのは覚えていて更に刃向かうとは許せないと叱咤され大袈裟に反省する芝居を見せつけます。
王妃に敵意を抱いていたのに助けられた哲宗は本当に自死なら自分のせいだと思います。 永平君にファジンに罪を着せるか王に取り入るための策に決まっていると言われ、確かめるためにソヨンに会いに行きます。
「嫁いでから命を狙われたり散々だ、今回はお前とお前の意中の奴を助けたばっかりに廃位すると言われた。自死する前に死にそうだ」
自分の気を引くためではなさそうだと思う哲宗はビョンインにも自分が刺客だと黙っているし廃位まで迫られた事でソヨンは独断で動いているのかとますます困惑します。