黄泉がえりの皇妃/作品情報
魂が入れ替わった姉妹と二人を愛してしまった皇弟の愛と復讐を描いた壮絶な宮中ラブ史劇
見所&キャスト
大楮・大蜀・南峪の三国に分かれ互いに勢力を競いあう龍騰大陸。
大楮国皇后である姚莫心は何者かに毒を盛られ意識を失いそこにちょうど現れた妹の姚莫婉と魂が入れ替わってしまう。
宮中では意識を失い身ごもっていた赤ん坊まで助からなかった姚莫心を想い皇帝・夜鸂奕は悲しみと憤りを隠せずにいた。姚莫心を愛する夜鴻奕の弟・夜君清は大蜀との戦いの末に兄に帰京を命じられるが何故か自分の名前を叫ぶ女性から助けを求められ・・
全36話で紹介
ネタバレ感想/黄泉がえりの皇妃
第1話・謀られた皇后
龍騰大陸は大楮を筆頭に西に大蜀、南に南峪と三つの天下に分かれていました。
均衡を保つ三国だが水面下では競い合い、三国とも統べようと欲望を抱いていました。
大楮国皇帝(夜鴻奕)の弟・粛親王(夜君清)は大蜀との戦いでわざと逃げるふりをして伏兵がいる場所に誘導し大勝する。均衡を保つために帰京を命じられ大蜀の残兵もいるので一隊を連れて発ちます。
普段屋敷から出ない姚家の三女・姚莫婉は姉である大楮国皇后(姚莫心)を訪ねるため皇宮を訪ねるが、そのころ姚莫心は毒を盛られた安胎薬を飲んでしまい出血を起こします。
医術があるため赤ちゃんはもう助からないと悟ると、どうしたんだと姚莫婉が駆け寄ってきます。ここにいたら毒を盛ったと勘違いされるかもしれないのですぐに出て行けと訴えるが二人同時に気を失い気付くと魂が入れ替わっていました。
姚莫心は目を覚ますと目の前に吐血した自分がいて鏡を見ると姚莫婉になっていました。とにかく犯人を突き止めるためにも今はここを去らなければと思い、必ず助けに来ると決意し姚莫婉の姿の姚莫心は宮中を急いで出て行くが賊に捕らわれてしまいます。
流産して昏睡状態だと報告を受けた大楮国皇帝(夜鴻奕)は心配で皇后のそばから離れません。
賊から必死で逃げ出した姚莫心は崖に追い詰められるが帰京中の夜君清と出くわし助けてと叫びます。見た目が姚莫婉であるため夜君清は何で自分の名前を知っているのかと困惑します。
賊を一掃する夜君清は崖から突き落とされた姚莫婉を助けます。
目を覚ます姚莫婉は見知らぬ男(夜君清)が火を起こしていたので手籠めにするつもりかと言い放ちます。
善意で救ってやったのに昨日のことを覚えていないのかと聞かれ困惑していると置いていかれそうになったので「こんな場所に連れてきたんだから責任取れ」と足にしがみつきます。
そこに大蜀の兵が現れると夜君清は圧倒的な強さで次々と斬っていくが怪我を追ってしまいます。姚莫婉は傷を負った夜君清を背負って通りに出ると荷台をひく老人に助けを求めます。
山奥にある老人の家で世話になる姚莫婉はうちらは夫婦だと偽り養成させてもらいます。そして謝礼として夜君清が身に着けていた玉佩を老人に渡します。
第2話・親王の帰京
姚莫婉は親切な老夫婦の世話になり夜君清の看病をするが彼が目を覚ますと玉佩を探し始めます。
薬代として渡してしまったと告げると命よりも大事なものだと怒られます。そんなに大事な物なら取り返しに行くと落ち着かせ出て行きます。
夜君清は老人が食事の用意をしてくれたので感謝して口に運ぶが「あなたの奥方はすばらしい人だ」と言われむせてしまいます。夜で暗く、道が見えない姚莫婉は諦めて戻るとずっと世話になったようだと把握した夜君清にもういいと許されます。
姚素鸞(麗妃)は妹である姚莫心(大楮国皇后)を案じて祈祷師を連れてくるが夜鴻奕(皇帝)に今は静養が必要なんだと叱責されます。
どんな代償を払っても必ず皇后を治すから怪しい祈祷師の邪法など信用するなと言われます。
なんだか重くて目を覚ます夜君清は姚莫婉が自分に抱き着いて寝ていたのでそっと脱出しようとするが実は起きている姚莫婉は寝相悪いフリをして抱きしめ離れません。
2人は朝食を食べたあと散歩に出かけます。姚莫婉が「山の中の暮らしは煩わしい世事から離れられるから暮らすのも悪くない」と告げると夜君清は同じことを言っていた姚莫心を思い出します。
名無しだから名前を付けてと頼まれた夜君清は「念心」とつけると姚莫婉は喜びます。
夜君清と姚莫心は家に帰ると老夫婦が殺害されており大蜀の兵に囲まれるが夜君清を捜す奔雷に一隊が駆け付け一掃します。
夜君清は老夫婦を手厚く葬ってくれとお願いし、ついていくとしがみつく姚莫婉を屋敷に連れて行くよう告げます。
夜鴻奕に謁見すると戦功の褒美として神威大将軍に封じられ狩り警護を任されるが皇后が目を覚まさないと知らされショックを受けます。
姚家第一夫人・竇香蘭はまだ姚莫心が目覚めないと聞かされ、姚莫婉も失踪しているし国の安泰のために姚素鸞を皇后にすべきと進言します。第二夫人・莫離は二人の娘が心配で落ち込み必ず連れて帰ってと震霆にお願いします。
姚莫婉は屋敷を見て回っていると姉の肖像画を目にし激しい頭痛を引き起こします。思わず肖像画にしがみつき破ってしまうと怒った夜君清に追い出されてしまいます。
第3話・怪しい刺客
肖像画を破られた夜君清は姚莫婉はほっぽりだすと何度も侵入を試み、しまいには門前で純潔を失ったら親王に囲われるしかないのに追い出されたと騒ぎを起こすので仕方なく屋敷に住まわせることにします。
姚莫心が臥せっている寝殿に何者かが侵入し天山の絹を使った網を破って逃げたと報告を受ける夜鴻奕(大楮国皇帝)は彼女を忘れられない夜君清ではないかと疑います。
翌日、夜君清は狩りに出る夜鴻奕の警護のために同行するが互いに初めて姚莫心に会った場所なので思い出に触れます。
当時、夜君清は鹿を射止めようとしたがその後ろに子鹿がいたので弓を下しました。しかし夜鴻奕は躊躇せずに射抜き狩りで勝利しました。夜鴻奕と夜君清が持つ玉佩は姚莫心から贈られた同心玉でもともと一つの物でした。
狩りが開始されるといきなり刺客が現れ夜鴻奕に矢を放つが夜君清が怪我を負いながら守ると追われた刺客は自害しました。
李将軍に疑われた夜君清は警護を任された自分が命を狙うのは荒唐無稽ではないかと訴えます。すると軍に潜入していた事がバレて捕らわれた姚莫婉が連行されてきます。
陛下に追及される姚莫婉は夜君清の命を救ったのに屋敷から追い出そうとするから非道さを告発しに来たのだと言います。
大楮は仁義を重んじる国だから本当に命を救われたのなら娘の面倒をしっかりみろ夜君清は命じられ姚莫婉は感謝します。
夜君清は捜査を始めると昨夜兵が1人毒殺されていたと知り奔雷に死因を突き止めるよう命じます。
夜鴻奕の傷の手当てをする姚莫婉は名前を聞かれ、記憶を失っているので夜君清に名付けられた「念心」と告げます。
警護を怠った罪で夜君清は兵符を没収され自邸待機を命じられます。姚莫婉は異常を察し嫌疑を避けるために矢をキャッチしたのにわざと自分に刺したでしょうと言います。夜君清は口出しするなと叱責するが矢先が丸いのを確認していたため兵権を奪うために陛下に仕組まれたものだと奔雷に告げます。
各話あらすじ一覧
第1話~3話まで
第4話~14話まで
第15話~21話まで
第22話~27話まで
28話~33話
34話~最終話(36話)