作品情報・キャスト
逆境を乗り越えていくヒロインと記憶を失った溺愛殿下の一途な愛を描くロマンス時代劇
織物業を営む謝家の娘・謝小霓は宮中に生地や衣類を納める商家を決める錦繍大会が開かれると知って張り切が陥れられ家も家族もなくなってしまう。家族の恨みを晴らし商売を再開させようと決意する彼女は霓裳という偽名で技術を学ぶと昔助けた皇子・歐陽子虞と再会する。大ヒット作「花不棄」の制作会社が贈る勇敢なヒロインシリーズ第二弾!!
全40話で紹介します
ネタバレ感想/霓裳
第29話・秘められた想い
蘭昭公主は案内の方が来たと報告を受けお気に入りの洛王(歐陽子虞)だと思い喜んで出て行くが大将軍の息子・劉子瑄だったのでがっかりします。
街並みの案内を洛王にお願いして来てと侍女を行かせるが体調がすぐれないようだと帰ってきます。入札大会は宮市局の袁道成が主管であるため表に出るのを控えているのではと言われ、作り笑いで建前ばかりで付き合いたくもない奴だと愚痴ります。
礼儀に反すると侍女に止められるが蘭昭公主は洛王府に押し掛けます。
洛王は仮病を使って寝込み蘭昭公主を追い返すと霓裳(謝小霓)がいる香草堂へ行きます。入札大会に出品する品について悩む霓裳に雲錦荘の雲娘に送った梨の匂袋の事を思い出せとアドバイスします。
蘇功銘は月華錦が偽物だとして十数店から返品があり都で噂になったら商売ができなくなると顔文秀を責めます。
蘭昭公主に同行する無依(謝楓)は香草堂の出品主が妹だったので驚きます。蘇文宇は予選を通過して喜ぶ顔文秀に玉脂斎の品は派手なだけで中身は劣り香草堂の足元にも及ばないから赤っ恥をかくだけだと言い放ちます。
香草堂が予選で大いに名を上げたと知った蘇功銘は香料は諦め今後は織物に絞って優勝を目指すよう告げると、蘇文宇はそもそも香草堂と張り合う実力などないと言い放ちます。
霓裳は雲錦荘が荒れたままなのは惜しいと考えており雲錦荘を拠点に香草堂を淮州に広げたいと承天たちに話します。
予選を通過した者は49日間、瑞園に滞在して過ごすことになり霓裳は百鳥布荘の白柔児と同室になります。
第30話・多難な入札大会
過去を忘れて許し合わないかと顔文秀に言い寄られた霓裳は許すも何も関係ない人だと告げます。
淮州には帰れないし形だけの蘇文宇の妻だし本当は自分もあなたみたいに人から好かれたいのだと涙を流すので「あなたらしくない」と手巾を渡します。
霓裳は香料を3種調合するから一緒に研究しないと居合わせた玉卿と小橘を誘うが冷たい態度を取られます。二人は下働きをさせられ人数合わせのために予選を通過しただけであり妬んでいるのです。
瑞園の仕事をしていないと文句を言われた霓裳は嫌がらせかとうんざりするが仕事が出来過ぎて早いために二人に驚かれます。
霓裳は小橘が咳き込んでいたので喉と肺にいい薬を渡すと喜ばれるが玉卿はそれが気にいらず近付くなと怒ります。
霓裳は何か様子がおかしいと思い玉卿を尾行すると覚醒作用がある油を入れた枕を小橘に渡していました。悪夢に襲われているのはそのためだと気付き安眠効果のある薬草を入れた枕を小橘に渡して助けます。
蘇文宇は袁道成に謁見し蘇功銘に代わって組合長に就任します。組合に入れば安泰だと言われる霓裳は宮市局に関わらない方がいいと告げその場を去ります。
小琴がいたので驚くと瑞園のすぐ隣の屋敷に連れていかれ、そこには洛王がいたので喜び楽しい一時を過ごします。
第31話・仕掛けられた罠
霓裳は刺繍の練習をしていると顔文秀がやってきて仲直りの印だと玉佩を渡されます。
それを目にしていた玉卿は同等でないと付き合えないのだから香草堂や蘇家があなたを相手にするわけないと百鳥布荘の白柔児に言います。
組合長となった蘇文宇だが商人たちから袁道成から催促される1年分の上納金を何とかしてくれと相談され困惑します。
高璇の屋敷を探って戻る洛王は待ち構えていた蘭昭公主に誘われ武芸大会へ行く羽目になります。
霓裳と顔文秀は武芸大会の見物に行くと劉子瑄がなかなかの腕前だったので驚きます。
霓裳と劉子瑄が仲良く話しているのを目にする洛王は嫉妬するが、霓裳もまた洛王と公主が親しげにしているのを目にし嫉妬して先に帰ります。
そんな霓裳を公主に同行する謝楓は遠くから見守ります。
蘭昭公主から愛の告白を受ける洛王だが心に決めた人がいると謝罪します。
瑞園では宮市局から玉佩が盗まれたと騒ぎになって犯人捜しが始まります。霓裳はやはり来たかと思い勝ち誇って笑みを見せる顔文秀を睨みつけます。霓裳の部屋からは何も発見されず顔文秀が驚いていたので「あなたは同窓の仲間で唯一信じられない人だ、信じるとでも思っていたのか」と言い放ちます。
「私は上からの指示でやっただけだ、怖いか?」と挑発される霓裳だが負けたこともないのに何で怖がるんだと笑いその場を去ります。
第32話・一方通行の恋心
洛王が呼んでいると小琴がやってくるが霓裳は蘭昭公主と一緒にいた方が楽しいでしょうと嫉妬から断ります。
霓裳は公主の衣を作ってあげた事で公主に取り入ったと判断され趙執事から罰を受けます。霓裳は規則違反だからしょうがないと思い玉卿が叩き割った瓦の上に跪きます。
玉卿の言いなりだった小橘は不当な仕打ちは見てられないと霓裳の横で一緒に跪きます。蘭昭公主に助けられた霓裳は感謝すると劉子瑄が手をまわしてくれたのだと知ります。
しかし公主は洛王との逢い引きをお膳立てするよう劉子瑄に頼んでいました。
仲良くなりたいからと劉子瑄に狩りに誘われた洛王だったが公主が待ち受けていました。御厚意はありがたいが気持ちは受け取れないと告げると不貞腐れる公主は去っていきます。
謝楓(無依)は真珠粉の入出庫の帳簿を探っていたが場所が分からず戻ると洛王にフラれた公主か八つ当たりされます。
蘇文宇は顔文秀が霓裳を傷つけることにしか頭にないので妙な真似をしたら師匠を殺したことを暴露すると言い放ちます。
悪夢に魘され何もかも白状しているのを知らないだろうと告げると顔文秀は激しく動揺します。
入札大会の本選が始まり各商家は公主に自慢の品を披露します。顔霓裳の織物を袁道成は褒めたたえるが公主に同行する謝楓は鳳凰に霊気がないので名人の作品の模倣だと言います。
公主は洛王がやたら香草堂を勧めるので想い人は霓裳だったかと気付きます。