中国ドラマ「宮廷の茗薇」作品情報
中国ドラマ「宮廷の茗薇 時をかける恋」はベストセラー「夢回大清」をドラマ化したラブファンタジー時代劇。
あらすじは?
北京で見習い設計士として勤務する歴女の徐薔薇(愛称・小薇)は皇帝が暮らしていた時代に憧れていました。
ある日、紫禁城内の資料室で迷ってしまい老婦人に古い灯籠を持たされて家路につくと徹夜で企画書をまとめる小薇の前に弁髪姿の青年が現れる。幻覚だと思い仕事を終えると企画書が通り喜ぶが灯籠が灯るたびに青年が現れて会話までするようになる。
会話は出来るが触れる事は出来ずやがて惹かれていくが・・・。
一方、康熙45年に生きる十三皇子(胤祥いんしょう)は見慣れない世界にいる夢を見るようになり小薇に心惹かれていた。
小薇は目覚めるとなぜか清の時代にいて茗薇という名の秀女として扱われる。茗薇の愛称は小薇であり現代でも清代でも同じだった。そして夢で見た13皇子と再会する。
キャストは?
ネタバレあらすじ/宮廷の茗薇
第1話/灯籠と豪雨
見習い設計士の歴女の徐薔薇(愛称・小薇)は皇帝や皇后がいた時代に憧れを持って生活していました。
ある日、上司の茗蕙から故宮の閉館前に資料を借りて来てと言われ急いで向かうが迷って出れなくなってしまいます。日が落ちるまで宮廷内を彷徨いていると「ずっと待ってたのよ」の老婦人に言われ灯籠を持たされます。
灯籠を持って歩き始めると簡単に出口が見付かり家路につくが徹夜で企画書をまとめていると弁髪姿の青年が現れました。
徹夜続きで幻覚を見たのだろうと親友の小秋に言われ薔薇は納得するが灯籠が灯るたびに青年が現れると気付きます。
時空の変化を主軸に据え現代と古代の美を結びつける案が面白いと抜擢され先輩や同僚は見習いの企画書が選ばれたと驚きます。
康熙45年、
13皇子(胤祥)は夢の中で見知らぬ場所で見知らぬ女と出会えるので寝ることが楽しみになってしまい昼寝をしていると4皇子(胤禛)に起こされます。
二人は皇太子である2皇子の右腕とされ、14皇子(胤禵)は兄弟の4皇子とは確執があり皇太子と敵対する8皇子派です。そして13皇子と14皇子はライバル関係にあります。
第2話/夢での出会い
13皇子(胤祥)と14皇子(胤禵)の腕比べは互角に終わりました。
13皇子は「皇位に誰が付くかなんて興味ない、皇太子が皇帝になるのでは」と酒を飲みながら口にするが「国事は遊びではないから口を慎め」と4皇子に注意されます。
夢で出会うおかしな女は麺をすすって食べるし自分を幽霊だと思っているが夢の中でしか会えないので連れて帰りたいと思います。
現代、
仕事を終えた薔薇は帰宅すると13皇子が読書しながら居眠りしていました。薔薇は幽霊だと思っていたが上空の電気のネジが外れると13皇子が助けてくれました。
はじめて会話を交わした二人、13皇子は「助けてやったのに礼はないのか」と詰め寄るとあまりにも薔薇が喚くのでキスして黙らせました。
「ほ、本当に愛新覚羅(アイシンギョロ)胤祥なの?」と薔薇は驚くと呼び捨てにするとは無礼だと言われます。
300年先の未来だと知った13皇子は「いろいろ教えてくれ」とお願いし話が弾むが薔薇は「あなたは寝ているからいいけど睡眠が大事なの」とスマホを渡し寝室に行きます。
翌朝、薔薇が起きると13皇子がトイレを見下ろし「小さい井戸だ」と不思議がっていました。薔薇は13皇子の意見、話を聞き企画書を書き直していきます。
13皇子は「お前が気に入った、私に嫁げ」とニヤニヤしながら目覚めます。薔薇には触れる事が出来ないが助けるときに負った傷が残っていました。
300年後にある飛行機やスマホの事を皇子たちに話すが「さっぱり分からん、頭おかしくなったのか」と4皇子に止められます。
13皇子は薔薇の企画書とやらのために皇族品を持って行ってやろうと集めて眠ります。薔薇は喜ぶが触れる事が出来ないので13皇子は説明し、康熙帝の弓を二人で引きます。
第3話/愛しい幻
薔薇の皇室の気品に満ちている設計案は受け入れられプロジェクトの責任者に任命されます。
13皇子に感謝しなくちゃと喜ぶ薔薇に対し上司の茗蕙は何で自分が見習いに負けるんだと不満な様子・・・。
その頃、13皇子は薔薇にそっくりな女性を見付けて追いかけるが見失ってしまいます。薔薇にそっくりな茗薇(愛称は小薇)は父親から秀女選びに出されると知り皇宮に入りたくなくて逃げているところでした。
「いつまで私を一人にさせるのだ、現代に来れたのだから君も300年前に来れるはずだ」
13皇子に言われた薔薇は出来るなら今すぐにでも行きたいと思うが一緒に写真を撮っても彼は映らず会話は出来るが触れる事も出来ないので叶わぬ恋なのだと思います。
幽霊との恋なんてダメだと思う薔薇は小秋に頼んで合コンを開いてもらうが気付けば13皇子を探してしまいます。
薔薇も13皇子も互いに好きでいたが触れることが出来ない事に悩みを抱えます。
第4話/杏の花の想い
13皇子を突き放した薔薇だがネットで「愛新覚羅 胤祥」と検索し部屋で待っている自分に気付きます。
「もう現われるな」と言い放った結果だから仕方ないと無理に納得させようとするが・・・。
一方、13皇子は酒を飲みながら落ち込んでいたが幻ではない事を証明しようと庭に杏の木を植えます。
家に帰っても一人だし時間が長く感じる薔薇だったが「故宮で杏の古木が花を付け満開を迎えました。康熙帝の第13皇子・胤祥が植えたとされる樹齢300年以上の古木です」とニュースで流れ驚きます。
珍しい出来事に人々は集まり薔薇も駆け付けます。
「もしかして私のために植えてくれたの」、そう思っていると不思議な灯籠をくれた老婦人に「やっぱり来たのね」と話しかけられます。
夢だと受け止めようとしていた薔薇だが「どうやったら会えるのか」と考えるようになります。すると13皇子が現われたので喜びます。
「私はあなたが好きだけど300年の時を超えて恋愛は出来るのか、勇気がないの」と告げると13皇子は「勇気をやる」とキスします。
互いに相手を感じられるようになり二人は喜ぶが13皇子は徐々に消えてしまいます。13皇子の事ばっかり考えるあまり仕事でミスを連発するようになった薔薇は担当を外れるよう茗蕙に言われてしまいます。
親友の小秋から「天体の特殊な現象があるみたいだから気晴らしに行こう」と誘われます。時空を繋ぐトンネルが現われる事があって、願うと奇跡が叶うと言われ「13皇子に会わせて」と薔薇は願います。
そして杏の花の見ながらもう一度願い故宮をウロウロしていると蘊秀宮(うんしゅうきゅう)の前で気を失ってしまいます。
目を覚ますと自分そっくりな茗薇が「私の代わりに生きて」と言い残し亡くなってしまいます。
全40話あらすじ一覧/宮廷の茗薇
1話~4話
5話~10話
11話~16話
17話~22話
23話~28話
29話~34話
35話~38話
39話~40話/最終話