中国時代劇/楚喬伝
チャオ・リーイン主演・女スパイと身分を超えた2人の公子との劇的な愛の物語
あらすじ&キャスト
諜紙天眼を率いる宇文玥は貴族の子息たちによる人狩りから生き残った記憶喪失の娘・小六に武芸の才を感じ星児と名を与えて厳しい訓練を課していく。彼女は、自分を楚喬と呼ぶ女の記憶を頼りに自身の出自を求めながら宇文玥から与えられる過酷な任務を遂行していく。楚喬は宇文玥と彼の親友・燕洵との間で揺れ動く思いを抱えながら国を揺るがす大乱へ身を投じていく。
ネタバレ感想/楚喬伝
55話・深まる心の溝
程鳶から秀麗軍の軍旗を奪われそうになった賀蕭は忍耐にも限度があると言い放つが斬り刻まれた剣を抜き衝突します。
仲羽は烏先生が投獄されたと知り理由を訪ねると兵糧の徴収を阻み民心を攪乱したのは大罪だと言われます。定北侯の盟友であり3年前門閥が燕北を狙った時は1人で守り長安から脱出できたのも烏先生のおかげだと訴えると追放処分となりました。
楚喬は宇文玥からの文で秀麗軍が謀反の罪を着せられていると知り急いで向かいます。
賀蕭は命令に背いたのではなく軍旗を守るために程鳶に無礼を働いただけだと訴えると事態を把握した仲羽は複雑な事情があるようだと進言します。
燕洵が手を出した者に処刑を命じたので賀蕭は忠臣を処刑すれば兵士の心が離れるばかりか民も失望すると訴えます。長安や紅川での戦いで忠誠心は示せたはずなのにいつまで根に持つんだと訴えるが駆け付けた楚喬は浅はかな行動を取るなと叱責されます。
楚喬は秀麗軍の過ちは自分の責任だと訴えるが燕洵は処刑を命じてしまいます。深く傷つく楚喬は歩む道が違うと思い始め馬に乗り毅然と去ります。
楚喬は塞ぎこんでいると悲しませてすまないと燕洵が訪れ望まなくても天下を贈りたいのだと言われます。他の者ならともかく君だけは裏切らないでくれと言い去っていきます。
説得により魏皇帝が休戦に同意したと襄王が文を受け取った宇文玥は燕北との交渉を頼まれます。
元淳は毒酒を賜るが土壇場で魏舒燁が助けに来て連れ出されます。しかし矢を受けていた魏舒燁は秘めていた想いを伝え生きろと言い残し命を落とします。
襄王はその姿を目にし身投げして命を絶ったと部下に言い聞かせ見逃します。
楚喬は賀蕭が罠に嵌められたと疑い急いで向かうと伏兵がいたが宇文玥と月七に助けられており再会します。
56話・明かされる過去
宇文玥と再会した楚喬は程鳶の罠らしいが燕洵は見ていないのかと聞かれます。
この手で世の中を変えられる、皆を守る事が出来ると思っていたが大勢を死なせ無力さに気付かされたと胸の内を打ち明けます。
秀麗軍を追放させた方が命は守れたのかもしれないし疲れたと告げると宇文玥は疲れたときは休めばいいだけだと言います。
「お前が心のままに生きられるならどこにいても構わない」
仲羽が燕洵の怒りを買った烏道涯と共に燕北を去ると別れの挨拶をされた楚喬は烏道涯に会わせてほしいとお願いします。
断片的にしか記憶がないと告げると烏道涯は母親は紛れもなく風雲令主で江湖隠密の首領・洛河だと言います。
母親を助けに行った時に楚喬を助けてくれたのは往生営の刺客・夏虫で洛河を殺したのは魏の宇文昊と梁の隠心だが実行犯は身近にいた誰かだと言います。奴婢の解放と平和を求めた洛河は貴族や門閥にとって災いの種だったと言われても楚喬は納得できませんでした。
また自分の肩に彼岸花の紋様はないし寒氷訣も使えないので風雲令主などなれないと告げると記憶を失ったせいで力も封印されたのかと言われます。
宇文昊を寒氷訣でとどめを刺すも楚喬は黄河に飲まれて気を失い記憶を失った状態で人買いに連れ去られたが運命の悪戯なのか敵である宇文府の奴婢となり荊家の兄妹たちと出会い現在に至るのだと烏道涯は言います。
燕北は洛河が命がけで守るとしていた地であり宇文玥と燕洵と楚喬には複雑な縁があるのだと言われすべてを把握します。
梁の公主・蕭玉は文を交わし心を通わせた友が憎しみ続けていた敵である宇文玥だと知り神様は残酷だと涙を流します。生かしておけないが殺すこともできずどうしたらいいか分からなくなります。
宇文玥は文通相手から呼び出されると蕭玉だったので驚きます。
57話・断ち切れぬ思い
宇文玥と蕭玉は心の内を打ち明けられたと互いに認め合うが諜紙天眼と梁の間諜は潰し合う関係であるため木彫りの鳥は壊すと宇文玥は言います。
蕭玉は公主の座を捨ててでも宇文玥のもとに行こうとしていたが邪魔な存在だと決心していました。しかし殺せずにいると敵同士で歩むことは出来ないと言われ、楚喬は洛河の娘で江湖隠密の跡継ぎであり彼女も諜紙天眼とは敵同士なのに何で特別扱いするのだと訴えます。
美林関で暮らす元嵩のもとを元淳がやってきます。元嵩は後悔や恨みを手放すように父上は間違っているが殺めようとするのも間違っていると諭し手料理を振る舞うため台所へ向かうが元淳はその隙に姿を消してしまいます。
燕洵の頭痛を心配した阿精が腕利きと評判の女医を呼んでくると病ではなく過労と睡眠不足だと診断します。
鍼治療を行う時に復讐しようと女医に扮していた元淳だが侍女に邪魔され失敗に終わります。燕洵に「すまなかった、達者で暮らせ」と言われた元淳は楽しかった一時を思い出しながら涙を流しその場を後にします。
58話/最終話・氷湖に咲く華
燕洵を止められるのは自分しかいないと燕北に残る楚喬は戦になれば宇文玥は敵となってしまうと言います。
迷いが生じた方が問題だとして、いばらの道を突き進むことを決意すると宇文玥はいばらに刺し貫かれていると言い残し去っていきます。
和議の準備中だったのに襄王が燕北に進軍したと報告を受けた元嵩は何かおかしいと思います。
元嵩は襄王の前に立ちふさがり何で来たのかと訴えると宇文玥の密書には燕洵が講和を望まず進行中と書かれていたと知らされます。そんなはずないと訴える元嵩は燕家の名誉を回復しそれでも刃向かうなら討てばいいと訴え父上の過ちから目をそらしてはいけない、これ以上民が苦しむのを見過ごせないと座り込みます。
燕洵は楚喬と宇文玥が密会していたと報告を受けると襄王の大軍が美林関に駐屯していると同時に報告が入ります。程鳶は密会を口実にこの機に宇文玥を始末するべきと訴えます。
宇文玥たちは美林関へ向かっていると伏兵に襲撃を受けます。すると宇文玥討伐の命令を受けた楚喬が秀麗軍と共に拒否し旧知だと秀麗軍に扮した1人から聞かされます。
楚喬は敵将に機密を流した疑いで取り調べを受けるために紅川に向かうが途中で宇文玥の命を狙っているのだと気付き決別を決意します。
秀麗軍を率いて美林関へ向かうよう賀蕭に命じ楚喬は単身で燕洵の前に立ちふさがり自分の想いを餌にして誘き出すとは卑劣だと言い放ちます。
「戦なら構わないが卑劣だ、私の誠意を踏みにじり私との情を無にした。最期の警告、宇文玥の死地が燕北なら営会陰に許さない」
楚喬は駆け付けると月七が殺されるのを目にし程鳶を殺して仇を討ちます。一人で多くの敵と戦う宇文玥に加勢するが山頂から放った燕洵の矢が宇文玥を体を貫きます。
逃げろと言われるが楚喬はどこにも行かない、二度と離れないと訴え必死に呼びかけます。宇文玥は徐々に弱っていくと静かに目を閉じて行き楚喬は泣き崩れます。
このまま進軍したら氷が割れると進言を受けるが燕洵は容赦なく進軍を命じ、楚喬は沈んでいく宇文玥を追いかけるが生きろと言い残され突き放されてしまいます。
楚喬の背中には彼岸花の紋様が現れました。