作品情報/キャスト
ポン・シャオラン&ジン・ハン共演、メディカル・ロマンス時代劇
天侑の公主・楚九齢は勅命で武徳司の統領・陸雲旗と婚礼を挙げると楚譲が皇位簒奪をしたと知り仇を取ろうとしたが失敗し投獄される。師匠に助けられると自分の身代わりとなって死んだ君蓁蓁に成り代わり、暗殺された理由を調べるため沢州の方家に身を寄せる。復讐を胸に公主から医者へと変わるが偶然にも両想いだった幼馴染の朱瓚と出会う。亡き師匠の医館を引き継ぎ人々を助け医術を使って陰謀に立ち向かい真の名前を取り戻す。異なる4人のイケメンたちとの恋模様からも目が離せない。
全40話で紹介します
ネタバレ感想/九齢公主
5話・謎解きの灯籠
方承宇の治療を続ける君蓁蓁は約束した通り灯籠祭りに連れて行きます。方承宇の笑顔に錦繍や玉繍、そして曹氏も嬉しくなります。
囲碁の場で才人の若者と対局する事になるが彼が元婚約者の寧雲釗だと知って驚き誕辰祝いだと告げて灯籠を渡して去ります。
君蓁蓁が生きていたら幸せになっていただろうと九齢は思います。用意した灯籠に5千両を賭けていたが飴売りの陳七が謎を解いたので驚きます。
方承宇が自分がいなくなったことで不貞腐れて帰ったと知り君蓁蓁は慰めに行きます。寧雲釗は灯籠を妹・寧雲燕に取られそうになったので慌てて取り返しあの令嬢は誰なのかと彼女を想います。
君蓁蓁は陳七に正解を教えたのが朱瓚だと知って会いに行き自分を誘うために回りくどい事をしたのかと訴えます。
「繁盛の秘訣を知りたいから徳盛昌の秘密を知りたい。運送業者は客の記録を残すし取引先が多ければ伝票を取っているはず」
朱瓚が沢州の秘密を探っているのだと気付き、当主にとっては自分が外孫だから内情は教えてくれないのだと告げます。
君蓁蓁は薬を買って帰ると若君の解毒のためかと朱瓚に付きまとわれます。君も仕組まれたものだと疑っているのだろうと言い当てられるが方承宇を治そうとするのは自分の役目であなたには関係ないと言い放ちます。
「口外せぬから一つ力をお借りしたい、方家の顧客を調べてほしい」
迷いながら方家に戻ると寧雲釗から文が届くが文面を見て偽物だと見抜きます。
蘇綺は徳盛昌の番頭・宋運平に呼び出され怪しまれるからはやく用件を言ってくれと促すと方承宇は特に変わりはないようだが後継ぎができるとやっかいだと言われます。
6話・罠だと知りつつ
君蓁蓁が死ねば方家に嫁ぐ女子は出てこないだろうと徳盛昌の番頭・宋運平に言われた蘇綺は殺すのかと驚くと運悪く事故に遭うだけだと言われます。
そこまでする必要はないと恐れるが錦繍の安泰のためと言われます。そのころ、蘇綺が慎重に顔を隠し出て行くのを目撃していた曹氏は尾行させたがまかれてしまったと話します。君蓁蓁は蘇綺を側室に迎えたのは賊に襲われた旦那様が宋運平に助けられたからだと知りそこから既に計画の内だったのだと疑います。
九齢の墓参りをする陸雲旗は今でも守れなかったことを悔やんで涙し姉と弟を必ず守ると誓います。
九齢の誕辰の日に陸雲旗が九黎と婚儀を挙げたと知った朱瓚は懐王府周辺の者を増やし二人を守るよう張宝塘に命じます。
君蓁蓁は柳児と馬車に乗っていると急に暴走しはじめ飛び乗った朱瓚に助けられます。馬に針が刺さっていたと知らされ、婚姻を邪魔したい者がやはり狙ってきたかと思います。
君蓁蓁は寧雲釗の文は偽物だと見抜きつつ縉雲楼に向かうとお茶に薬が入っていると気付きます。仲間に誘われ思い付きでやってきた寧雲釗は投壺に妹・寧雲燕が参加するのだと知るが対戦相手を目にして灯籠をくれた人だと気付くと彼女の名前が君蓁蓁だと知って驚きます。
君蓁蓁は妹に強いられて参加する寧雲釗と対決すると遊びに来ていた朱瓚は掛け金を釣り上げます。
7話・九齢の神業
寧雲釗と投壺で対決する君蓁蓁(蘇九齢)は神業を見せて勝利すると皆が驚くなか観戦していた朱瓚は九齢を思い出します。
お茶が運ばれてきて媚薬が仕込まれている事に気付くと罠を逆手に取り寧雲燕に恥をかかせるが刺客に再び襲われます。
朱瓚は彼女に飛んでくる短刀に杯を投げて助けると3人の刺客を痛めつけるが逃げられてしまいます。柳児はこれもあんたの仕業かと寧雲燕に訴えると、寧雲釗は君蓁蓁の名節を汚そうとした妹を叱責します。
朱瓚は君蓁蓁の存在(正体)に疑問を持ち問い詰めようとしたが武徳司の役人たちが現れたので隠れます。君蓁蓁は設けた銭をバラまいてわざと騒がせ朱瓚を逃がそうとすると逆に怪しまれて家捜しが始まってしまいます。
朱瓚は危ないところを抜け道を知る陳七に助けられ感謝します。君蓁蓁は方承宇を治してはやく黒幕を暴かねばと思うと妹の無礼を謝罪しに寧雲釗が訪ねてきます。
意図的な出会いだと勘違いされていたので、考えすぎだと別れを意味する梨を贈ります。見送ると今度は朱瓚がやってきてお茶の飲み方まで九齢そっくりだと言われます。
君蓁蓁は神業もお茶も九齢に教わったのだと告げると腕を掴まれ「君は誰だ」と追及されます。躊躇するものの何とか私は君蓁蓁だと告げ彼が去るまで涙を堪えます。
君蓁蓁は方家の帳簿を朱瓚に見せると徳盛昌の成長は太炎3年だが以前の記録はあるのに売り上げが増えた3年の分がないと言います。紛失したか隠蔽された可能性があるのならば当時を知る者も物証もないので厄介だと言われるが、この文様を知らないかと見せられ何で知っているのかと内心思います。
方承宇と婚儀を挙げる君蓁蓁はたった十数年の人生で3度も婚約を結んでおり、望んだものは一度もなくいつか心から望む人と一緒に成れるだろうかと思います。
8話・新婚の旅
婚儀を終えた君蓁蓁は方承宇の衣を脱がそうとすると初夜であるために勘違いされるが薬浴の治療だと告げます。
「婚儀の日に解毒とはな、これは若君の治療のための偽の婚儀だろう」
いつの間にか侵入していた朱瓚に言われ目的は何なのか聞くと、太炎3年にホクキ人が裏切った件には裏があると言われます。
身代金は何者かによって隠されたと再び文様を見せられ、行方知れずの官銀と文様に関係があるのだろうと思います。文様は先帝の侍女が書いたものであり方家を狙う者を見つけ出すから印の出どころを調べてほしいと言われ手を組むことにします。
宋運平が太医を連れて方承宇の様子を伺いに来ます。うまく誤魔化した君蓁蓁は宋運平が誰かに指示されている可能性もあるので方承宇を連れて旅に出て敵を誘き出すと曹氏に告げます。
朱瓚は護衛を買って出るがそれとは別に汝南についたら君蓁蓁の正体を暴こうと内心思っていました。
雷中蓮に御者を頼み出立すると彼は14年前に義友行の用心棒をしており方家の荷を運ぶ途中で山賊に襲われた時の唯一の生存者だと知ります。