夢華録/作品概要
歴代記録を塗り替え大ヒットしたリウ・イーフェイ主演のロマンス時代劇
夢華録はWOWOWですべて鑑賞済みです・全40話ネタバレを感想を交え紹介しています。
あらすじ
北宗の時代、杭州で茶芸館を営む趙盼児は夫に捨てられ息子も取られて絶望する親友の孫三娘と都に向かうが、妹のようにかわいがってきた宋引章が駆け落ちして結婚した後にひどい目に遭っていると知り助けに向かう。頼もしい味方となってくれたのが成り行きで道連れとなっていた皇城司の指揮使・顧千帆だが彼は事件を調べるうちに敵の罠にはまり追われる身となっていた・・・
全40話で紹介します
キャスト
ネタバレ感想/夢華録
21話・ただ一つの希望の光
顧千帆は満月の夜に蕭欽言に呼ばれ宰相に返り咲いたお祝いの言葉を伝えます。
銭塘から共に東京へ来た趙盼児を娶ると告げると元賤民で釣り合わないと言われます。奸臣の息子と元楽妓、天が定めた縁、あなたへの当てつけでもない、自分にとっては趙盼児は至宝だから汚い手を使って仲を壊さないでくれと言います。
尊重してくれたのか承諾してくれたので、殺しも協力もしないが帽妖の騒ぎは蕭欽言の失脚を狙ったのではと忠告します。
宋引章は東京の男は一筋縄ではいかないから、まめな行いや甘い言葉に惑わされないでほしいと張好好に忠告され沈如琢はそんな人ではないと告げます。
趙盼児は顧千帆を連れて高家を訪ね欧陽旭と自分の関係を正直に高慧に告げると、平然と人を殺すと聞いていたが世間知らずの小娘だったので拍子抜けします。
孫三娘は陳廉はやんちゃで頭の固いところがあるが根は良い人、あなたの部屋の調度品や掛布団も彼が手配してくれたものだと招娣に告げます。恩があるんだし会うたびに激しく争うのはやめた方がいいと告げると今後は疫病神として接し敬えばいいだろうと言われます。
人情の分からない子ねと訴えると「なぜ息子に縁を切られたんだ」と言われてしまい言葉に詰まるが、義理人情など分からなかったが苦労して傷付き少しずつ分かったのだと告げます。
自分みたいに遠回りさせたくないのだと訴えると招娣は心に届き感謝します。
宋引章と沈如琢を遠くから見守る趙盼児は沈如琢は顧千帆を崇拝しているし見ず知らずの自分を助けてくれた聖人君子だからうまくいってほしい思います。
22話・疑念
顧千帆の母親の墓参りを終えた趙盼児は池蟠に因縁を付けられるが顧千帆が返り討ちにします。
孫三娘は宋引章がぼーっとしているので手伝ってくれと声をかけると「ある人に教坊使に頼めば良民にできると言われたけど騙されているのか」と相談されます。
沈如琢の事だと察し、下心があるに決まっている、自立することを第一に考えればいいし良民になりたいだけなら顧千帆がいると告げます。
趙盼児は顧千帆から厳しい評価を得た宋引章がそんなに下手だったかと琵琶を抱えながら落ち込んでいたので慰めます。
宋引章の猛練習がはじまり孫三娘たちは食事が冷めてしまうと新お会いするが自尊心が強く練習していないと不安なんだと趙盼児は思います。
顧千帆は屋根を駆ける者を捕らえると殿前司の崔指揮が罪人を引き取りたいとやってきます。都虞公の文があってもなりすまし犯を譲れないのかと言われ、殿前司の獄が担いでいるのは重罪人への取り調べなのになりすまし犯のために夜に足を運ぶ必要はあるまいと訴えます。
そこに雷司使までやってきて罪人を譲り渡せと言われるが、顧千帆は尚更渡せないと言い放ちます。雷司使は郭都指揮使に頼まれてきたと知り、こたびの帽妖騒ぎの黒幕は蕭欽言の政敵のようなので果て亡き争いに巻き込まれないでくださいと告げ帰らせます。
しかし、崔指揮から共に斉牧の命を受けている身なんだと密書の印を見せられたので驚きます。
23話・琵琶を剣に
蕭欽言の寿宴に顧千帆は足を運ぶと蕭欽言は喜び蕭謂は不満は態度を取ります。
蕭謂は席を外し蕭家を嫌ってるくせに何で来たんだと苛立ちます。宋引章は琵琶を奏で張好好は歌が披露すると歌はありふれているが琵琶は素晴らしいと評価を得ます。
張好好は引き下がると蕭謂は琵琶だけでは退屈ゆえ剣の達人の顧千帆に剣舞を披露するよう促します。それを聞いた宋引章は「顧千帆は今や陛下に緋衣を賜る身で楽妓ごときと並んでは名声に傷がつく、しかも公孫大娘と雷海青の芸は玄宗皇帝だけに献上したもの、宰相のお祝いとはいえ若様は慎むべき」と訴えます。
空気が張り詰めるなか顧千帆は剣術なら少しばかりたしなむと告げ宰相への祝いとして魚をさばきます。
都を発つ柯政は揮毫「風骨」を琵琶に書き、旅立つ柯殿への餞とすると蕭欽言は杯をかかげます。柯政を知らなかった宋引章は30年も宰相を務め陛下と共に莫北に出征もし清流派の柱だと知らされます。
宋引章を迎えに行く趙盼児は途方に暮れていると高慧と出くわし乳母がしたことを謝罪されます。欧陽旭から永遠の愛を誓う内容の文が届いたと知り科挙を受ける前に同様の文を受け取ったと告げます。
「自分のことしか頭になく見る目がなかった、私を騙した者には代償を払わせる」
張好好は評価を得られなかったので池蟠に八つ当たりし、趙盼児を待っていた宋引章は舟を停泊させているから帰ろうと沈如琢に強いられます
顧千帆は帽妖の件に関わるなと斉牧に告げられます。趙盼児を妻とするなら文官に就くことは難しく五品に昇進し母を誥命夫人に封じたいなら考えるべきと言われます。
24話・帽妖再び
欧陽旭は高家に襲われ婚約解消書に強引に判を押されます。顧千帆に嫁ぐ趙盼児と仲良くなった高慧の命だと知り、何で他人に嫁ぐんだと恨みを抱きます。
斉牧が仲人でなくても嫁いでくれるかと顧千帆に行かれる趙盼児は当然だと告げるが難しい顔をしてそんな事を考えていたのかと不思議に思います。
すると帽妖が再び現れたと騒ぎが起こり顧千帆は駆け付けると殺しの手口が依然と違うと思います。斉牧は皇太子を立てる計画を壊そうとする者は決して容赦はしないと言い時機が来たら皇城司が黒幕だったと報告しろと命じます。
宋引章は柯政に褒められたのだからはした金や文人崩れを相手に演奏したくないと傲慢になります。趙盼児は、はした金や文人崩れなくして東京で生きていけない、「風骨」とは形ではなく心にあるもの言います。
顧千帆は「あなたの仕業か」と蕭欽言を追及するとバレたかと認めます。
「帽妖を利用し狙う者がいると忠告してくれただろう、黒幕は安国公ではなく斉牧だ」と言われます。柯政が去った今、斉牧こそが清流派の領袖であり、斉牧が皇城司に入るよう勧めたのを母方の親族の情からだと思っているだろうが蕭欽言と淑娘の婚儀の時に斉牧は花婿側の介添人だったことを知らないだろうと訴えられ衝撃を受けます。
「昨日のは私だが今日のは私ではない」
顧千帆は驚き周囲を見渡すと刺客が現れたので応戦し蕭欽言を連れて逃げろと蕭謂に訴えます。