中国宮廷時代劇「寧安如夢」
「長歌行」などヒット作を連発するチュー・ユイパン監督がバイ・ルー&ジャン・リンホー共演で愛憎劇を描く!
非業の死を遂げる皇后が転生、策略や恋愛のなか身に起きる悲劇を回避すべく知恵を絞る!
こちらの作品はWOWOWで全話鑑賞し、見所キャスト、あらすじ一覧とネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
仲間や恋人を犠牲にして皇后の座に就いた姜雪寧だったが少師・謝危たちの反乱が起き官吏・張遮を助ける条件で自害!!
記憶を持ったまま4年前に転生すると、前世での行いを反省し権力から距離を置き犠牲にした人々を救うことを考える。
しかし、なぜか行動は裏目に出てしまい前世と同じ道を進み、謝危を避けていたのに琴の先生と生徒として行動をともにすることになる。
なんで反乱を起こしたのか!運命は否応なく彼女を宮廷へと引き戻し反乱の原因となる平南王事件の真実に迫っていく。
ネタバレ感想/寧安如夢
31話|都を離れる時
臨孜王の婚礼中、姜雪寧は夜風に当たっていると謝危がやってきたので都を離れると告げます。
姜家に敵はいないし私がいる、薛姝には仕返ししてやるし燕臨とも再会できるのに何を恐れているんだと強く反対されます。張遮だっているし沈芷衣も連れ戻すのだから行かないでくれと訴えられるが誰がどうなろうと関係ないと告げ逃げるように走り去ります。
ショックを受ける謝危は謝府に戻ると体を壊し倒れてしまいます。姜雪寧は前世では謝危は自分を憎んでいたので引き止めようとするのは秘密が漏れるのを恐れたからに違いないと己に言い聞かせます。
呂顕は謝危が昏睡状態となっているので心配していると姜雪寧から琴が届いたので都を離れる気なんだと察し姜家を訪ねます。
地方官の不正のせいで多くの民が被害に遭っており謝危が皆のために訴えを起こしたときに出会ったと話します。数日後に璜州へ行きしばらく戻れないから薛家を対峙する覚悟を決めた謝危のことを案じてほしいと姜雪寧に願います。
床に伏せていた謝危が体を起こすと皇帝から呼び出しがかかったので参内します。沈芷衣を乗せた輿が大月氏国に向かう途中に止められると使臣が殺され王子に連れ去られたと知ります。
大月氏国を探るよう命じられた謝危は璜州へ行く呂顕を見送ると姜家を訪ね公主が拉致されたことを伝えます。開戦の機会を待つよう陛下に命じられたが戦が始まれば公主が殺されてしまうのでその前に救いたいのだと告げると姜雪寧は自分も行くと言います。
定非の正体が露見するのも時間の問題かも?
32話|母の愛情
姜雪寧は父・伯游に見送られ都を離れようとすると実母・孟氏に待ってと呼び止められます。いつも顔を合わせれば喧嘩になってしまう二人だが厄除けになるとお守りを贈られる姜雪寧は言葉は冷たくても母の愛情を感じます。
孟氏と素直に話をすることができた姜雪寧は両親に見送られ馬車に乗り込みます。沈芷衣を助けて璜州へ向かうために田舎の村で謝危が乗る馬車に乗り換えます。
襲撃を受けると謝危と姜雪寧は馬で先に行くよう護衛達に促され先を急ぎます。極秘任務なのにすぐに襲撃を受けたので薛家の仕業だと確信し、足跡で敵を誘き寄せるために馬だけを走らせ途中から山の中を通っていきます。
洞窟で休むと謝危が離魂病の発作を起こし共に死んでくれと迫られ、姜雪寧は私を慕い必要としてくれる人がいるから死にたくないし長く行きたい、それはあなたも同じだから失望させないでくれと訴えます。
目印をつけて来たために護衛たちに発見され、思わず早かったなと謝危は不満そうに言います。姜雪寧は心の病だからもう薬は飲むなと告げ約束させます。
姜雪寧と孟氏が和解しただけでもよかったね、孟氏は娘二人が急に自分のもとから去ったから寂しいよね
33話|長公主の帰還
璜州で燕牧、燕臨と合流した呂顕は国境警備を引き継いでほしいと頼むと将軍たちが侯爵と認めても朝廷に問われればただでは済まないから聖旨が必要だと断られます。
呂顕は2人を路地裏に連れ出し懐から取り出した聖旨を差し出すと、「大月氏を討ち沈芷衣を救出せよ」と目にする燕臨は驚きます。
呂顕は聖旨は本物だが書いたのは謝危だと告げると薛遠の謀反を防ぎ公主を救うのが目的だから聖旨偽造の罪を負わせられないと言われます。公主さえ救出すれば解決策は見つかるから大丈夫だと告げます。
謝危と共に将軍府に到着した姜雪寧は出迎えた燕臨に抱きしめられ再会を喜びます。大月氏国王子は国境近くの駅站にいて護衛を殺して遊んでいると知らされ沈芷衣を心配するが公主に手を出せば戦になるから大丈夫だろうと言われます。
謝危は3人だけになるといきなり「従兄上に挨拶いたします」と燕臨に膝を付かれたので驚きます。「すべて察したようだ、定非、長いこと孤独にさせて苦労させた、よく帰ってきた」と燕牧に言われ涙し、燕家の汚名をそそぎ名声を取り戻しましょうと告げます。
謝危は大月氏の行動が妙なので誰かと結託して我々を挑発している気がすると告げます。黒幕は薛遠かと燕牧に言われるが戦を望むなら道中で襲う必要はないし筆跡を見るに別の者だと告げます。
大月氏から会いたいと矢文が届き何で居場所がバレたのかと戸惑うが早く公主を救出するためにも謝危は一人で会いに行きます。
大乾の権力と威厳を利用して王位を奪取することが目的だろうが急に留まるということは思わぬ出来事が起き計画を変更したのだろうと訴えます。勅命を受け王子と和平を結びにきたから公主に会わせろと要求するが燕臨の密かに包囲させているだろうと言われます。
謝危は一気に囲まれるが平南王と結託していると分かると、実は燕臨は囮であり燕牧が一気に襲撃をかけ形勢逆転しあっさりと王子を捕らえます。
将軍府で帰りを待っていた姜雪寧は無事に救出した公主が馬車に乗っていたので安堵し涙の再会を果たします。
謝危が本物の定非だと薛遠は知ったようだし替え玉がすべて白状したか?
34話|謀反の疑い
薛遠は謝危が本物の定非だと知り帰還させるわけにはいかないと思います。陛下に謁見し謝危が密かに偽の聖旨を用意し燕家軍の指揮権を返還した、確実に謀反を企てていると報告します。
謝危は平南王と大月氏の結託は想定内だがいつからなのかと困惑します。都にいる替え玉から連絡がないので捕らわれた可能性があると思い調査を命じます。
救出された沈芷衣は偽の聖旨を使ったと知り大罪だと驚くが、謝危の目的は本当にそれだけなのかと姜雪寧に問います。
姜雪寧は長公主を救出し燕家軍の兵権も戻った、次は朝廷に向かい罰を受けるのか留まって身を守るのかどっちなのかと謝危に告げます。どっちでも自分には関係ない、争いの場から離れたいと願うと、長公主や燕臨を案じ張遮を引きつけ尤芳吟を守ったのに何で自分には許しを求めるのだと謝危は機嫌が悪くなります。
私の何を恐れているのだと訴えられた姜雪寧は私はあなたに殺されたと口にしてしまうが短刀を持たされ殺せと言われます。
短刀が謝危のお腹に刺さってしまい、どうかしているとその場を離れるが平南王に拉致されてしまいます。
平南王に姜雪寧が拉致され謝危は山荘に来いと呼び出されます。公儀承を殺したのはお前かと訴えられ軽率な行動を取るので計画がバレないために仕方なく殺めたと告げます。
燕家軍を南下させ都に侵攻させろと言われ、それは謀反だと反発すると鞭打ちを受けるが私が説得すると姜雪寧が止めに入ります。謝危はとりあえず受け入れると、南に侵攻せよと文に目を通す燕親子は北西の守りがなくなり金陵が挙兵したら朝廷が孤立無援になってしまうから従えないと動揺します。
しかし謝危なら平南王を倒すために策があるはずと信じます。