中国ドラマ「馭鮫記」後編
ディリラバ&アレン・レン共演、ファンタジーラブ史劇
あらすじは?
東海の鮫族の王子・長意は狐族と同盟を結んで凌霜台を陥落させると捕らえた万花谷の御霊師・紀雲禾を湖心島の雲苑に軟禁する。
余命わずかの体で囚われの身となった紀雲禾は生死を彷徨う夢の中で仙姫・汝菱にそっくりな女性と出会う。それは以前、仙師・寧清の密室に入った時に見た絵姿の女性でした。
正体が分かった時、紀雲禾は最期の使命を悟り万花谷の御霊師たちと北淵の地仙たちの無益な戦いを止めようとして・・・
「馭鮫記(ぎょこうき)前編:月に君を想う」全22話あらすじ一覧 の続編です
キャスト ディリラバ&アレン・レン共演
長意(アレン・レン)
林昊青(シャオ・シュンヤオ)
順徳仙姫(グオ・シャオティン)
雪三月(ファン・ジェン)
離殊(ツーシャー)
青姫(トン・レイ)
卿瑶(ワン・イーフェイ)
寧清(ワン・ドン)など
ネタバレ感想/馭鮫記(後編)
1話・誤解による軟禁
万国谷の御霊師・紀雲禾は鮫族の王子・長意に捕らわれ、北淵、湖心島の雲苑に軟禁されていました。
寒霜を解くために天仙と地仙の両極の力を注入し、体内で双脈と霊丹を生んでいました。しかし禁忌であるために寒霜は解けても反発に体が耐えられず衰弱していました。
狐族王女・卿瑶に相談を受けた長意は空明と共に一族を守るために命を懸けた狐王・卿玄の仙体は目覚めるまで氷で封印します。
万花谷戦部の元頭領・雪三月は紀雲禾が軟禁されている事を彼女の仙侍・洛錦桑に知らされます。さっさと助けに向かおうとすると本人に聞けばいいと青姫に言われ、振り向くと長意がいました。
「救ってくれて感謝はしているが何で紀雲禾を閉じ込めるんだ?あなたを助けたから牢に入れられたのに変わらないじゃないか!!」と訴えるが、恩か仇かは自分で決めると言い去ってしまいます。
顔に深傷を負った仙姫・汝菱は仙師府で目を覚ますと天君・汝鈞が寄り添ってくれていました。仙師・寧清が一度も見舞いに来ていないと知りショックを受けると、紀雲禾の勝手を許し罪仙を逃がしたお前が元凶だと天君に言い放ちます。
天君は仙令を得て百万の神兵を持つが、まだ幼い天君の修為では神兵は呼び出せないだろうと寧清は思います。
万花谷の谷主・林昊青は仙師は仙姫を助けた功績を利用して解毒剤を盗むために接近し悪霊を放ちます。悪霊退治をしている間に書斎から盗もうとしたが中身が空っぽであり寧清がやってくるのを察知して戻ります。書斎で仙姫に似ている姿絵を目にしており治療に幽虫を使っていたので荒療治で早く治そうとするのは顔だけが気に入っているからではと疑います。
2話・所有物
紀雲禾が赤い狐火を使っていたと報告を受ける卿瑶は、叔母・卿舒は林滄瀾の後を追い自害したと聞いていたが彼女に殺されたのだと疑います。
攻撃すると卿舒の隠魂針を放たれたので殺したのかと訴えると霊力を貰ったのだと言われます。当時、万花谷にいた長意から説明を受け誤解を解くが狐族の間では奇鋒が率先となり紀雲禾への敵意が強まっていました。
雪三月は強引に紀雲禾を救出するために戦闘態勢に入るが駆け付けた離殊に冷静になるよう止められます。
崖の上での出来事を話してくれと長意に聞かれる紀雲禾だが今更真相を知っても仕方ないと思います。余命わずかだと悟り、最後の力を振り絞って雲苑を抜け出し自由を味わうが結界が破られた事に気付いた長意にすぐに捕まってしまいます。
そしてお前に自由はない、居場所は目の届く範囲のみだと耳に消えない烙印をつけられます。
3話・北淵の長
山猫族の王子・離殊は本当は紀雲禾を想っているくせに自由を求める彼女を軟禁して何がしたいのだと長意に訴えます。
好きな人を喜ばせることが愛情じゃないのかと告げ帰ると、もう恨んではいない、うまく伝えられず悲嘆するフリをして胸の内を言葉に出来なかっただけだと雪三月に言われます。
「紀雲禾も長意も同じ気持ちだと思うが私は違う、勇気をもって前に進む、今でも好きよ」
離殊はやり直そうと笑顔を見せ抱きしめます。
林昊青は治療に苦しむ仙姫のために鎮痛剤を届け、寧清から大事に想われているなら放っとかれるわけないと告げます。
現実を受け止めたくない仙姫に鞭で叩かれるが仙師の書斎に隠し扉があり姿絵があるから確認してみてくださいと告げます。
北淵の長・尊主に卿瑶によって推挙された長意はまとめる者が必要なんだと説得され受け入れます。
自分で人生に決着をつけると決めた紀雲禾は部屋で練炭を焚き、
「私が会った中で一番美しく、優しく、善良な人だった。崖の一日がなければ大好きなままでいられた。生涯の伴侶になれたかもね」と長意に告げます。
長意は彼女の言葉を気にしながらも就任式に向かいます。五感で繋がっているために彼女の異変を察知して式典を抜け出し、望んでも死なせたりはしないと念を押します。
4話・秘密を共有
寧清の元弟子の空明は執着心を捨てられない長意を心配しつつ紀雲禾の治療を引き受けます。紀雲禾の行いはすべて長意を守るためにしてきた事だと把握しているが長意は大業をなす身で皆の信望を集めるので動揺する話を耳に入れるつもりはありません。
修行に出る天君を見送る仙姫は林昊青の言葉を思い出し寧清の書斎へと向かいます。隠し扉を発見し中に入ると彼が言っていたように自分とそっくりの絵姿を見つけ、自分は身代わりに過ぎないのだと知ります。
紀雲禾は自害を試みた時に「まだこっちに来てはいけない」と声をかけてきた女性が、あれから夢にでなくなったので誰なのかと思います。
空明の薬で体が少し楽になると四六時中冷たい目で監視されていたが自業自得だと思います。毎日忙しくしているので寝ていないのだと心配し声をかけるといきなり接吻され驚きます。
紀雲禾の余命が一カ月だと知った洛錦桑は青姫、離殊、雪三月を連れて押し掛け結界を長意に解いてもらい再会します。
全20話あらすじ一覧
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