中国ドラマ「鶴唳華亭外伝」作品情報
ルオ・ジン&リー・イートン共演、前作を超える高評価を獲得した人気作
皇太子・蕭定権は側室となった陸文昔と平穏な生活を送ろうとしていた。
しかし、陸文昔が何者かの勢力に脅かされていることを知り趙王・蕭定楷の結婚に乗じて争いを未然に防ごうとする。再び陥れられてしまった蕭定権は陸文昔や信頼できる臣下となった許昌平に助けられながら黒幕の正体を明らかにする。
長州の戦地に赴いていた伯父の顧思林の戦死の知らせが届き蕭定権は急いで長州へ向かうが従兄弟の顧逢恩が反乱を計画していたことを知る
ネタバレ感想/鶴唳華亭外伝
8話・金錯刀
拷問を受ける許昌平は謀反を認めず皇太子の玉帯についても無言を貫きます。
皇太子は跪き許昌平とは親密な幕僚だから罪を認めると告げます。そしてこの件の真の告発者はお前だろうと趙王に詰め寄り東宮の奥まで事細やかに観察をしてくれたなと訴えるが陛下に黙れと叱責されます。
拷問が行われると許昌平は皇太子独自の書体「金錯刀」で軍に命を下していたと供述します。皇太子は酷刑による自白は信ずるに値しない、趙王の腕前ならば金錯刀の密書を偽造できると訴えます。
趙王は、結果が出る前すべての者を留め置いてください、皇太子から顧逢恩への一か月前の文の調査をしたい、密書を届ける使者には東宮衛の服装を着させてほしいと3つ願いを許可されます。
そして京営十二衛の指揮使に密書を書いて送り結果を待ち遠しくにやける趙王だったが使者24名のうち半数が目的を果たせず戻り残りは捕縛され東宮の謀反につき弾劾上奏の準備をしていると報告が入ります。
趙王は陸文昔からの文はすべて偽りだったと気付くと、皇太子は学問を陰謀に利用してはならぬと師匠の言葉を告げ出て行きます。
そして協力して玉帯を盗んだ時点で許昌平の命が危険だと分かっていたはずだと王慎を叱責するが彼は死なないので大丈夫だと陸文昔に言われます。
趙王はまだ助かる見込みがあると呑気に絵を描いていたが「玉帯は王の爵位を約束するもの、許昌平は皇太子の従兄だったのです。前朝の残党と結束した皇太子は死罪確定だ」と言われ耳を疑います。
9話・無間地獄
内侍省の陳謹は姜尚宮に毒を飲まされ脅されておりもう先は長くないと思い皇帝に告発します。皇帝は姜尚宮を捕らえて自害を阻止すると許昌平の噂を知って投獄されている彼に会いに行きます。
そして母の姓を問うと「宋」だと知り噂通り愍皇太子の息子だと悟り扱いに配慮するよう命じます。
趙王は投獄されている姜尚宮に会いに行きすべて終わったから苦しむ必要はないと告げます。最後に趙王の力になりたいと予想通りの言葉が返ってきたので最後の願いを伝えます。
皇太子は陳謹と内通していた王慎に毒酒が届けられるが東宮で酒を飲むのは自分だけで無理に連行しようとすれば己が飲むと殿帥に告げます。
参内を命じられた皇太子は王慎を連れて謁見すると陳謹が東宮に消息を流していて朕への罪悪感から自害したと聞かされます。
長年の忠義を認められた王慎は死を免じられるが東宮には置いとけないから帰郷するよう命じられます。許昌平の件について意見を求められた皇太子は天下に知れ渡ったからには帯の件は精査すべきと告げます。
陸文昔から「26年前の帝位争いが蒸し返され朝臣と皇室の方々が血脈の復活を求めるのを恐れる陛下は不安に駆られ判断力を失い告発者の趙王に向けるはず」と言われていた皇太子は許昌平を釈放し帰郷させるべきと進言します。
趙王は皇太子を陥れ先帝及び孝敬皇后を貶めた大逆により死罪だが皇子であるために爵位を剥奪の上、控鶴衛にて杖刑80回のあと嶺南に流刑となります。
執行役を命じられた皇太子は趙王と言葉を交わすと知恵を貸したのは許昌平と陸文昔ですねと言われます。李明安と組んだのかと質問すると今更知って何になる、私を排除して陛下や民の批判から逃れらえるとでも思っているのかと訴えられます。
弱みを握られると承知で何で陛下の手先となり私を倒そうとするのかと訴えられ政と軍事が大事だからだと告げます。
「私に誓った者たち・死士がもうすぐ長州につく、陛下の命もなしに私が親交を結べるわけないだろう」