鶴唳華亭 外伝(最終話)結末は? 10話~12話ネタバレ感想で解決

中国ドラマ「鶴唳華亭外伝」作品情報

ルオ・ジン&リー・イートン共演、前作を超える高評価を獲得した人気作

 

あらすじ

皇太子・蕭定権は側室となった陸文昔と平穏な生活を送ろうとしていた。

しかし、陸文昔が何者かの勢力に脅かされていることを知り趙王・蕭定楷の結婚に乗じて争いを未然に防ごうとする。再び陥れられてしまった蕭定権は陸文昔や信頼できる臣下となった許昌平に助けられながら黒幕の正体を明らかにする。

長州の戦地に赴いていた伯父の顧思林の戦死の知らせが届き蕭定権は急いで長州へ向かうが従兄弟の顧逢恩が反乱を計画していたことを知る

「鶴唳華亭外伝~別雲間~」全12話あらすじ一覧はこちら

 

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ネタバレ感想/鶴唳華亭外伝

蕭定権(ルオ・ジン)陸文昔(リー・イートン)顧逢恩(ジェン・イェチョン)蕭睿鑑(ホワン・チーチョン)など

 

10話・急報

陛下が重病のなか皇太子は帰郷のために護送される許昌平を追いかけます。

趙王に言われた言葉を気にする皇太子は自分の代わりに長州へ行ってほしいと頼みます。死をも辞さない友だと知らない陛下は我らが憎み合うことを望んでいるだろうなと笑い道中気をつけるよう告げ見送ります。

 

皇宮へ戻った皇太子は戦況の見通しが立たぬ今将軍を処分すべきではないと進言するが軍報を見せられると顧思林が勝利したと知らされます。

百年の事業を陛下の御代で達成するとは耐えた痛みも払った犠牲も報われたと涙を流し喜びます。陛下も喜ぶなか顧思林が凱旋途中に敵に遭遇し命を落としたと思いがけない急報が届くと皇太子は激しく動揺し吐血します。

戦に勝利したら陛下は将軍を処分するはずと許昌平に言われていた皇太子は実に行動が早いと訴えると敵に遭遇したと書いてあるだろう、馬鹿を申すなと皇帝は怒ります。

皇太子は顧思林の棺を引き取るために長州へ行くと陸文昔に告げます。陛下は東宮を廃し控鶴衛を除く10衛の指揮使の首をすげ替えたから以前から目論んでいたのかもしれないと言います。

もう私を慈しみ守ってくれる人はいない、3年前に決別してしまったことを後悔していると涙します

 

勅使として長州に向かう皇太子は軍政の一切を取り仕切ることになります。李明安が趙王と結託していたのか趙王に裏切られていたのか分からず困惑するなか再会した顧逢恩は異様な態度を示す。

(これは顧思林は本当に敵に遭遇したような気もするけど李明安か趙王派の残党が動いた可能性もあるし分からないね。にしてもあれだけ仲良かった顧逢恩の態度が気になる。)

 

11話・逆賊の血

皇太子は張紹筠と再会し流刑に処されいろいろあっただろうと告げます。書生だった頃の愚かな印象しかなかったが成長したなと告げると骨を拾ってくれる家族がいないので戦を止めてほしいと訴えられ約束します。

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皇太子は覚えのある香りで目を覚ますと暗がりに顧逢恩が立っていたので習慣は変わらないなと告げます。

玉帯は今どこにあるんだと聞かれ何で都の事情を知っているのかと驚きます。兵力を動かせるのになぜ行動を起こさないのかと尋ねられたので軍は政に干渉するなと訴えるが奴らは陛下の護衛だから殿下には仕えぬと言われます。

異様な雰囲気を察した皇太子が外に飛び出すと死体が転がっており傷薬を取りに行っていた張紹筠が目の前で殺されてしまいます。

 

顧逢恩からお前を監視に来た陛下の親衛だと言われる皇太子は謀反を起こすのかと訴えると奸臣を除くためと言われます。必死に止めようとする皇太子だが顧逢恩は趙王派の残党だと疑う李明安を殺し李部の軍営を潰し大都督の仇を討つと命じました。

許昌平がやってきて長州の軍は顧軍17万に李部3万、李明安を失った今、半日で全滅させられるし各地の勤王軍よりも先に都に着けると言い出します。

長州に入る前から謀反に感づいていた皇太子は2万の兵を率いて殿帥が待機していた事を教え自分は皇太子を廃位されたと顧逢恩に告げます。

(皇帝は最初から念のために2万の兵を殿帥に預けており、万が一顧逢恩と手を組んだら皇太子を廃位する詔を用意していたのね。皇太子は手を組んでいなかったが書き換えて自ら皇太子の地位を捨てたのか。皇太子は謀反を先読みしていただけでなく殿帥が兵と詔を預かっていた事まで読んでいたのね。賢すぎる割には泣き虫すぎるのよね・・・。これで王座に就いても顧逢恩とは陛下と顧思林にような関係になってしまうものね)

 

12話(最終話)雪の日の別れ

皇太子の身分を捨てた蕭定権はこれで大義名分はないし天下のために民を生かせと顧逢恩に訴えます。

心変わりはしないと顧逢恩が剣を抜いたので「都に連れ帰り王座に据えても顧家を許すことはない、殺せ」と目をつぶると叫びながら己を首を斬って自害しました。

 

乱のあと蕭定権は民の救助に奔走し戸籍再編成の監督も務め休みなく働いたために体を壊してしまいます。

都に戻れと詔を出したのに蕭定権の病状が好転するまで出立に猶予を与えたと殿帥から連絡を受けた皇帝は顧逢恩が謀反を起し皇太子は両軍の前で廃したのに顧家の命乞いをし皇太子を擁護するとは何事だと怒りをあらわにします。

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蕭定権は誰の来訪にも応じなかったが陸文昔が使者として訪ねてきたので招き入れます。前に彼女が自害を試みた簪が挿してあったので口づけする際に抜き取ると「必ず食事を摂ること、体を大切に気を楽にして養生すること」と陛下からの伝言を教えられます。

陸文昔は自分が使者になったのは秘密を教えたからだと言い蕭定権の手を自分のお腹にあて懐妊している事を教えます。清廉で正直で強く臆病でも勇気ある父親だと伝えると言い別れを惜しみながら都に戻ります。

息子からの文を受け取る皇帝は長州に向かい廃太子の部屋を父が来たぞとノックします。

「君臣の間柄でいるのは今日までだ、よい父子になって見せる。陸文昔が子を産んだらお前に与えなかったものはすべてその子に与える」と呼びかけるが簪で手首を切って倒れている息子を扉の隙間から目にします。

悲しむ皇帝は廃太子・蕭定権に慧徳皇太子の位を追諡し陵墓に埋葬する詔をだします。

 

~5年後、

皇帝は皇孫・蕭琛を抱きかかえ将来父親のような立派な皇太子になるんだと言います。琛が帝位を継承する日、この国は我ら父子の理想の姿になっているはずと皇孫を残してくれた蕭定権に感謝します。

(簪を抜き取った時に嫌な予感はしたけどやっぱり自害しちゃうのか。最後の5年後に陸文昔が出てこなかったのはもう亡くなっていて二人は再会していたのかしら。そのあたりは創造の世界になってしまうからなぁ・・・皇帝に振り舞わされた皇子たちと間に挟まれた顧家、そして権力に巻き込まれた多くの犠牲者。なんとも後味悪い終わり方だ)

 

 

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