与君歌~乱世に舞う運命の姉妹~
歴史事件をベースに描かれたチョン・イー&チャン・ユーシー共演の中国ファンタジー歴史ドラマ
与君歌・どんな話?
勢力が二つの派閥に別れる大興王朝の時代。
実権を握れない若き皇帝の武宗・斉焱を守る紫衣局、そして斉焱を即位させたものの皇権と大臣を支配するために将棋営を主導する大宦官・仇子梁。
紫衣局の程若魚は皇帝の護衛官として宮中に入り、仇子梁の養女・仇煙織は思惑を抱きつつ斉焱に近づいていく。
そんな二人は家族を殺され長年離れ離れになっていた姉妹であることを知り・・・
与君歌のキャストは? チョン・イー&チャン・ユーシー共演
斉焱(チョン・イー)
実権を握られている若き大興王朝の皇帝。
程若魚(チャン・ユーシー)
紫衣局の尚宮・程兮に育てられ執剣人となり皇帝を守る
斉宸(ハン・ドン)
斉焱の皇叔、仇子梁と斉焱から王権を取り戻そうと計画
仇煙織(シュエン・ルー)
仇子梁の義娘、暗殺組織将棋営のリーダーだが後に程若魚と姉妹だと知り・・・
仇子梁(ミッキー・ホー)
陰険かつ狡猾な権力を持つ大宦官、仇煙織が殺した宰相の孫とは知らずに育てる
ネタバレ鑑賞感想
28話・生死を分かつ門
懐妊を偽って時を稼ごうとする程若魚。
仇子梁が呼ぶであろう太医を見抜いていた仇煙織が買収し、買収不可能な沈医には懐妊の脈を厳修から教わっていた程若魚が体内をコントールし誤魔化します。ここでズレが生じると触診が行われるとまで読んでいた仇煙織だがすり替えに失敗したと報告を受け動揺します。
様子を見てくると仇子梁に告げる仇煙織は産婆は本物だと目配せで教え程若魚は程兮まで様子を見に来たことで万事休すと思います。
しかし仇子梁に妊娠二カ月だと報告していたので仇煙織は安堵するが嘘を付く産婆は何者なんだと動揺します。
仇子梁が程若魚の懐妊を否定するものは生き、認めるものは死あるのみと脅しにかかります。沈太医だけは人の道にそれるようなことはしないと懐妊を認め他の人は証言は変えるが殺された者は証言を変えた方でした。
だが長年の功に免じて家族は助ける、奇麗に死ねと沈太医に告げると罪人などに陛下の子は産ませられないと言います。安神湯が用意されたので仇煙織は神才軍の袁醒と石渊を争わせるよう指示していた厳修の帰りはまだかと内心慌てます。
そこに鎮呉軍が出陣したとの報告が入ると程兮は仇煙織を人質に取ります。仇子梁は仇煙織を守るために程兮を解放させると駆け付ける厳修から遠醒が死亡し石渊が行く不明だと知らされます。
程若魚と仇煙織が神才軍の内紛を起こさせたのだと察する斉焱は混乱している間に程若魚を抱き抱え、迎えに来た李得昀たちと共に皇宮に戻ります
仇煙織が程兮の人質に取られ将棋営が混乱しているうちに韓定に鎮呉まで弥紗を遅らせていた斉焱は兵権を取り戻し内憂外患から脱却できると程若魚に告げます。しかし仇子梁は必ず反撃に出るので油断はできません。
自分の身が護身符となるために敢えて拉致されていた仇煙織は第三の人物はお前だろうと程兮に言い放ちます。
29話・つかの間の幸せ
右相に助けられ将棋営に戻る仇煙織は「己のすることは宦官一派を除き国を再興することだ」と言われたことを厳修に告げます。
厳修は息子が手中にあるので江定は口を割らないだろうが幸い目が覚めないが袁醒がやっかいだと言われます。死んではいないのかと驚くが配下をすべて入れ替えているからいつでも殺せると言われます。
斉焱は珖王に程若魚の治療をさせると骨が接げると聞いて胸をなで下ろします。
仇煙織は新任の石車を連れて仇子梁が戻ってきたと知り向かいます。鎮呉軍が郡主を連れ戻すと進軍していると知り程兮はやはり結託していたかと告げます。
袁醒と石渊が争い神才軍が四分五裂の状態になったことで李得昀からの進言通り斉焱は仇子梁の監督不行き届きにより大将軍を職を解き後任に韓定を据え兵権を奪い取ります。
斉焱は石10万銭を与えるとして石渊と程兮の情報を民に呼びかけます。その夜、寝室にまで侵入してきた石渊に襲われ斉焱は負傷して気を失い共寝していた程若魚は仇子梁がやってきたので気を引き締めると、騒動の報告を受けてやってきた仇煙織に頷かれます。
斉焱はもって後一カ月だと診断を受けたので程若魚は驚くと、仇子梁は昏睡状態の陛下の前で石渊の尋問を行います。
斉焱は死が迫っているのを察し、程若魚に美人の位と良田を与える、朕亡きあとは故郷に戻り再嫁することを許すと勅命を出します。
30話・第三の人物
斉焱は程若魚に美人の位と良田を与え、朕が死ぬまでしばらくそばにいろと告げます。
仇子梁は目を覚ます袁醒のもとを訪ねると石渊に殺されたから家族の仇を討ちたいと言われます。神才軍の内紛を引き起こしたとされるひげ面の男を捜していたが「私の甥・袁霖のことですか」と言われます。
昨夜、乱闘の末に死亡しており確認すると厳修と似ていました。仇煙織は何にせよ仕組まれたことが確実なので石渊を推挙した江定から調べるべきだと進言します。
仇子梁はひげ面の男が厳修とは別人だとされ釈然としないものを感じていました。斉焱の影に隠れ自分の事を熟知し将棋営と神才軍のすみずみまで詳しい者だと右車に告げると将棋人のことかと聞かれます。
程若魚が兆儀に向かったと嘘を付き、おそらく程兮をわざと逃がし無傷で戻ってきたのだろうと言います。すると仇煙織よりも右相と右士は親しい間柄であり二人の方が怪しいと言われます。
その頃、右士は「やはり疑いの目が向けられた、仇煙織は右車に監視されている」と右相に報告します。
将棋営は鞍王と生死を共にせよ仇子梁から命じられた事もあり仇煙織は私や右相は鞍王に手が出せなくなったと思います。鞍王が死ねば冊封式典は意義を失うので逆賊どもを成敗する好機なんだと厳修に告げます。
斉焱と程若魚のもとに右士が潜入してくると、砕骨刑なら治せないから手加減して痛みだけ味わせていたのだと言われ治療を受けます。体が動かせるようになった程若魚は斉焱の看病をし口づけます。
仇煙織は左車に捕らわれた弥紗が殺され、右相の監視を命じられたのは右士だと厳修から報告を受けます。右士は右相の行動を封じることしか身の潔白を示せないし李得昀は監禁され陛下は動けないので計画が丸つぶれだと囲碁版に八つ当たりします。
程若魚は斉焱にどうしてもと頼まれ鞍王のもとへ向かうが仇煙織と厳修に見付かってしまいます。仇煙織は将棋営が取り潰されても5年で再建できるため斉焱を守るために鞍王を殺す気でいました。