与君歌~乱世に舞う運命の姉妹~
歴史事件をベースに描かれたチョン・イー&チャン・ユーシー共演の中国ファンタジー歴史ドラマ
与君歌・どんな話?
勢力が二つの派閥に別れる大興王朝の時代。
実権を握れない若き皇帝の武宗・斉焱を守る紫衣局、そして斉焱を即位させたものの皇権と大臣を支配するために将棋営を主導する大宦官・仇子梁。
紫衣局の程若魚は皇帝の護衛官として宮中に入り、仇子梁の養女・仇煙織は思惑を抱きつつ斉焱に近づいていく。
そんな二人は家族を殺され長年離れ離れになっていた姉妹であることを知り・・・
与君歌のキャストは? チョン・イー&チャン・ユーシー共演
斉焱(チョン・イー)
実権を握られている若き大興王朝の皇帝。
程若魚(チャン・ユーシー)
紫衣局の尚宮・程兮に育てられ執剣人となり皇帝を守る
斉宸(ハン・ドン)
斉焱の皇叔、仇子梁と斉焱から王権を取り戻そうと計画
仇煙織(シュエン・ルー)
仇子梁の義娘、暗殺組織将棋営のリーダーだが後に程若魚と姉妹だと知り・・・
仇子梁(ミッキー・ホー)
陰険かつ狡猾な権力を持つ大宦官、仇煙織が殺した宰相の孫とは知らずに育てる
ネタバレ鑑賞感想
31話・冊封式典の前夜
斉焱は鞍王に会いに行き臨終の先帝から問われた同じ質問をします。己をいたわり弟と妹の面倒を見ると誓ったので最後の質問はせずに去ります。
皇宮まで送ると厳修が馬車を用意してくれていたので程若魚は斉焱を支えながら乗り込みます。斉焱は最後の質問は「勝てるか?」だったが自分が成し遂げていないので鞍王に強いるのは酷だと告げ、大志を抱きながら終える人生、無念だと嘆きます。
右士の助けて復活する程若魚は陛下の薬も置いて行ってくれたので第三の人物助けを待つより動かねばと励まします。
仇煙織は勝手に右車が部屋に侵入していたので戦闘態勢に入るが、過ちを回避できたので斉焱と程若魚に感謝をするべきと言われます。
鞍王を殺す企ては右車に知られていたようだと察するが行動の原点は仇子梁ではなく右相だと見抜きます。左相に会いに行こうとすると冊封式典の前に会えば疑いを招くと拒否され鞍王も守る気なんだと気付きます。
仇子梁の命で尚衣局が鞍王に礼服を届けに行くがそこには程兮を含む紫衣局が紛れていました。程兮を隙をついて護衛を始末すると鞍王に剣を振り上げるが突如現れた右士に剣を払われると右相が現れます。
しかも紫衣局の玉娘たちにも一斉に剣を向けられ何度も阻止されなければ成功していたと訴えるが右相の暗器によって気を失い運ばれて行きます。
仇子梁は龍袍を着る鞍王がとても似合っていたので喜び冕冠を被せます。満足して笑うがいきなり鞍王が花から出血してそのまま息を引き取ったので目を疑います。
32話・右相の正体
目を覚ます程兮は勝ったと思ったら大間違い、鞍王はもう死んだと右相に告げます。龍袍の生地を甘草に浸していたんだと教え、それだけでは殺せないが芫花を仕込んだのは誰か知りたくないかと訴えます。
天下と国を救いたければ方法は即位しかないのだと訴えます。
冊封式典の時間だと右車に言われる仇子梁は直前で駒を失ってしまったので斉焱を呼ぶよう命じ、譲位は見合わせると公布します。
程若魚の看病を受けていた斉焱は朝議に行くよう言われ向かうと鞍王が亡くなったと李得昀から知らされます。毒殺だと知ると病は完治しないだろうから万が一に備えよと告げます。何であんな弱音を吐いたのかと程若魚に聞かれ、倒れた時に李得昀は兆儀軍と神才軍を掌握していたのに簡単に捕まってしまったと告げます。
仇煙織は右相が訪ねてきたので程兮が打ち明けたのだろうと察し、今更来ても手遅れだと告げるが右相が仮面を剥がすと珖王だったので驚きます。
確かに祖父・王揚の旧友であるため斉焱と鞍王を助けようとしたのかと謎が解けるが先帝の遺詔を探すために右相になったのか聞くと仇子梁の勢力をそぐために将棋営に間者を送り紫衣局という外敵を作ったのだと知らされます。
「一族を滅ぼされ敵を父として危ない橋を常に渡ってきたのに私の正体を知っておきながら何でずっと隠していたんだ、祖父が先帝の遺詔を守って殺されたんだ」と責めます。
仇煙織は袁醒が髭面の男を甥だと庇った時に右相に買収されたか仏見笑に侵されたかどちらかだと疑っていました。仏見笑といえば珖王なので程兮と手を組めば右相が会いにい来ると読んでいたのです。
珖王は13番目の皇子であるが献宗に該当する皇女はいないので姉だと称している程兮は献宗の娘ではないと厳修に告げます。おそらく斉清が謀反を起こして殺されたあと鄭氏は後宮に入り珖王を産んだので程兮は珖王の同腹の姉だろうと告げます。
程若魚は仲の良い姉がいたこと、そして韓岳のお菓子を食べた事があることを思い出し斉焱に告げます。韓岳は左金吾衛大将軍であり高位高官が作ったお菓子を食べれる子供はただ者ではないと言われ出自が分かるかもと喜びます。
斉焱は韓岳のお菓子を食べれる子供で8年前に程兮に引き取られたという事は朝露の変の犠牲者で自分が取り潰し一族を滅ぼしたかもしれないと嫌な予感を抱きます。
張疆が盧従の残党を率いて侵攻したらしいがほぼ名前しか出てこないし問題ないでしょうww
33話・策略の応酬
程若魚は自分が張疆を殺すと名乗り出ると陳胤台は節度使となるため勅許を得ようとして潜入を許したが警戒を怠らぬ張疆に単騎で向かっても無駄だと斉焱に言われます。
廬従の乱を平定するため張忠如を遣わすつもりでいたがそれでは解決しません。各地の節度使たちに派兵させようと思い付くが仇子梁が節度使の兵力を使わせないように邪魔してくるはずだと告げると程若魚は国の危機に言語道断だと怒ります。
宦官にとって皇帝など誰でもよく暗愚であればあるほど都合が良いのだろうと斉焱は言います。
珖王は程兮を目覚めさせると張疆に挙兵させたなと問い詰めます。いくら言っても斉焱から皇位を奪うつもりのようだったので内力を奪い連れて行けと遠都に指示します。そして神医に今は待つ時、平定してから再び計画を進めようと告げると10年も待ったのにと言われ師兄に頭を下げます。
仇子梁の侍衛に包囲されている斉焱は朕を救いたいなら恒安から去れと程若魚に告げます。反乱を平定し民を生かすため、戻るまで必ず持ちこたえると説得します。
そこに太皇太后が包囲を振りほどきやってきたので挨拶すると執剣人の務めを果たしていないと程若魚は責められます。子は無事なのかと聞かれたので斉焱は流れたと告げると、だったら用済み出て行けと太皇太后は激怒します。
程若魚は先ほど陛下に言われた言葉を胸に皇宮から出て行くが必ず仇子梁の追手から身を守って見せると決意します。斉焱は太皇太后に付き添ってやってきた李則寧に弓を持って行けと告げ、互いに一人ずつ追い出すのだから公平だと太皇太后を黙らせます。
仇子梁は程若魚は密命を受けて皇宮を出たはずと疑い探らせると兵符がないと報告を受けます。地方勢力を動かす気かと疑い右車に追跡を命じて程若魚を捕らえるが兵符を持っておらず神才軍が暴動を起こしていると仇煙織から知らせを受けたので尋問を託し向かいます。
仇煙織は太皇太后に一芝居売ってもらって程若魚を追い出してもらい兵符を持っているように装い、今頃兵符は李得昀に届いているでしょうと告げると程若魚はその通りだと認めます。