与君歌~乱世に舞う運命の姉妹~
歴史事件をベースに描かれたチョン・イー&チャン・ユーシー共演の中国ファンタジー歴史ドラマ
与君歌・どんな話?
勢力が二つの派閥に別れる大興王朝の時代。
実権を握れない若き皇帝の武宗・斉焱を守る紫衣局、そして斉焱を即位させたものの皇権と大臣を支配するために将棋営を主導する大宦官・仇子梁。
紫衣局の程若魚は皇帝の護衛官として宮中に入り、仇子梁の養女・仇煙織は思惑を抱きつつ斉焱に近づいていく。
そんな二人は家族を殺され長年離れ離れになっていた姉妹であることを知り・・・
与君歌のキャストは? チョン・イー&チャン・ユーシー共演
斉焱(チョン・イー)
実権を握られている若き大興王朝の皇帝。
程若魚(チャン・ユーシー)
紫衣局の尚宮・程兮に育てられ執剣人となり皇帝を守る
斉宸(ハン・ドン)
斉焱の皇叔、仇子梁と斉焱から王権を取り戻そうと計画
仇煙織(シュエン・ルー)
仇子梁の義娘、暗殺組織将棋営のリーダーだが後に程若魚と姉妹だと知り・・・
仇子梁(ミッキー・ホー)
陰険かつ狡猾な権力を持つ大宦官、仇煙織が殺した宰相の孫とは知らずに育てる
ネタバレ鑑賞感想
37話・帰る家
凱旋した程若魚(王若泠)は斉焱のあとを尾行すると自雨亭に行き着きます。潜入すると仮面姿の亡骸が棺に横たわっていたので自分の偽物なんだと察します。
「出て来い、後を付けたのに会わぬか」と言われ、気付いてくれていたんだと喜び駆け寄って思わず抱きしめるが偽者扱いされたので仮面を外します。
将棋営の歩哨舎の密書を投げつけられたので確認すると「程若魚に似ている凌泠に盧従の乱を平定させ戦功者として凱旋後計画を進める」と記されていました。
斉焱に偽者扱いされショックを受ける程若魚は要求通り出て行きます。厳修から妹に恨まれたんじゃないかと言われる密書を仕立てた仇煙織は斉焱に付きまとうよりマシだと告げます。
宴に参加しようとする程若魚は九天玄女陣を解けば行ってもいいと言われるが難しいので珖王に助言を求めに行きます。珖王に解いてもらい仇煙織に提出して宴へと急ぐと程懐智と会ったので協力を願います。
信用されなかったので二人にしか分からない質問をしてくれと訴え信用を得ます。しかし斉焱には別人だと訴えられたので、程若魚の体と声と心なのに何で気付かないフリをしているんだと訴えます。
仇煙織はこれからは私がいる場所が帰る家だと程若魚に告げます。将棋営で暮らす程若魚は冷静になりおそらく陛下は自分が本物だと見抜いていると告げるころ、程兮の行方が分からなくなったと右士から報告を受ける珖王は仇子梁を籠らせたのに余計な事をされては困ると思い麗蓉を見張らせ玉娘を遣わすよう命じます。
いや、にしてもよ、両想いなんだからそれでも共に生きればいいのよ。恋愛ドラマに在りがちだけど相手のために冷たい態度を取るパターン、これ一番嫌いなのよね。まさに堂々巡りになるだけだから・・・・
ただ皇位に珖王を据えたい神医が診ているのがちょっと怪しいよ。
38話・勝利まであと一歩
程若魚(王若泠)は仮面を付けて凌泠と名乗り将棋営で訓練に励みます。仇煙織は程若魚が斉焱に未練があるので出自のことは隠そうと決めていたが程兮の捜索を命じたらしいと厳修に知らされます。
程若魚に余計な事を伝えられたら困るとして程兮の捜索を命じると同時に、程兮の暴挙を阻む一方で手加減するよう珖王の伝言を右士から受けます。
珖王から居場所を知らされ厳修は踏み込むが程兮の姿はなく、調べると麗蓉や玉真坊の死士たちも姿を消していました。
仇煙織は珖王を訪ねると神医(田善)がいたのでやはり仲間だったようねと告げます。珖王は朝露の変の後に皇帝になろうとしたことを認めます。
遺詔が紛失し仇子梁は先帝を殺さずに軟禁したことで待つことにしたが妻子を殺された神医と出会い、仇子梁が籠るよう秘伝書の後半を偽装したのだと言います。
無遠大師ははるか以前に逝去しており秘伝書の後半の行方も分からないと知る仇煙織は皇帝の座を今でも狙っているのかと訊ねると珖王は分からないと言います。
程若魚は将棋営の兵士に呼ばれ向かうが偽物だと見抜くと玉真坊の死士で程兮が待っていると言われます。将棋営の衣が奪われたと厳修から知らされる仇煙織は凌泠がいないと気付き程兮と会う前に連れ戻します。
凌泠は程若魚だと疑っていた程兮は出自の件で釣っていたので、やはり程若魚だったかと確信し斉焱のもとに送り込んだ駒を使えば逆転できると笑みを浮かべます。
程若魚は予想通り死士がやってきたので後を追うと麗蓉と再会します。出自の件を聞くが尾行していた厳修が放った暗器が麗蓉の首に刺さり・・・・
39話・本当の名前
程若魚は麗蓉から出自を聞き出そうとすると厳修に殺されてしまったので剣を振り回します。そこに駆け付けてきた仇煙織に剣を突き付けるが殺せば答えは分からないし陛下と国の行く末を心配し剣を下ろします。
牢に入れられる程若魚は麗蓉は母親代わりでもある存在だったので「冷酷で非情、人の命を軽んじる仇子梁と同じだ」と仇煙織に言い放ちます。
斉家の王朝で支えるのは真の天子、命が尽きるまで戦うと宣言すると仇煙織は涙を流し引き下がります。
程若魚は麗蓉によって程兮の文が衣の中に入れられているのに気付き確認すると自分の出自、ほんとの名前は王若泠であることを知るが仇子梁と斉焱が一家を滅ぼしたと知り驚きます。
叫んで仇煙織を呼ぶと程兮の文を見せて書かれている事は真実なのかと訊ねます。麗蓉を殺してまで王揚の孫娘だと隠したかった理由はなんだ問い詰めると程兮のデタラメだというので彼女を人質に取り牢を抜け出します。
程若魚は尾行する死士を捕らえて程兮のもとまで案内させると珖王の屋敷でした。証人はいないが証拠はあると言われ発見された時に自分が着ていた衣を見せられます。自分の体から取り出した矢尻も渡されるが自分の物だという証拠にはならないのでそれを持って偽者の亡きがらが眠る自雨亭へ向かいます。
斉焱に矢尻と衣を差し出すと朝露の変で使ったもので王揚の孫娘が死んだときに着ていたと言われます。朝露の変での凶行は強いられたものだと信じているが犠牲者にしか痛みは分からないだと言い自分は王揚の娘・王若泠だと名乗ります。
珖王は皇帝になるとしてもきたない真似はしたくないのね、聡明なのよ。だから程兮をもっと遠くに護送させたのだが死士が尾行していたからまた助けられ都に戻ってくるのだろう。ちょっとしつこいなww